小川一水のレビュー一覧

  • 第六大陸1
    著者の作品の最初に読んだ作品。
    月面開発「プロジェクトX」をよりエンタテイメントな感じにした作品で、
    とても面白かった。
  • 第六大陸2
    非常に面白い。最後に夢が現実になるのはやっぱりいいね。しかし早送り的な印象を受けたから、土木部分だけでなく建設部分でのあれこれも描写してほしかったかも。
  • 妙なる技の乙女たち
    おもろかった。働く女性のバイタリティ溢れるお話。軌道エレベータの麓の街で頑張っている女性達が主役。

    7編の短編が入ってるんだけど、リアルタイムに登場人物が絡んだり、時間を超えて絡んだりしているので、単純な短編集って感じじゃないかな。
    昔よくあった、深夜の連続短編ドラマ枠でドラマ化してもらいたいw<...続きを読む
  • 風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下
    14世紀のドイツを舞台にした歴史小説だけど、そこは小川一水、しっかりとSFです。
    中世ヨーロッパにおける理不尽な成り行きや閉塞感。そんな中で逆境をはねのけつつ町を作っていく人々を描いた作品。物語の土台となっている星間生物であるレーズの存在が、ともすればご都合主義的に見えてしまうところあるけれど、それ...続きを読む
  • 風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下
    一気に読みました。満足。レーズもルドカーもいいけど、エルメントルーデとリュシアンの愛されっぷりはただ事じゃないです。しかし黒死病というのはヨーロッパにおける悲劇を代表するのか、作品に取り上げられることが多いですね。
    あと、巻末の解説でマイケル・フリン「異星人の郷」を取り上げられててちょっと笑。作者も...続きを読む
  • 妙なる技の乙女たち
    軌道エレベーターが建設された赤道直下に島を舞台にして、そこで活躍する女性たちを描いた連作短編。当然がっつりSFなんだけど、ものすごく地に足が着いた感がある。SFなので、架空の設定で書かれた架空の話であるわけだけど、描かれている息づかいがとてもリアルです。
  • フリーランチの時代
    自分も考えたことのある題材を扱っていた『Live me Me.』に特に圧倒された。本当にすごくてまだうまく言葉が出てこない。
  • 復活の地3
    最後まで頑張って読んで下さい。やっぱり甘っちょろいかもしれませんが、こうあれたらいいという希望がいっぱいでした。
  • 復活の地1
    全3巻、未曾有の大災害との戦いと壮絶な政治的ドラマの両方をSF設定で楽しめる骨太エンターテインメント。主人公、ほんとストイックだよなあ・・・そのへんの朴念仁ぶりもあわせてどうぞ。
  • 第六大陸1
    全2巻。
    月に行けます――
    月に基地を「建てる」小説です。文字通り、建設予定地の下見から、資材の運搬から、コンクリートの製造やら電力の確保やらも含めて全部、 建設業者とロケット業者とテーマパーク会社がやります。極めてシビア。でもすごくわくわくする。それにやっぱり日本人が活躍するのが嬉しいじゃないか。...続きを読む
  • 第六大陸1
    月面に結婚式場をつくるという幻想的な計画を現実可能な技術を取り入れながら、物語を描いていくのはさすがです。
  • 第六大陸1
    これぞSF。細かい用語はちょっとわからなかったが、すごく面白かった。キャラ設定がラノベ臭い所を除けば文句なし。最高。
  • フリーランチの時代
    あっけなく不老不死を得てしまった人類の話ということで、
    開始数10pで不老不死を得てしまう展開の早さにびっくり
    とはいえ、その後の人類の死に対して色々書かれていたので大変面白うございました。
    不老不死を得てそれで終わりだとちょっとSFとして話投げすぎじゃないかね・・と思ってしまうので。
  • 第六大陸1
    飛躍のない科学技術に基づいて書かれた近未来SF小説。優れた宇宙開発についての考察、未来技術の描写が現実感を増している。宇宙開発に携わる技術者のみならず、多くの人に読んでもらいたい作品である。夢のある未来が、力を与える。
  • 第六大陸1
    時代設定は西暦2035年。現在よりもやや進んだ科学力の設定が巧みで、まずそこに興味をそそられる。後半、第六大陸の意味が明かされていく下りでは、まさに第六大陸ですなぁと、大いに納得してしまった。
  • 第六大陸2
    一巻は確かに、緻密に計算されたリアルな内容であったのだが、いまいち乗り切れない感があった。しかし、二巻に突入して、ある事件を元に一気にハードSFであることを見せ付けてくれる内容となった。それを切っ掛けに、今までこの手の小説としてなかった状況が展開し、さらにこの物語の深みを構築しているのである。最後の...続きを読む
  • 復活の地1
    何気なく手に取った1冊でしたが、最後まで一息に読みました。もどかしい世間のしがらみを一刀のもとに斬り捨て、復興へと突き進むセイオが潔いです。
  • 第六大陸1
    小説版プロジェクトX、といった感じ。月に結婚式場を造るというプロジェクトは果たして成功するのか?
     とても読みやすい文章で、サクサク読めます。
  • ハイウイング・ストロール
    小川一水特有の冒険ワクワク感と主人公まっすぐ頑張る感と人間には希望がある感がよくわかる作品。この本の設定でつくったネットワークゲームを是非やってみたい!
  • 第六大陸1
    小川一水作品に最近はまっています。一番好きなのはこれ。プロジェクトXのような達成感と前向きさがステキです。