星新一のレビュー一覧

  • ブランコのむこうで
    ある日「ぼく」が自分そっくりの少年を追いかけていたら夢の国へ入り込んでしまって・・・。

    最初に入り込んだパパの夢の国では「ぼく」のおじいさんに夢の国のことを教えてもらい、わかったようなわからんようなと思っていたら今度は別の人の夢の国へ行き、また別の人の夢の国へ行きを繰り返ししていくのがなんか『不思...続きを読む
  • 未来いそっぷ
    小学生の時に読んだ以来です。
    小学生の頃は短くて読みやすかったので夢中になってたくさん読みましたが、大人になってから読むと1つ1つの作品に読み応えがあって一気に読むのが難しかったです。
    なかには「このネタで1冊分読みたかった!」というのもあり、こんなにネタをたくさん出すことができる星新一はすごいなぁ...続きを読む
  • さあ、気ちがいになりなさい

    サンリオ版の出版希望

    ブラウンさんと星さんが組んで作った作品で、日本語読めるなら、
    面白いに決まっています。
    実はこの組み合わせ、
    サンリオ版からも出ていて、長らく絶版になっているので
    版権の問題もあるのでしょうが、是非、切に、
    電子化をお願いしたい。千葉なら、2021時点で
    公立図書館で閲覧可能ですが、紙の...続きを読む
  • 安全のカード
    とにかく、世の中には未知な部分が、まだまだあるのです。(あとがきより)
    「業務命令」なんか、多分どこかで実際にあると思う。
  • 安全のカード

    小説嫌いがハマった小説

    「星新一を知っているか」と聞かれたのはすでに10年ほど前。
    当時の国語の先生が教えてくれました。
    とりあえず読んでみろ、と…ラノベですら読みたくないのに…こんな小説…とその時は考えてしまいましたが、1話読んだだけで星新一の世界観にどっぷりハマりました。

    ハマったというか、中学生時代の英語の教科書に...続きを読む
  • ブランコのむこうで
    主人公である少年の口調で物語が進むため読みやすかった。

    途中で出てきた息子を亡くした女性が、夢の中で息子に会うとシャッターの閉まっているお店を叩き開けるシーンは彼女の心の闇が晴れていく様子を表していて感動した。
  • ごたごた気流
    運命のいたずらが、思いがけない転がり方をする12編。ゴシックホラーのような深い味わいの「門のある家」が出色である。
  • 安全のカード

    読みやすい、とても引き込まれる

    普段は本を読まないのですが、星新一の本だけはサクッと読めてしまつ。とても魅力的なお話が盛り沢山。
  • ありふれた手法

    面白い

    やはり、読みやすい。ショートショートとは、よく考えついたものである
  • 妖精配給会社
     これまでに読んだ星さんよりもひとまわりブラックな作品だなと思って解説を見ると、なんと昭和39年の作品でした。古臭いことは全然なくていつもに宇宙人たちの大活躍の作品でした。
  • なりそこない王子
     ショートショートって最高や。

     若干BLっぽい要素の作品もあって、それのオチも純愛っぽい感じも好きでした〜。
  • 安全のカード
    表題作と「ポケットの中に」が秀逸。星新一作品に出てくるガジェットは、ドラえもんのひみつ道具に似た蠱惑的な魅力があるが、必ずブラックなリスクが仕込まれているのが面白いところだ。
  • きまぐれ学問所
    これを越えなければと思うと、骨が折れるが、まあ、文章だ。
    越える越えないではなく、あるがままの私を書くしかないし、それしか私には書けない。
    人名には、なりたくないものだ。
  • 妄想銀行
    こりゃ面白い。流石は星新一と言ったところ。昔の作品なのに今読んでも全く違和感がなく、すっと読める。話の想像をするのが面白いし、発想が何よりすごいと思う。現代への皮肉もうまく入っているのも面白い点だと思う。人間は、、、。
  • きまぐれロボット
    表題の「きまぐれロボット」も、オチが良かったのですが、個人的には「夜の事件」と「へんな怪獣」も好きでした!

    へんな怪獣はハラハラしたのですが、オチがほっこりしました。
    夜の事件は思わぬ登場人物(人物ではないけど)たちで構成された話に星さん天才すぎると感激しました(笑)
  • さまざまな迷路
    小6の時、初めて読んだ文庫本。ショートショートというジャンルを初めて知り、その後、星さんの他の作品を読み漁りました。たくさん読みましたが、ブラックユーモアの利かせ方、この作品が一番のお気に入りです。
  • 白い服の男
    表題作はじめ、ハード系・辛辣系の色合いが強い10篇を収める。1話ごとの分量が少し多めなのも特徴で、「特殊大量殺人機」は全6章からなっている。星新一作品集のなかでは、けっこう味が濃いぞ。
  • できそこない博物館
    エッセーというのを忘れていつものショートショートと思って読み始めてしまいむちゃ違和感(爆笑)

    作品にならなかった「できそこない」の創作メモ
    思いついた過程やら、なぜ作品にならなかったのかの分析や愚痴(笑)
    星新一先生が読んだ海外のSF作品の紹介もあって
    また読みたい本が増えた!
    星新一先生のお人柄...続きを読む
  • 午後の恐竜
    この短編を初めて読んだのは15歳のときだったか、それまでも星新一のおとぎ話のような世界観に惹かれていたが、この短編の読後感は格別だった。オススメは③。そのほかは落語のような味わい。うまい。笑える。
    ①エデン改造計画
    地球と違った文明の発達順序があったら・・・。星新一の着想に魅せられた。
    ②契約時代
    ...続きを読む
  • ちぐはぐな部品
    どの話も意外な展開が待っているから読むのがワクワクします!桃太郎の時代、江戸、シャーロックホームズの19世紀、そして未来というようにどの時代の物語も分かりやすく面白く書かれていてすごい!1番お気に入りの話を選ぼうと思ったのですが、沢山あるので選べませんでした笑