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Posted by ブクログ 2017年10月26日
星新一のショート・ショートという病気にかかったのは『きまぐれロボット』を読んだ頃だったけれど、この本を読んで、病状が悪化した気がする。
SF、つまりは架空の話なんだけど、時々「ギクッ」とさせられる。
私はよく「現実がSFに追いついた」という表現を使うけれど、星新一の作品は、「現実とSFが並んで走って...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月05日
星新一の変遷がこの一冊でわかる。多分今まで読んだ作品は比較的新しい(晩年に近い)ものだったのだろう。簡潔明瞭な叙述は研磨されたものだったんだな。星新一の物語って匿名性が高いんだね。それは無駄な記載が一切ないことの裏返しで。だからどこかしら童話のような普遍性も帯びている。この人の才能がそうさせたんだと...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月17日
友人から、同じく星新一さんの『ボッコちゃん』と共に勧められた作品。
宇宙人や発明など、星新一さんらしいSFの話も魅力的だったが、個人的に一番のお気に入りは、『いいわけ幸兵衛』である。
なんと、『いいわけ幸兵衛』の中にSF要素は一切登場しない。タイトルの通り、とにかく幸兵衛が巧みな話術で物事を切り抜け...続きを読む
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