鯨統一郎のレビュー一覧
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邪馬台国が東北だって!?
そんな馬鹿なと思いつつも読み進めていくうちに、もしかしてありかもと思えてくるから不思議です。
真偽はさておき、こういう会話を酒の席で交わせたらとても楽しそうです。
桶狭間の信長は自殺する気だったという奇抜なお話もあります。
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物語に繋がりのある短編モノをよく書くイメージがある鯨統一郎さんの、正真正銘連続殺人モノ長編ミステリー。
空想と現実が交錯するJリーグのステージ戦が舞台となり、スター選手が次々と謎の死を遂げていくストーリー。
事件を描いた「ファンタジスタ」は誰なのか? 意外な犯人。そして、鯨統一郎さんらしい犯人の動機...続きを読むPosted by ブクログ -
とてつもないものを読んでしまったと思います。
でも読んでるときは手が離せず夢中で読みました。
いろんな事が同時に起こりすぎてて、でもなぜかにやにやしました。Posted by ブクログ -
沖縄にある、不良を更正する吉野ダイビングスクールに麓麗(ふもとうらら)は、来ていた。
女子高生であるうららは、前回の明治維新のタイムスリップの出来事が家出とまちがいられてここに入れられたのだ。(親は娘がいないことを理由に海外旅行)
経営者であり教官の吉野は、スクール生を連れて、海外ダイビングを行...続きを読むPosted by ブクログ -
タイムスリップシリーズ第1弾。「〜明治維新」がなかなか面白かったので読みました。
まずめちゃめちゃ面白かった!一気読みです!!
森鴎外が現代にタイムスリップしてくるのですが、モリリンというあだ名をつけられ戸惑いながらもどんどん現代の利器に馴染んでいく姿が、かわいいし可笑しいです。携帯の扱いを一晩で...続きを読むPosted by ブクログ -
2009/1/10 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
2012/5/11~5/12
マグレ警部シリーズの第三弾。
いやいや、バカミスもここに極まれり、という感じ。ブラックローレライとマグレ警部の歌合戦による全面戦争。そうきたか~。鯨さんの作品を読むといつも思うが、良くもまあこんなことを考えるものだ、...続きを読むPosted by ブクログ -
■内容(「BOOK」データベースより)
何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に突き当たり、鴎外を狙...続きを読むPosted by ブクログ -
心理学に興味があって、でも堅苦しいのはちょっと・・・と思っている人にお勧めの1冊。ユーモアと頓知の効いた、一気に読める短編集。キャラ設定もしっかりしていて、実際にあったら足を運んでみたい「なみだ研究所」へ、あなたも足を踏み入れてみませんか?Posted by ブクログ
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森鴎外が現代に来ちゃった、、そんなお話です。カルチャーショックの連続に落ち込む様もなく速攻なじむ森林太郎が素晴らしい。作家の想像力の素晴らしさを感じた一冊。Posted by ブクログ
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一気読みです。面白かったー。タイムスリップしたことに戸惑いながらも驚くべきスピードで“現代”に馴染んで行く森鴎外。最高です。フィクションだと分かってはいても、森鴎外って本当にこんな人物だったんじゃ…とついつい思ってしまいました。
鴎外以外の文豪や現代の作家さんの名前が数多く出て来るところも面白いで...続きを読むPosted by ブクログ -
彼女が事件を紐解くときに、ひとすじの涙が頬をつたう。。。
サイコセラピストである彼女の名前は”波田煌子”、煌く涙なんて洒落が効いている。
ただこの彼女、なみだ研究所なんてメンタル・クリニックの院長でありながら何の資格も持ってはいないのだ。
大学院修士課程を卒業し、臨床経験まである”僕・松本清...続きを読むPosted by ブクログ