羽生善治のレビュー一覧

  • 脳とAI 言語と思考へのアプローチ
    3章構成でAIやチョムスキーについて対談されている本。頭が悪すぎて文字にしても理解が追いつかないがこれを会話ベースで進めている本書の方々の知能レベルが高い事だけは分かった。チョムスキー氏は別の本でも見かけた事があるが、当局からマークされていたりする人物だったのは初めて知った。
    2023年3月10日現...続きを読む
  • 決断力
    将棋のプロ、羽生善治さんの考えが記載されている。決断するために、直感を鍛え、よりシンプルに判断し、リスクを負って、突き進むこと。将棋に限らず、人生においての教訓となりえる。才能とは、継続できる情熱を持ち続けることということ言葉には、不変な真実であると感じた。
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    羽生善治九段vs藤井聡太王将という世紀の大勝負が行われている今、12年前に発売された本書は、将棋という競技における重要な考え方だけでなく、自己啓発本としても読める素晴らしいものだった。一つのことを突き詰めることは大変だ。しかし、逃げずにやり続けると見えてくるものはあるはずだ。
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    池田理代子さん、平田さん、大隅先生のパートが良かった。

    池田理代子は成功した漫画家の地位を捨てて47歳で音楽家を目指し大学に入りなおしたことで有名だが、"私にとって一番怖い後悔は、あの時やろうと思えばできたのにどうしてやらなかったのかというものです。"というところに共感した。やって失敗したらしょう...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    是枝監督のファンなので読みました。
    天才5人がみんなと同じ人間だということを実感してもらうための書籍とのことでしたが、やはり5人とも若くから頭角を現しているように思う。

    以下、備忘録。
    山中伸弥
    ・iPS細胞のiはiPhoneをパクって小文字にした
    ・アメリカではみんな「素晴らしい研究だから頑...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    二十代。何をやったら正解というものはない。でも何もしないのだけはやめてほしい。どんなことでもいいから、何かに夢中になっていたら、自分の成長につながっていく。なんでもいいんだ。


    一つでもいいけど、もう一つ何か力を尽くしてるものがあると、one of them で楽になれるかも。

    自分にしかでき...続きを読む
  • [図解]羽生善治の頭脳強化ドリル 直感力、集中力、決断力、構想力を鍛える
    羽生善治さんの思考や将棋への考えなどを図解を用いながら解説した一冊。
    羽生善治の思考について興味がある人は読んでみるのがいいと思う。私はとても参考になった。
    15年ほど前の本なので、今の羽生さんの思考と比較検討してみても面白いかもしれない。
  • 決断力
    かなり自己啓発本のような内容でした。
    「教え→将棋における体験談→他の例え」といった構成が基本ですが、教えに対する体験談が正確で確かにと思いながら読み進めることができます。そして何より他の例えが適切すぎて驚きました。
    内容としては一般的なのかもしれませんが、ところどころ2005年に書かれたとは思えな...続きを読む
  • 適応力
    変化の波にどう対応するか、勇気を持って未知のリスクを取らねばならない、明確な答えのないものをどう理解するか、、など日頃ビジネスを進める中で声高に叫ばれる内容が、羽生さんの書籍で触れられている。ビジネスも将棋も共通の課題があるのだと改めて感じました。
  • 捨てる力
    本書の中で特に印象的だったフレーズを以下*に抜粋。
    最初は何事も真似ることが必要、その後、物事の表面を滑るだけではなく経験を通して本質を理解し、定着する知恵にさせていくことが大切、ということを改めて感じました。

    *知識は単に得ればよいというものではなく、知識を積み重ねていく過程で "知恵" に変え...続きを読む
  • 決断力
    決断力の無さ、という課題意識を持ってこの本を手に取った。

    羽生さんの考える決断、そしてその付け方について、自信の経験に基づいて書いてあった。

    何よりも経験することは本質的であるが、これまで圧倒的な成績を残してきた羽生さんが述べる言葉は重みが違うと感じた。

    オーソドックスな学びではあったが、心に...続きを読む
  • 脳とAI 言語と思考へのアプローチ
    AIというワードに食いついたところ
    言語学や神経科学の素養が割りと必要とされている感があった。
    チョムスキーがいくらか知ることが出来たのでまぁいいか。
  • 決断力
    15年以上前の本だが読んでみた。物事の本質は変わらないなと改めて感じた。日本が誇る最高のプロ棋士でも、難しいことばかり考えるのではなく、物事の本質的な部分を考えている。
  • 改訂版 羽生善治の みるみる強くなる 将棋入門(池田書店)
    基本的な駒の動かし方から実践の棋譜を用いた話まであり、序盤から中盤、終盤にかけての戦い方まで書かれていて、たいへん勉強になりました。
  • 捨てる力
    著者の30代後半の思考法をまとめたもの。

    全体を通じて、前書きにあるような「「変化」を求める攻めの姿勢と状況にあわせた思考の厚みを増すこと」が根底にあると感じた。

    今まで培ってきた知識と経験に安住することなく常に攻めつつ、その膨大な知識と経験をいかに整理して選択して、自らを進化させていくのか。厳...続きを読む
  • 人間の未来 AIの未来
    とても読みやすい。わかりやすい。異職業であるがゆえにわかりやすく言い合っているから。対談の良さが出てる本。2人の頭の良さを感じる。自分も会話に入ったような気分になれます。
    人間は変化を恐れ、安定を求める傾向があるけれど、変化を恐れないで新しい知識を得、行動していくことが大事。そんなメッセージを感じま...続きを読む
  • 捨てる力
    私自身将棋ではなく、卓球というスポーツを10年以上真剣にやってきた身だが(実力は草の根)、
    失礼ながらも、「わかる」と感じる部分が多々あった。

    特に「積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすること」というのは卓球をプレーしていて学んだ最も重要なことだった。
  • 人工知能の核心
    羽生善治さんのわかりやすい語り口で人工知能という最先端の問題について触れることができた。自分の生活にも直結してくるであろう人工知能をどう使うべきなのか、今後考えていくきっかけになった。
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    羽生さんの生き様、些細なことから学ぶ姿勢や頭の回転の速さは流石だなと思った。
    大局観とは?の本筋よりも御本人の聡明さにただただ圧倒されてしまって自分にうまく応用できるかなーというところはあるが、何かを極めた人でも謙虚に、また、深い洞察から考え抜いているということがわかる。ますます羽生さんを尊敬した
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    立花隆『青春漂流』『二十歳のころ』にしろ、仮に美化されたものだとしても、誰かが己の青年期を回顧し、そこから人生訓を抽象化してくれるなら耳を傾けない手はない。そもそも正解がなく、比べられない人生。与えられるのではなく、掴み取ること。