井上ひさしのレビュー一覧
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初めて読んだのは高校生の頃だったか。。
その後、時折、読み直してしまい、結局何度読み直したことか。
読み直すたびに、気付かされることがある。
「笛吹き峠の話売り」が一番好き。Posted by ブクログ -
じわりとした恐怖や、じわりとにやり。
遠野の世界は、こんなところ?
恥ずかしながら柳田国男を読んでいませんが、井上さんならではの優しさも、きっと込められているのだろうなぁと思いながら読みました。Posted by ブクログ -
故 名古屋章さん(だったと思う)出演の舞台を先に見て、衝撃を受け原作を読みました。防毒面をつけて・・・のくだりはやはり舞台のほうが迫力がありますが、ほのぼの優しい登場人物と戦争の対比が正体のしれない不気味さを感じさせる名作だと思います。Posted by ブクログ
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リベラリズムと表裏一体のニヒリズムを
ユーモアとして昇華しきっている
一歩間違えれば陰惨になりかねない題材を
よくぞここまで笑える小説に仕上げたものだ
挿絵を杉井ギサブローさんが描いてますPosted by ブクログ -
残念ながら、筆者が他界されてから初めて筆者の事を意識し、この本を取りました。この本からは本への愛情、笑いへの思い、それらひっくるめて人への愛情が本当に感じられました。正にこの本のタイトル通りおもしろく読ませていただきました。氏のメッセージに背くことなく次代を担っていきたいという思いにかられました。Posted by ブクログ
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小学生の時大好きだった本。ふと目について読み返してみたら、やっぱり面白い。けど、小学生の時には思わなかったことを考える様になっていた。軽くて深い、井上先生の傑作。Posted by ブクログ