井上ひさしのレビュー一覧
-
何気なく手に取った本。ひっさしぶりに惹き込まれた!湊かなえの新作が出ない間はいつも本マイゴになる。だがしかし!めっちゃ面白かった!たぶんまだまだ伏線理解できてないけど(笑)いや〜!好きすぎる。料理でなにかしら煮込んでる間にも読んだりしてた(笑)Posted by ブクログ
-
上巻感想参照。
この容量での上中巻、一切だれる事なく面白しろさが続く最強(狂)のブラックエンタメ作品だと思った。
ラストも完璧、とてもいい読書体験だった。Posted by ブクログ -
伝説の天才打者、横浜大洋ホエールズの田中一郎選手。昭和54年度は本塁打56本、打率4割7分4厘という驚異的な記録を打ち立てた彼は、実は盲人だったのです。
その彼を先導したのが、盲導犬でした。
この物語は盲導犬チビの目線で描かれています。田中一郎もスゴいけど、このチビがまたスゴい!野球のルールを知りつ...続きを読むPosted by ブクログ -
レーニンの手紙にそんなに価値があるのでしょうか。手塚治虫の『アドルフに告ぐ』のヒトラーの出生証明みたいなもんだけど…。でも、『東京セブンローズ』の対ソ連版みたいな感じで面白かったけどね。Posted by ブクログ
-
ネタバレになるか分からないですけど念の為。
本屋で堂々と売り出されていたのでつい購入。短編集なので読みやすいですし、想像をふくらませながら読み進められるので楽しいです。
最後の話で、まさか繋がってるとは…とびっくりしました。読み返すのも楽しいですね。Posted by ブクログ -
分厚い単行本を一日に12頁ずつiPadで撮影して、通勤電車での読書の友にしていました。
戦時中そして戦後すぐの日本の首都東京の様子が描かれていて、当時の社会や家庭の様子、日本人の考え方や考え方の変化をありありと思い浮かべることができました。井上ひさしさんの「日本語」に対する思い、こうあるべきとい...続きを読むPosted by ブクログ -
「読んでいないなんてもったいない!」
「マニアだけが知っている」「隠れた名作ミステリ」
「濃密な人間ドラマ×圧巻の超絶技巧」
本当はこれのほかにも「オビ」に書かれた文言があるのだけど…自分基準のネタバレ禁止ポリシーに若干引っかかるため書かずにおきます。あー!おもしろかった‼︎
Posted by ブクログ -
原爆で父や友人を亡くし、自分だけが幸せになってはいけないと思い詰める。反面、新しい出会いに生まれ変わりたいと想う自分がいる。再生に向かう物語。
原爆だけではなく戦争のなかで加害者と被害者が同時に存在することの不合理。Posted by ブクログ -
帯が印象的。
40年以上前に出版された話題の本。
ほぼ手紙で構成された連作短編ミステリー。
最後のエピローグがとにかく凄い。
言葉の節々から伝わってくる背筋がゾワッとする世界観にも不思議な魅力が。
お気に入りは鍵と里親。Posted by ブクログ -
井上ひさしさんも、亡くなられてから10年。(佐野洋子さんと同じく)
最初から、最後の松山巌さんの〆の解説文「中継走者としての読書」まで面白かった。
読んで良かった。
多分これから何度も何度も読み返すことになるだろうな。
それにしても、東日本大震災の前にお亡くなりになったとは思えないほど、“今...続きを読むPosted by ブクログ -
「明るい勇気」をもらえる本。
実際に小学生に話された内容が元になっている。
なんと分かりやすく、勇気をもらえる本だろう。
国のことや憲法のこと、平和のことが、この1冊に凝縮されている。
「主権者教育」の第一歩に!Posted by ブクログ