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Posted by ブクログ 2014年10月04日
近未来を舞台にした作品5編収録のSF短編集。
近未来といっても10年、20年先というわけではなく、場合によっては数年先にはこうなっているのではないか、という作品ばかりです。
そのためか出てくる登場人物たちも身近に感じられるキャラが多いです。表題作の「煙突の上にハイヒール」は結婚詐欺師に騙さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月31日
>人とテクノロジーの関わりを、温かくも理知的な眼差しで描く、ちょっぴり未来の五つの物語。
小川一水の短篇集の中で一番好きかもしれない.
SF色は比較的薄めで、裏表紙の紹介通り「ちょっぴり未来」くらいの話.
宇宙とか異星生命体とかは出てきません.出てこないがゆえの想像の容易さ.
たとえ技術が進...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月06日
小川氏と言えばSF。
今回は身近にありそうなSFの短編で、いろいろ興味深かった。
小型の背負って飛べる飛行機や、ロボットなど、
本当に近い未来に実現しそうな話でワクワク。
どんな未来になるのか、考えるだけで楽しい気持ちにさせてくれます。
そんな気分でいたところに最後の短編は
重たいテーマで隕石が...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月23日
書店広告で「《天冥の標》を読書中の皆さん、お疲れ様です」というのが面白かった。ほんとに疲れてるよ!!笑
シリーズで展開中の《天冥の標》よりも以前に書かれた短編5作が纏まっています。《天冥の標》の元ネタのようなストーリーもあったので、あぁ前から温めていたテーマなんだなーと思った。
どの話も好きでしたが...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月12日
小川一水の作品は必ず人間が中心に据えられており、SFとしてはもちろん、ジャンルを超えて"物語"として面白い。逆に、例えば野尻抱介は人間よりテクノロジーに重きを置いているように思われ、アイデアは面白いが、物語としては今ひとつなように思う。
今回の短篇集の中では「俺たちのピュグマリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月10日
人間とテクノロジーの関わりを通じて、人の気持ちや生き様に温かな眼差しを注ぐ短編集です。
ジャンルは勿論SFですが、主軸はあくまで人間とその営みであり、SF的要素がそれらを絶妙なバランスで惹き立てています。
現代より少し先の未来――それは数十年先か、はたまた明日か――という現実と地続きの時代設定も読...続きを読む
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