酒井順子のレビュー一覧
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「男尊女卑」ではなく、作者ならではの造語「男尊女子」。一見、「?」と思われがちかもしれないが、しかしこの「男尊女子」という視点から見えてくる現代日本の本質的な問題や状況がみえてくる。Posted by ブクログ
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作者『バブル・コンプレックス』と姉妹本に位置づけられる本かと思います。本書は、若い頃には理解できなかったけれど、中年世代になってみて分かってきたこと、また若い頃とは違った楽しみ方なども書かれており、中年世代の生き方が、ポジティブ(しかし、少し自虐的に面白く)に書かれているように思い、勇気をもらえます...続きを読むPosted by ブクログ
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バブル世代も50歳代を通り過ぎて60歳間近。自身もバブル世代である著者が、自虐ネタも含めて、バブル世代の特徴を分析している。しかし、同じバブル世代といえども、高校・大学・就職と東京や首都圏で過ごした層と地方で過ごした層とには、若干の違いがあるとも思われる。とはいえ、こうしたバブル世代を通して、戦前・...続きを読むPosted by ブクログ
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この人って同時代に生きてる人たちの微妙な心の襞みたいなものを描くのが本当にうまいと思う。毎回、あ〜そこそこそうそうと思う。なんというか痒いところに手が届く考察。
そう!みたいな感想ではなく、そうなのよ〜…と三点リーダーがつく感想。
でもそれはひょっとしたら私が酒井さんと同世代だからかもしれないけど。Posted by ブクログ -
爆笑した。少子化にまつわるおふざけエッセイ。いや、半ば真面目かもしれませんが…。九州女子のわたしからすると、リベラルな家庭に育ったサカジュンがうらやましくもある。サカジュンのアラサー時代のエッセイはノリに乗っていてすごい。今の丸くなった彼女の筆も好きよ!Posted by ブクログ
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面白かった〜!後期のオリーブを読んでいたときは女子大生でしたが、大好きでした。オリーブ。今はクウネルやリンネルにオリーブの魂は生きているのですね。酒井さんの本、本当好きです。初期オリーブがアメカジ志向だったとは知りませんでした。今もこんなロマンチックな雑誌があればいいけれど…難しいんだろうなあ。Posted by ブクログ