鯨統一郎のレビュー一覧
-
萩原朔太郎、室生犀星、北原白秋、山村暮鳥などなど、
文壇メンバー総動員でミニ事件を解決していく推理小説。
室生君の朔太郎へのツッコミがとてもさえています。
この本の暮鳥は私の暮鳥イメージと一致しすぎて怖い…!
推理を楽しむというよりは、文士や偉人の登場や会話を
楽しみながら読みました。Posted by ブクログ -
2009/10/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2013/2/5〜2/6
作家、六波羅一輝シリーズの一作目。遠野の大地主の次女、有希子が白骨遺体として発見される。しかし、有希子は前日まで家族とともに過ごしていた。取材旅行に来ていた一輝と担当編集者のみなみであったが、次なる犠牲者が。
鯨氏...続きを読むPosted by ブクログ -
渋谷の女子高生・麓うららは、友達の七海にそっくりな男に風呂場で襲われた。
意識を失い目覚めたのは、幕末の江戸時代。
麻布にある長州藩の長屋の一室で目覚めたうららは、目の前の男に裸で倒れてるところを助けられた。
男の名前は、桂小五郎!
そして、実在しないとされていた森の石松に部屋から連れだされ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイムスリップシリーズ第3弾。このシリーズ読めば読むほどハマります(笑)今友だちに布教中。
主人公が古代インドにタイムスリップしてしまうのですが、ブッダがオカマという笑える設定で、あの手この手で布教する様が面白いです。替え歌サイコー(笑)Posted by ブクログ -
崖から転落死したはずの兄から連続して届く、謎の手紙。明子はマンドリン教室の仲間である萩原朔太郎に相談を持ちかけるが…。「真実は、論理を超えたインスピレーションの中に隠れているもの」と豪語する朔太郎が挑む、七つの不可能犯罪。
------
実在の萩原朔太郎という詩人の実際の詩をモチーフに,物語を作...続きを読むPosted by ブクログ -
鯨さんの作品は好きなのが多いです。
とんでもない発想をちゃんとつじつま合わせてミステリーにしちゃうところがすごい!といつも感心。
リアリティーがないとか、けしからん!とか堅いこと抜きに、軽いノリを楽しみましょう♪Posted by ブクログ -
2009/1/10 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
2011/12/8〜12/10
親の敵討ちを狙いながら、悪人どもを成敗する正義の赤頭巾侍としても活躍する久留里一太郎を主人公とする連作ユーモア時代ミステリ。毎回同じような展開ではあるが、定型の良さ、つまり水戸黄門的安心感がある。こういう作品は徹底的...続きを読むPosted by ブクログ -
ほんてにトンデモでした!笑
ダイビングの先生と女子高生が釈迦の時代にタイムスリップしちゃうんですが、いろんな有名人があんなかたちやそんなかたちで共演しまくりですごく楽しかったです。だってブッダがオカマちゃんなんだぜ…。老子がぴちぴち女子なんだぜ…。
私は仏教高校出なのでにやにや倍増で読めました。
知...続きを読むPosted by ブクログ -
2008/7/29 ジュンク堂書店住吉シーア店にて購入
2011/9/17〜9/21
空海が探偵を務める室町シリーズ。
いろは歌に秘められた暗号については、いくつか作品があるが、鯨氏はそこに「薬子の変」の謎が隠されている、という設定で、空海を探偵としその謎を探らせる。
いやいや、いつもながら、よ...続きを読むPosted by ブクログ -
題名からもうすでにおもしろいんです。いやあおもしろいです。朔太郎主人公、名探偵。当時の人々がたくさんでてきてコミカル。話ごとに、朔太郎の詩がついてるのがおもしろいPosted by ブクログ
-
今作はなんとうらら自身が幕末の江戸へとタイムスリップしてしまいます。同じシリーズでも前作とは少し違った感じで楽しめました。
日本史が苦手なので読むか否か、最初は相当迷いましたが、いざ読み出すとこれが止まらず一気読み。色々と面白い場面があるのだけれど、中でも坂本竜馬を「坂本ちゃん」と呼び、竜馬本人に...続きを読むPosted by ブクログ