小川一水のレビュー一覧

  • 第六大陸2
    さすがに宇宙はアメリカ様のものである。日本が独自に月面基地を作ろうとしたら横槍がいっぱいどころか中止に追い込もうとする。
    さぁどうなるんでしょうか。ちゃんと基地は出来るのでしょうか。
  • 復活の地3
    この話がSFなのは大きな話の外的要因を現在科学では不能の超高度文明に任せている所なのだが、それがまた三巻の山場となる第二次震災と見事に絡んでくる。彼らは襲い来る震災にどう立ち向かったのか?その続きはぜひ貴方自身が確かめてください。巻末の参考文献は実際の地震を扱った物ばかりで役に立ちます。
  • 復活の地2
    日本人には馴染みの地震だけど、この話は関東大震災後の日本史を知るとより感慨深くなります。政府内の対立、外国の脅威、軍部の増大。彼らの取った選択はかつての日本と同じ道を辿るのか?必死に国を守ろうとした人々のドラマはここにも健在です。
  • 復活の地1
    惑星統一を果たした若き国家を襲った未曾有の大震災に人々はどのように対処したのか。第六大陸が好きな人なら、きっとこれもはまるでしょう。プロジェクトX地震編です。
  • 第六大陸2
    巨大プロジェクトともなるとむしろ順調に進む事の方が少ない。外国からの干渉、重大事故、環境団体の圧力を乗り越えて男達はプロの意識を持ってその計画を完遂せんとする。熱い男達のプロの仕事の完結にきっと貴方の魂は熱くなるでしょう。
  • 復活の地3
    もう一回同じ規模の地震が来る? 原因と解決策。今まで右往左往だった王女がびしっとするところがなかなか好きv
  • 第六大陸2
    いい意味で割とライトな雰囲気だったので、ちょうど良かったかなあと。リアルな設定と描写が売りのようですが、魅力的な人物達が駆け回るという大事な所をしっかりと押さえています。


    って、全然具体的な感想になっていませんなあ。月を民間で開拓するという設定にワクワクするのもそうですが、冷花さーんって萌へられ...続きを読む
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3
    もう3巻目なので、表紙のキャラクターで脳内イメージして読み進んだ。
    展開が早い、最後の方雑にどんどん話が進んでいってどうなることかと思った。そうする必要があったからみたいだけど、その種明かしも急展開。
    まだ続くんだろうけど、どうなるのこれ…
  • 煙突の上にハイヒール
    煙突の上のにハイヒール
    一人用ヘリコプター

    カムキャット・アドベンチャー
    猫が太った理由

    イブのオープン・カフェ
    失恋したあと出会った人型ロボット

    おれたちのピュグマリオン
    家庭用人型ロボットの開発者

    白鳥熱の朝に
    パンデミックのあと
  • 時砂の王
    邪馬台国の卑弥呼の時代に現れた謎の地球外生命体。それらと2300年後の未来から来た使者が共に戦う時間遡行SF。

    しかしながら、”邪馬台国の卑弥呼”というのは、どうも腑に落ちないですね。おそらく、『渡部昇一の少年日本史』に書かれている事が、真実かなと思うのですが…

    以下、『渡部昇一の少年日本史』P...続きを読む
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2
    ハードSF要素も百合要素もアップした第二巻、とゆう感じで、ダイさんの素性が明らかになってゆきます。といっても設定理解に頭が痺れるほどではなく、肩の凝らない一冊です。どっち要素の入門にも最適かと。
  • 天冥の標 IX PART1 ヒトであるヒトとないヒトと
    9巻でも新展開…10巻で終わるのかと心配になります。完結してから読んでるけど。。
    カドム・イサリとアクリラが合流。長かったな…。
    人間の身体に戻りたい救世群はなんとセレス自体を動かしてふたご座ミュー星付近まで持ってきていたことが判明したとんでもない巻だったけど、リリーたちミスン族は帰還できなかったの...続きを読む
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ
    ジャンル的にはハード百合SFになるんだとおもいます。導入部こそ「ハード」展開がいっぱいありましたが、さほど苦にもならず、だんだんふわふわ感が増してゆき、でも押さえるところは押さえている感じ。一気に読み終えました。次が気になる展開です。しかしこの作者は振り幅が広いですね。他の作品も楽しみです。
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
    8巻下巻から見たことのない世界へ(今までは壮大な回想かな)。上へ上へと。面白さは衰えません……終着するのかドキドキです。
    コニストン湖のシーン良かった……鯨波乗務員ふたり、人間じゃなかったの?あ、でもだからセレスでの活動を任されてるのかも。
    冒頭のアクリラの章は衝撃でした。カヨちゃん、ミスチフだった...続きを読む
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1
    1巻に時系列が追い付いた8巻上巻は、1巻の物語がイサリ側から描かれてて、イサリが何なのかわかった今は胸にきます。
    特にカドムへの想いにぐっとくる……太陽系冥王斑パンデミック後に300年眠っていたので、かつての記憶はあるけど心は17歳のままのイサリの慈愛。切ない。
    えっ《恋人たち》のベンクトってキリア...続きを読む
  • 時砂の王
    久々につくりもので泣きそうになっちゃったよ 深夜テンションのしわざです 小川一水はコロロギ岳に続き2冊目、時間遡行ものの人という認識だけどやはり上手いな〜と思いました
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー
    なかなか濃いSFアンソロジーでした。表題作の「時間飼ってみた」で笑わせてもらい、「ラムディアンズ・キューブ」で訳が分からない世界に連れていかれという体験をした。個人的に意思版好きな作品は「神の豚」(溝渕久美子・著)です。SF感は少ないという評価もあるようですが、将来起こりえる政治・生活を予見して人間...続きを読む
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2
    SF要素も百合要素も結構重くて重厚な印象だった。普段軽い小説ばっかり読んでるからかな。身近から程遠い舞台設定でもこちらの想像力をしっかり掻き立ててくる筆致はさすが。
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2
    ハードボイルド百合SF第2作。
    ダイオード奪還篇。無自覚天然ガン攻め属性なテラさんと、下心見え見え押しかけ家出少女ダイさんの活躍がまた読める!割と、というか満を持しての百合描写は多め。次回も楽しみ!
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2
    第6巻第2弾も怒涛の展開でした。カルミアンのテクノロジーによって強硬路線をとり、遂に始まった〈救世群〉の地球への侵攻。太陽系にはなかった技術での攻撃と原種の冥王斑の感染で地球はボロボロ。太陽系艦隊くるのか。。?
    メニー・メニー・シープにいたイサリはこのときの姿から変わってないのかも。ラストに出てきた...続きを読む