風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下
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風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下

817円 (税込)

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4.0

ルドガーが拓いたレーズスフェントは、開市特権状を得たことで躍進へ大きな一歩を進める。しかし英仏の戦争勃発を契機に、ハンザ同盟との対立が激化。加えて「泉の精霊」レーズの存在が、《北海の梟雄》デンマーク王ヴァルデマール四世の興味を引いてしまう。迫り来るデンマーク軍とレーズスフェントとの全面戦争。果たしてルドガーたちの未来は何処にあるのか? 俊英・小川一水が、十四世紀の神聖ローマ帝国辺境で、人知れず果たされたファーストコンタクトから始まった運命の変遷を描く長篇歴史SF。ついに完結!(解説・日下三蔵)

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レーズスフェント興亡記 のシリーズ作品

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  • 風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 上
    817円 (税込)
    フェキンハウゼン男爵たる父から疎まれた若き騎士ルドガーは、ドイツ北辺の村へ代官として赴いた。反抗的な村民の統治に加え、村を襲う浮浪兵と闘うルドガーの前に現れた「泉の精」を名乗る美少女レーズ。彼女の助力により、浮浪兵を撃退したルドガーたちは、「レーズスフェント」という町を創設し、新たな街道を開いて発展への一歩を踏み出していく。だがレーズの正体は遥か過去に地球に飛来した宇宙生命体だった。十四世紀の神聖ローマ帝国辺境で、人知れず果たされたファーストコンタクトから始まった運命の変遷を描く長篇歴史SF。
  • 風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下
    817円 (税込)
    ルドガーが拓いたレーズスフェントは、開市特権状を得たことで躍進へ大きな一歩を進める。しかし英仏の戦争勃発を契機に、ハンザ同盟との対立が激化。加えて「泉の精霊」レーズの存在が、《北海の梟雄》デンマーク王ヴァルデマール四世の興味を引いてしまう。迫り来るデンマーク軍とレーズスフェントとの全面戦争。果たしてルドガーたちの未来は何処にあるのか? 俊英・小川一水が、十四世紀の神聖ローマ帝国辺境で、人知れず果たされたファーストコンタクトから始まった運命の変遷を描く長篇歴史SF。ついに完結!(解説・日下三蔵)

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風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中世+エイリアンと言えば、やはり思いつくのは「異星人の郷」だろう。
    あちらは神父さん無双で、最終的にはエイリアンにもキリスト教を布教してしまうというキリストバンザイ的な作品だったが(少し嘘)、本作は比較的信心薄めの庄司さんが主役。
    SF要素薄めなこともあって、「ドゥームズデイ」や言ってしまえば「大聖

    0
    2020年01月05日

    Posted by ブクログ

    14世紀のドイツを舞台にした歴史小説だけど、そこは小川一水、しっかりとSFです。
    中世ヨーロッパにおける理不尽な成り行きや閉塞感。そんな中で逆境をはねのけつつ町を作っていく人々を描いた作品。物語の土台となっている星間生物であるレーズの存在が、ともすればご都合主義的に見えてしまうところあるけれど、それ

    0
    2011年06月11日

    Posted by ブクログ

    一気に読みました。満足。レーズもルドカーもいいけど、エルメントルーデとリュシアンの愛されっぷりはただ事じゃないです。しかし黒死病というのはヨーロッパにおける悲劇を代表するのか、作品に取り上げられることが多いですね。
    あと、巻末の解説でマイケル・フリン「異星人の郷」を取り上げられててちょっと笑。作者も

    0
    2011年05月15日

    Posted by ブクログ

    当たり前かもしれないけれど、街づくりには多くの人の願いが込められているんだなと改めて感じた。
    物語としては、色々と困難はあるのだけれど、意外とあっさりしていて、盛り上がりに少し欠けたかなと思う。

    0
    2013年09月16日

    Posted by ブクログ

    著者自身の解説にある「外へ出かける」から「故郷へ帰る」物語を志向したということは良く判った。良く判ったのだけれど、あえて反論すれば「外へ出かける」物語になるのは、SFだからしょうがないのでは?というのが私の意見。その意味で、この物語をSFにする意義が見いだせない。
    そうはいえ、引っかかったのはそれく

    0
    2012年04月12日

    Posted by ブクログ

    本領発揮か。
    いよいよSFになってようやくらしくなってきたか。

    ただ、最後のアレは、わからんでもないが、ちょっとなー、と。
    ドゥームズデイ・ブックばりの展開を期待したんだろぉなぁ、オレ。

    期待してた展開と違った分、読後感はよかった。

    0
    2011年10月08日

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