酒井順子のレビュー一覧
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昭和41年に生まれ、平成元年に就職した著者は自分たちのことを「昭和の最下級生」と呼び、本書では様々な世代との比較して論じる。その中では、この世代が体験した様々なもの(今の若い世代は知らないもの)やことが次々登場する。そのため、本書は読み手をかなり選ぶのではないか。同じ空気を吸った世代からは「あるある...続きを読むPosted by ブクログ
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今どきそこまでの男尊女卑はないよ…と全体的に古臭い感じがした。けど、そういう風に考えている人は表立っては言わないだろうけど(森喜朗みたいに)たくさんいるのかなあ、と思った。Posted by ブクログ
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中年達の間で大ブレークしたfacebook 同窓会が盛んになる中年期 リアルな悩みでありながらクスっと笑える「更年期」 老眼に白髪の悩みetc いわゆる「中年女性」であれば共感出来る内容で面白く描かれています。
「子ども叱るな、いつか来た道。年寄り笑うな、いつか行く道」 と言う言葉がありますが、...続きを読むPosted by ブクログ -
バブル世代の筆者によるバブル世代論。
酒井順子節は相変わらずでスッと読めた。私はバブル世代じゃないんだけど、バブル世代ってそうなのか〜って思った。私の知ってるバブル世代の先輩たちは、おしゃれで言いたいこと言う、なんか豪快な感じ。あの方達がバブルかあ〜と思いを馳せた。Posted by ブクログ -
キャリアウーマン的な人の話だから合わないだろうなと思いつつ読んでみたら意外と共感できるところが多かった。この人も丸くなったんだろうな。ただ専業主婦に対する描写が偏っていて、子沢山同様、二極化している現実も理解してもらえるといいなと思った。Posted by ブクログ
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様々なブームをフェミニズム的視点で著書なりに解説してるエッセイ、かなり読みやすい。
結局、カマトトして馬鹿なふりする女が一番可愛くって憎めなくて愛される、なんてすごくアホらしくて寒気がするのに、無意識ながら自分も演じていたのかもなあと思ったときにゾッとするよね、、、
あと自虐はしない方がいいPosted by ブクログ -
家族はいて当たり前ではない。というおわりの言葉が響いた。
生育家族と創設家族。
どんな家族とどんな風に生きていきたいのかは、個人がどう生きたいのかがまずあってのこと。
考えさせられた。
さまざまな家族があっていい。Posted by ブクログ -
現在活躍している作家による現代語訳。
正誤についてはわからないが
読み物として親近感を持って、大いに楽しめた。
古典文学を楽しいと感じられたのは初めてで
貴重な体験になった。
清少納言はインフルエンサーで
フォロワーが何万人もいそう
鴨長明はみうらじゅんみたいだし
吉田兼好は筑紫哲也のイメージ。
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