井上ひさしのレビュー一覧
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俺に読書の面白さを教えてくれた一冊です。
井上ひさしが、大学時代のエピソードを元に
作られた作品らしいが、本当に面白くて、
一気に読める(笑)
三人の貧乏学生が、色々やらかして、
モッキンポット師を怒らせたりするんだけど、
そのやり取りがすっごく面白くてね(笑)
今から30年前に、当時読書なん...続きを読むPosted by ブクログ -
軽妙洒脱な語り口だが、内容は重厚なのはさすが。言葉について色々思うところがあったが、なんとなく同じことを考えている人がいるんだなぁと同意するところ多し。昭和56(1981)年に出版されたものだが、古くならない。Posted by ブクログ
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なぜ憲法改正なのか。
本当に日本国憲法は時代にそぐわない黴の生えた代物なのか。
本当に日本国憲法では日本人は主権者としてのアイデンティティを確立できないのか。
あらためてそういうことを考えさせらえれました。Posted by ブクログ -
台本であり、読みやすい。
幸せになることに対しての娘の葛藤、父の心配、そして、幽霊として娘のそばにおり、娘がそれを受け入れているというユニークな設定。あたたかい。Posted by ブクログ -
この作品、何が面白いのかわからないけれど、どんどん読み進んでしまうこともなく、ゆっくりゆっくりの読み方だったけれど、何だかじんわりと面白い作品でした。
とてつもなく大っきい人物のモッキンポット氏にまたまたとてつもなく破天荒な3人の学生が反応していく、光合成みたいな力の出るお話でした。Posted by ブクログ -
井上ひさしが十代の少年だったころ、学校の先生は、生徒たちに「君たちは20代前後までしか生きられない」と話していた。戦争の時代だったからだ。でも井上ひさしは20代よりずっと長く生きている。戦争が終わったから。そしてあの敗戦後に、日本が戦争に巻き込まれることは最近まで無かったから。
私たちの憲法は美し...続きを読むPosted by ブクログ -
「偶然の出会い」の一冊。
井上ひさしさん、今から10年も前にこの本を書いたんですね。きっと、改憲への風を肌で感じていたのだと思います。
命を大切にする教育=戦争を二度としない教育
でもあると僕は思います。
あとがきまで、じっくりと読みました。
一文一文、一言一言を大切に大切にしながら読みま...続きを読むPosted by ブクログ -
日本のかたちの憲法、今まであまり考えてこなかった。井上ひさしさんの言葉といわさきちひろさんの絵で、憲法が身近でなんて温かい決まりなんだろうと思った。絶対日本は戦争に加担する国になっちゃいけない。Posted by ブクログ