酒井順子のレビュー一覧

  • 容姿の時代
    笑えた。専業主婦向け雑誌を読むのは馬鹿ばっかり・馬鹿丸出し と思っている とか。
    皆が心の深層で感じていることを気づかせてくれる。
  • ひとくちの甘能
    ◆人間は甘いものと辛いものを交互に食べる習性を持っているそうです。
    ◆たまにメリーゴーランドに乗ると思いのほか楽しいように、ホットケーキというのは大人にこそ必要なお菓子なのかもしれません。
    ◆身体もしくは精神が、重篤な疲労状態にある時に、ただゴクンと飲みさえすればいいホットチョコレート。

    ◆うまく...続きを読む
  • 駆け込み、セーフ?
    負け犬の遠吠え が 話題になったとき 呼んでみたのですが あまり 文体が あわず 避けていましたが たまたま チャレンジしてみたら おもしろかったです。 短編で テーマが それぞれ 違うものでしたら あいそうです。
  • ひとくちの甘能
    鯛焼きの表紙に惹かれ買っちゃいました。
    もう、甘いのスキな人には
    たまらんちょたまらんちょです(´Д`)
  • 枕草子REMIX(新潮文庫)
    春はあけぼのぉ~・・・・・・
    だけじゃない。
    枕草子を再び、乃至、新たに知る事が出来る、現代女性と平安女性のコラボレーション随筆集。今も昔も、人間の根本は変わらないのね~。と、頷いたり苦笑したりの一品。
    良い子ちゃんぶるだけの女性なんて、詰まらないと思いませんか?
    なんて、耳元で囁かれてるみたい。
  • 都と京(新潮文庫)
    文庫本で読んでいたら、河原町のBOOK1stにあったので購入しました。
    心地よい都会の孤独感を味わうには良い本です。それでもって、京都の街をときどき歩く東京人として納得することも多いです。(この項続く)
  • 女の仕事じまん
    好き。
    一方的でない見方が好き。
    ちょっと皮肉るところが好き。
    そしてちょっと自虐的になっちゃうところが好き。
  • 都と京(新潮文庫)
    「負け犬の遠吠え」で有名なエッセイスト、酒井さんの著作。高校生時代から連載を抱えていた(!)だけあってサクサク小気味良い文体で、東京と京都の違いを探り出す。そこで試みているのは今や日本中に広まった東京的価値観に晒すことで、京都的価値観を浮き彫りにするということ。
    ぜひ京都に縁ある人は読んでみて!
  • 負け犬の遠吠え
    よかった!!

    本当に、面白かった、っていう感想がぴったり
    負け犬なんて人ごと♪と勝ち犬への方程式をクリアしていくのか、
    負け犬になるべくして、心の準備体操をはじめるか。
    備えあれば憂いなし
  • 制服概論
    文春文庫でレビューを書くが、実は僕が読んだのは新潮であることをここで断わっておきたい。ただ、先日の本交換の際に渡したものが文春であったのでそちらに合わせておく。

    これは女性視点によるフェチズムの本であるが、それは異性に求めるフェチズムのような生易しいものではなく、「制服」という文化に対して必死に「...続きを読む
  • 世渡り作法術
    女子が書く女子による女子のためのマナー本かな(笑)
    女子っていうのは若いオナゴに限らず、子あり、子なし、夫あり、夫なし、彼あり、彼なし メスであれば読んで タメになると思います。
    ・女友達と海外旅行に行きますか?
    ・友達の子供がブサイクだったらどうしますか?
    ・オープンカフェでどこに座ります...続きを読む
  • たのしい・わるくち
    最高です。
    ブス・おっちょこちょい・自慢しい・ヤリマン・アバズレ・貧乏くさい・カマトト(死語だけど)etc 
    悪口はいけないことってわかってるけど、やめられない。いけないことだからこそ、言うと楽しい反面・・不安にもなる。
    悪口の壷があう人とは仲良くなれる(笑)
    あのひとあれだよね・・・え そ...続きを読む
  • ごはんの法則
    やめられない、とまらない、かっぱえびせんの話。おいしいからやめられないのか、やめられないからおいしいのか。
    乾杯のときの「あ、うん」の呼吸の難しさ…

    食に関する、無意識の行為を、好奇心たっぷりの目で突っ込んでくれる。

    おもしろい!!
  • 少子
    2007年10月16日
    くだけた文章。かなり笑えた!そうだよね、少子化しょうがないよね、って思う。子を産んで自分で育てるメリットが明確じゃない。兄弟がいて楽しいんだから、子どもがいても楽しいんだろうけど。。。
  • たのしい・わるくち
    何気なく手にした本。面白い面白い。一気読み〜佐藤愛子さんや、林真理子さんのエッセイにも繋がるものがある・・イジワルさが最高。楽しめる。笑える。元気が出る。実は、負け犬の遠吠えは読んでないのだが、さっそく読まなくちゃ〜
            2007.12
  • ごはんの法則
    食にまつわるエッセイ。
    共感する話も多いです。
    特にナポリタン。ナポリタンは高級じゃダメなんです。
    とにかく面白い。
  • 少子
    子どもを生む人、生まない人。私がどっちになるかはわからないけど、面白かった。生まない理由もなぜか共感した。酒井順子さんの書いたものは爽快で的を得ていて、考えさせられることもあってこの本を読んで以来はまってしまった★
  • ごはんの法則
    この人のエッセーは本当に面白い。
    中に出てくる彼女自身は決してかっこつけては居ないし、むしろかっこよくない姿が多い。だけど文章自体がとてもクールだ。だからとても良いのだと思う。
     
    余談ですが、「他人の空腹」という項は、まるで自分の事としか思えない。世の中には仲間がいる!という喜びに打ち震えました。...続きを読む
  • 少子
    酒井順子さんの開き直りが感じられる、少子化についてのエッセイ。子供を持つ人々と持たない人々との隔たりについて、面白おかしく分析してます。相変わらず、想像力がすばらしく羽ばたいてます。
  • ごはんの法則
    私が酒井さんを知ったのは『食欲の奴隷』という作品でした。その強烈なタイトル、そして「スナック菓子を開けたら最後まで食べずにはいられない」など、食べる事に対する執着心が私と酷似しており、物凄いシンパシーを感じてしまい、それから酒井さんの作品を読み続ける事になりました(もちろん、文章や目のつけどころもと...続きを読む