星新一のレビュー一覧

  • 城のなかの人

    やっぱり星新一ワールド

    いろいろな歴史小説を読んできたし、星新一ショートショートも読んでいたが、盲点で今まで読んでいなかった本。
    SFではないのだが、不思議な感覚やら、あっと驚く展開、気持ちよく読み進めることができました。
    取り上げている人物も、超有名人ではなく、絶妙な人選だったのも良かった。
  • かぼちゃの馬車
    しばらく本を読んでいない状態から読書脳にスイッチングするのに、最適なのが星新一。表題作と通底するテーマを扱った「虚像の姫」、ブラックな結末が秀逸な「厳粛な儀式」あたりが気に入った。
  • エヌ氏の遊園地
    パパッと読み進められるのに、不思議と読み飽きない。スキマ時間に本を読んでみたいけど、堅苦しい本はイヤ人にオススメ
  • マイ国家
    表題にもなっている「マイ国家」が特にオススメ。みんなが一国一城の主の感覚で生きていくと、どうなるのだろう。
  • 声の網
    娘に勧めたところ、何度も読み返すほどの気に入りようでこちらも嬉しくなる。何十年も前の作品であることをどれほど分かっているだろうか。先見の明、なんていう言葉では軽すぎるほど。
  • おのぞみの結末
     電車での短時間の移動のときに、めっちゃ満足感得られました。

     短くおもしろくお話をまとめてはるのが凄い。
  • 天国からの道
    「まだ読んでいなかった」作品をそろえた、愛読者必携の一冊!!
    単行本に収録していなかった作品を集めた没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集
    デビュー以前の処女作「狐のためいき」(作者のメモ有り!)など初期作品と、1001編到達後の「担当員」を収録

    平成17年9月1日発行

    天国からの道・禁断...続きを読む
  • 竹取物語
    読みやすい現代語に訳した竹取物語。サクッと読める。星さんの解説がちょこちょこ入るのも面白いし、巻末に脚注付きの原文が載っているのも良い。「これは原文だとここだな」とだいたい分かる。
    かぐや姫の話は、お伽話というよりはSFなんだな~と改めて思った。原文の「飛ぶ車」って、今でいうUFOだよな。1000年...続きを読む
  • きまぐれロボット
    星さんの作品は博士やロボット、宇宙人が数多く存在するなと思う。宇宙人はともかくとして、ロボットについては、今この星さんの作品に出てくるようなロボットが数多く存在してきている。星新一ワールドに出てくるロボットが現実に再現されるのは近いのではないだろうかと思いながら読んだ一冊。
  • 天国からの道
    初の星新一。ショートショートをいくつか見て気になり完読。文章の雰囲気も背景も何もかもが独特でまさに星新一ワールド。初めてだったが面白く読めたと思う。また違う星新一作品を読んでみたい。
  • マイ国家
    滝本哲史さんが星新一さんの著作について書いて
    いたので、星さんの著作を初めて読んでみました。
    面白いです。

    次はボッコちゃんを読みます。
  • 妄想銀行
    瀬尾まいこさんの新刊で主人公が選んだ本だったので、読んでみた
    ルビもふってあり小学生向けかも知れないが、大人になって久しい自分にも、どのお話も面白かった。
    短編で、次はどうなるのかとドキドキしながら読んだのはいつ以来だろう。

    小学生の姪っ子たちにもすすめたが、この面白さは大人向けな気もする。
    彼女...続きを読む
  • きまぐれロボット

    掌編小説のお手本。

    創作における掌編小説の手本を期待して購入。
    起承転結が短いページ数・文字数にちゃんと収まっていて、無駄が無い。参考になる。

    値段も手軽に買えるもので大助かり。
  • 盗賊会社
    最近では、すでに現実となりつつものもあるが、当時(昭和60年)、近未来の世界と考えられていた最先端の世界を題材としたショート・ショート36篇。

    最先端が行き過ぎてしまって引き起こされる、ブラックユーモアたっぷりの短編が、これでもかと続きます。
  • 地球から来た男
    中学生の時に読みはまった星新一のショートショート集を改めて読み直しました。
    1本20頁程度の短い話なので、通勤中や寝る前にサクサクと読めました。初版が刊行されたのは30年以上も前なのに、解説にもある通り古めかしい感じが全くない、色褪せない話ばかりで大変面白かったです。
    個人的には「戦士」の世界観がこ...続きを読む
  • きまぐれロボット
    星新一さんのショートショートは短いのにも関わらず、どれもストーリーがしっかりしていて人間味溢れていて面白いです。
    結末を予想しながら読んでいると、その予想を裏切りいつもびっくりしながら読んでいます。
  • 午後の恐竜
    ショートショートの世界観に引き込まれた。随所に皮肉やユーモア、風刺が散りばめられていて、人間の本質についても考えさせられた。他の著書も読みたい。
  • 明治・父・アメリカ
    明治という時代に、星一青年の行動力、そしてそれを支援する大人達が感動的です。また、その時代のアメリカという国と人の懐の深さを感じました。
  • 未来いそっぷ
    小学生の時、ショートショートをたくさん読んだ思い出があります。
    久々に星新一さんの作品を読みましたが、淡々とした文章の切れ味は変わらず素晴らしかったです。
    どの話においても無駄のない文章なのに、優しかったり、辛辣だったり、ぞくりとしたり、それぞれの話にしっかりと違う味付けがしてあって、どれも楽しめま...続きを読む
  • つぎはぎプラネット
    中学生の頃一時期星新一さんの本には会ったことを思い出した!なんとも言えない星ワールドその名前のようにSF満載の日本ファンタジーの世界