星新一のレビュー一覧

  • ブランコのむこうで
    「道」が読んでて苦しかった
    何か大きな事を成し遂げようとして成せなかった人達にブッ刺さって抜けなくなる話だと思う
    このおじいさんはどうすれば良かったんだろう?
    最後に道を補修した流れはジンときた
    若い頃に読んでもこんなにグッとこなかったかも

    しょぼい人生だけども、まぁ生きてるってのも悪くないかも、...続きを読む
  • 悪魔のいる天国
    星新一、新潮文庫5作目のショートショート集。ブラックな結末、救いのないまさに「悪魔」のようなオチの作品が多い。』『帰郷』はホラー的な要素があり、最後にゾッとさせられる。『相続』は現代の人工知能にあたる存在が登場し、作者の先見の明が光る作品。また、過去のショートショート集と重複する作品が含まれているが...続きを読む
  • 地球から来た男
    10代に読んだ時は ただただ面白い読みやすい
    でした。 最近 地下鉄の中で読むとちょうど
    ひとつのストーリーを読み終わることがわかり
    片手に文庫を持ち 星新一タイムを楽しみました。
    ただ 楽しいだけじゃない いやそれよりも
    こんなに毒があったり 哀しさみたいなものがあったんだ!と以前とは全く違った感...続きを読む
  • たくさんのタブー
    自動車を作った人、核兵器を作った人、彼らはそこまでの専門家だが、むやみと増えた場合のことまで想像することはでかなかった。

    知人たち、が1番
  • 竹取物語
    こちらも大河ドラマの影響で読みたくなりました。笑
    子供の頃、絵本で読んだきりかな?古典の授業で少しやったか?あと映画?
    ドラマ内で取り上げられなければまずまた読んでみようとは思わなかった作品です。
    大変美しいかぐや姫だが、やんごとなき殿方らの求婚に興味を示さないばかりか
    「なんで結婚しなきゃいけない...続きを読む
  • 未来いそっぷ
    半世紀以上前にすでにこんな世界を描いている
    その想像力と創造力に驚愕し興奮する!
    本当に楽しくて面白くてちょっと怖くなるくらい
    やっぱり星新一ワールドはいつ読んでも「未来」だ
  • ボッコちゃん
    子供の頃わくわくをくれた星新一先生に
    この歳になってもまたたくさんわくわくさせられる
    淡々とした文体で最後にふっと投げ掛けるオチ
    しかもちゃんと自分で分析させるテクニック
    もう最高です!
  • ちぐはぐな部品
    SFからミステリ、時代物まで様々なお話が揃うショート・ショート集。全30編。
    装丁がイマドキでとても可愛いけど、初版はなんと昭和47年。(改版が平成18年)50年以上前とは思えないぐらい、今の時代を生きる私たちが読んでもストンと腑に落ちる物語たち。→

    好きな話

    魔神
    シャーロック・ホームズの内幕...続きを読む
  • ボッコちゃん
    なぞの青年が1番好きでした!
    思ったよりゾッとするオチが多くて、夜少し怖くなりました笑
    星新一は中学〜高校の時に読んでいて、内容を忘れていたので読み直しました。2、3ページで終わるものも多く、こんなにすぐオチがつくっけ!?と驚きました。
    この前まで5分後に意外な結末を読んでいましたが、星新一はただの...続きを読む
  • 未来いそっぷ
    困ったら星新一。
    というくらい、本選びに困ったときは読ませていただきました。

    その先見性は手塚治虫さんと同じくらい称されるべき方だと思います。
    読むたびに発見がありますが、今回は次の二作品がタイムリーでした。

    ーーーーーーー
    「底なしの沼」
    戦争を終わらせることの難しさ…。

    「おカバさま」
    ...続きを読む
  • ノックの音が
    ノックの音がしたこのシチュエーションだけでストーリーこんなに思いつくなんて天才
    ちょっと設定古いしそんなオチかってよめたのもあるけどなんかいい読書時間
  • マイ国家
    星新一の傑作ショートショート集。奇抜なアイディアと意外な結末の31篇。『国家機密』『いいわけ幸兵衛』がとくにお気に入り。
  • 午後の恐竜
    『午後の恐竜』の話が星新一の作品の中でも一番好き。
    どうしてこんなこと思い付くのだろうと、どの作品も想像の遥か上をいく感じがたまらない。
  • ボッコちゃん
    めちゃくちゃ面白い!
    ショートショートの短編集でSFからコント要素やらちょっと5分程の読書にもぴったりで、気をつけなければいけないのは、うっかり笑ってしまう作品もあるので電車など乗っているときは要注意だ。
    個人的には親善キッスが思わず笑ってしまったくらい面白かった。
  • エヌ氏の遊園地
    星新一・ショートショート作品集。意外なオチ、どんでん返しの短い物語が31篇収録されている。どれも面白く、楽しめる作品だった。『人質』『あこがれの朝』『副作用』『運命のまばたき』『女性アレルギー』『謎めいた女』『記念写真』『個性のない男』が面白かった。特に好きなのは『あこがれの朝』
  • 安全のカード
    面白いです!

    この世界は星さんにしか書けないと思います。あとがきにも書かれていましたが、星さんがデビューして年月が経った今でも星さんを超えるショートショートは出ない。それは星さん自身も分からぬことだそうだ。
    また、こんなにも想像に富んだ作品を書かれているのにご本人は一度も神秘や怪奇体験をしたことが...続きを読む
  • 宇宙のあいさつ
    星新一のショートショート集の第五作目。短いがキレ味の鋭い、意外な結末の物語が35編収録されている。特に「繁栄の花」と「運の悪い男」が印象に残った。前者は最後の一行で驚く、後者は結末に皮肉が効いている作品である。
  • きまぐれロボット
    猫本ってことでついついw
    星新一さんはもともと好きだし。
    さて、猫さんはどこに出てくるのかなー。
    お、ここに猫さん。
    あ、次はここ!
    作品の面白さの他にこういう楽しさもあってあっという間に読んでしまった。
    星新一さん、ほんっと面白い。
    この世界観、癖になる。
  • ボッコちゃん
    手塚治虫やドラえもん、笑うセールスマンと言った作品の様な昔想像した近未来の様なショートショート。
    どれも面白かった。
  • 未来いそっぷ
    久々の星新一さん。
    この世界観、たまらない。
    短い中でくるりと見える景色をひっくり返してくれる。
    皮肉な結末も多くて好き、である。