小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
    ジャイアントアークの意味が「放電」と「方舟」という意味で使われているのが印象的だった。
    ここから先は1巻の先に進んでいき未知の領域。どのように終わりを迎えるかが楽しみ
  • 天冥の標 IX PART1 ヒトであるヒトとないヒトと
    背景の2大勢力は今巻では出てこず、人間側の体制が定まりそうな展開を見せた
    いがみ合いばかりで未来なんであるの?と思っていたが、で少し希望が見えてきたかな?
    本当に地球連合軍が存在して追っかけて来てたり、超銀河クラスの戦いが幕を開けようとしてたり、これは次巻が楽しみである
  • イカロスの誕生日
    小川一水初期作の再刊。これは良作です。小川作品(特に現代もの)の女性像が少し苦手(不自然?)なのですが、本作はOKの範囲かなと。あと、テーマ性(進化?)があるのがよかったです。ゆうきまさみの表紙もあってますね。
  • 天冥の標 III アウレーリア一統
    わぁ〜今度はスペースオペラ系だ^_^
    1作目に登場したアクリラたち《海の一統》に繋がる人びとの話がメイン。
    物語の始まりである2作目からの繋がりも織り込まれ、長い長い歴史の過程を発見したり想像したりする、ちょっと他の作品には無い楽しみ方ができる、これはひょっとしなくても、ものすごいシリーズなのでは?...続きを読む
  • 天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河
    シリーズの今までの中で一番好きかも!
    被展開体ノルルスカインとミスチフの話。
    著者の作品の「老ヴォールの惑星」大好きなので、異性体モノやった〜\(^o^)/という感じ。
    こういう生命体を考えるのも楽しいし、小難しくなくむしろ愉快に書いてくださるから、すごく嬉しいです。
    「ノルルスカイン、旅慣れる」に...続きを読む
  • 天冥の標 IX PART1 ヒトであるヒトとないヒトと
    ーーーホモ・サピエンス MMS人 倫理兵器 二惑星天体連合軍 フェオドール 《酸素いらず》 《恋人たち》 カルミアン 被展開体ダダー ミスン族総女王 ミスチフ 万能植生 《救世群》 誰を討ち、何と結び、何処を救う。


    待ち望んだ『天冥の標』シリーズ最新刊
    それぞれのプレイヤーが、各々の持つ情報と目...続きを読む
  • 老ヴォールの惑星
    SF作品集。普段あまりSFを読まないので、頭ん中のいつもと違う部分が刺激されました。いきなり訳のわからない世界に放り込まれて、手探りで進む内に色々と判明してきて楽しくなり、もっと先へと進みたくなる。そんな感覚を楽しみました。
    過酷な環境の惑星に適した姿を得た知的生命体が、自分たちと別の存在へコンタク...続きを読む
  • 天冥の標 III アウレーリア一統
    前巻までの伏線を回収しつつ、新たな伏線を張る。圧倒的スケールで世界観を築きつつ、ストーリーもしっかりとしてる。読み応え抜群!
  • 妙なる技の乙女たち
    働く女性SF
    地続きのSFって感じで、30年後、40年後にあり得るかもと思える。
    短編それぞれの主人公は頑固で意地っ張りなところもあるが、それも含めて可愛い。
    頑張らなきゃなぁと思う。
  • 天冥の標 II 救世群
    前巻とは打って変わって、今度は現代が舞台のパンデミック。
    一巻に出てきた用語が登場し、どのような経緯でああなったのかも気になるのだが、この巻単体でも小説として十分に面白い。

    このシリーズはどこへ向かうのか、今のところ全く読めない。
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1
    やっと戻ってきた
    だいぶ前なので記憶も曖昧だが、読み進むに連れてよい感じで思い出されてきて、その行動の真意に気付かされる
    1巻の時は世界が不明やし政府は非道いけど何か事情ありそうやしで懐疑的なワクワクした読み進めだったが、大体を知った今となっては、やりきれなさがあるね
    でもまぁ逆に言うと、もう何もか...続きを読む
  • 天冥の標 II 救世群
    表紙絵、あれ?競技場?…と思いながら読みだすと、まさかのパンデミック医療系でした。ものすごく面白かったです。一気読み必至。
  • 天冥の標 II 救世群
    あれ?中身が別物だった?
    中の著者名を確認、目次を確認……やられた、まさかこんな展開になるとは。

    1巻がどんでん返しで謎が謎を呼ぶ状況で終わりながら、まったく別の話がスタート。しかもSFとは程遠い現代の東京と来たもんだ。しかも、同じ人が書いたとは思えないくらい文章のもつ雰囲気が違う。

    しばらく読...続きを読む
  • 老ヴォールの惑星
    読んでみたいと思いつつ、なかなか手を出せていなかったSFジャンルに、ついに挑戦しました。読みやすい短編(集)で検索していたら、こちらの作品が薦められていたので、手に取らせていただきました。
    発想は驚きに満ちていて、文体は非常に読みやすく、描写は丁寧で深い。初めてにして、とても良質な本に当たったのでは...続きを読む
  • 第六大陸1
    こんな面白い本を書く人がいたなんて知らなかった(実は既に「天冥の標Ⅰ」を購入済みだった-未読なり(^^ゞ
    分野としてはクラークの「楽園の泉」の系統。

    近未来2025年資源の枯渇から世界が平和主義に舵をとり、経済的には元気を取り戻した日本のゼネコン、御鳥羽総合建設と国産ロケットの夢にこだわって民間の...続きを読む
  • 第六大陸2
    少々冗長な感じもする2巻目であるが、かなり強引な設定を収めるにはこれぐらいの長さが必要なのでしょうか。
    小説であるためどうしてもご都合主義は否めず、神は乗り越えられない試練は与えないというノリで山有り谷有りを適度に盛り込んでいるという事も言えない事もないですし、最後はかなり強引とも言えるエピソードで...続きを読む
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
    地上へ向かうセアキやイサリ。咀嚼者と戦うエランカたち新政府とラバーズ。次々と現れれる異星人。記憶が暴かれ謎が解け、すべての流れが集まる。
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)
    感想。
    「ちょ、おいィ!?」
    はい、その一言です。笑

    シリーズ本なのである程度予想はしていたんですが、結果的に予想外な形になりました(^_^;)
    謎が沢山残っているので続きが早く読みたいです。
    あと、やはり小川一水さんの文章は読みやすくて、SF初心者の僕でもサラサラ読めるので良いですね(^O^)
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
    ーーー西暦2803年、メニー・メニー・シープから光は失われ、邪悪なる“咀嚼者”の侵入により平和は潰えた。絶望のうちに傷ついたカドムは、イサリ、ラゴスらとともに遙かな地へと旅立つ。いっぽう新民主政府大統領となったエランカは、メニー・メニー・シープ再興に向けた苛酷な道へと踏み出していく。ふたたび物語が動...続きを読む
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
    8巻の下巻にして、待ちに待った1巻の続きの物語が進んでいく。
    登場人物にとっての謎(読者は知っている)が少しづつ明らかになっていき、かつ役者も揃ってきた感じ。

    残り2巻(2冊とは言っていない)でどういう結末に向かっていくのか期待が高まる。