羽生善治のレビュー一覧

  • 決断力
    洗練された直感の7割は正しい。その境地にたどり着くまでにいかほどの鍛錬がいるのか?天才という言葉では語り得ぬほどの功績を残してきた羽生善治九段の思考の一端を見れた
  • 決断力
    良書。当代きっての第一人者が、これまで歩んできた中で苦労されてきたことがつづられている。

    ■まず自分の頭で考える

    ■情報は「選ぶ」より「いかに捨てるか」が重要

    ■一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。

    ■勉強法のプロセスは今も昔もかわらない。
    ①アイデア...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    先に読んだ続編もそうそうたる人たちだったけど、本書はそれを上回るような山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一というすごい面々。ま、男性ばかりという点では、女性と男性が2人ずつだった続編のほうがバランス的にいいけどね。
    もともとは永田和宏さんが教鞭をとる京都産業大学で学生向けに開いた講演会を本にしたも...続きを読む
  • 決断力
    羽生善治先生の将棋における考え方が詳しく書かれていてとても参考になった。 自分はカードゲームが好きで立ち回りなど参考にしたいと思った。 また、将棋は他のあらゆる物事に通じるものだと感じたので、時間があればもっとやってみたいと思った。 積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にするという言葉が特...続きを読む
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」
    将棋を多面的に解説する本で、将棋を指さない人にも日本の文化を知るという意味で読んでもらいたい。
    梅原猛氏と羽生善治氏の対談、考古学から考える将棋の起源、数学的に分析する将棋の面白さ、美術品としての将棋の駒、将棋がもたらす教育的効果、将棋の観戦記の変遷など、読み応えがあるし面白い。
    江戸時代の名人や棋...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    羽生善治の「決断力」(角川oneテーマ21)がとても良かったので、続編である本作も迷わず、読んだ、と言っても10年前の話。そして、メモがあったので、そこから書評にしてみる。書籍も手元にあるが、敢えてメモから。

    「集中力を高める3つ」として羽生善治が挙げているのは、
    ・第一 何も考えないでボーとする...続きを読む
  • 決断力
    羽生さんの思考回路がよくわかる、非常に整理された一冊。
    決断を下さない方が減点がないから、決断を下せる人が生まれなくなっている。積極的にリスクを負うことで、未来のリスクを最小限にしていきたい。
  • 羽生善治 闘う頭脳
    私は羽生善治先生の事を崇敬しています。
    著作だけでも10冊以上は読んでいる気がします。
    本書は羽生先生のエッセイや対談、
    羽生先生について書かれた論評などを
    まとめた本になります。
    羽生先生自身のエッセイも面白いですが、
    私的には羽生先生について書かれた論評が
    非常に興味深く読みました。
    その論評を...続きを読む
  • 決断力
    ・プロは継続できる
    ・決断は難しく、直感、視野、環境(相手)、知識からの知恵で養う
    ・敗北からも学び目先の勝利だけではない先行投資も行う
    ・プレッシャーは器にかかっており、器が大きければかかることはないと言い聞かせる
    ・調子、感情をコントロールする方法

    将棋の世界を通して多くに通じる考えが多く、羽...続きを読む
  • 捨てる力
    短い文章の中に珠玉の言葉が詰まっている一冊。「将棋とは…」を自分の仕事や置かれている状況に置き換えるとグサッと突き刺さってくる。
    「勝敗を決するのは、高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性」
    マイナス面に打ち勝てる知性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経...続きを読む
  • 羽生善治 闘う頭脳
    羽生先生が7冠を取り逃がした時や取った時の特集、羽生先生とどなたかの対談、羽生先生自身の執筆文書などがまとめられた一冊。
    羽生先生の将棋感が随所に溢れ出ていた。

    特に作家である朝吹先生との対談が面白かった。朝吹先生の将棋の見どころを読んで、だから、私も将棋が面白いと思うのか!っという感じだった。
  • 簡単に、単純に考える
     20年くらい前の本です。私は面白いことが書いてあったページの角をちょっと折り曲げて目印にしているのですが、こんなに何ページも折り曲げたのは、本当に久しぶりです。いい本でした。

     羽生さんの話の中には、もちろん参考になる言葉がたくさん散りばめられているのですが、二宮清純さんと平尾誠二さんが、羽生さ...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    タイトル通りの本。
    本書の目的も「はじめに」で永田氏が言われている通り。
    分かりやすいし、面白かった。
    続編もあるので、読みたい。
  • 直感力
    ・同じ指示を出されても、人によって仕上がりは異なる。同じ単語でも、人によって解釈は異なる。→基本を踏まえ、一手ごとの選択をし、時にはリスクを冒して決断するといった経験を重ね、道のりを歩いてのちに、自然に個性は出てくる。

    ・色んな環境や関わる人、経験などによって、「その人」が出来上がっていく。例えば...続きを読む
  • 羽生善治 闘う頭脳
     羽生善治棋士は私が新たに将棋に興味を持ち始めた時から、特別な存在である。

     7冠を取得した時は残念ながら将棋に興味がなく、その軌跡をリアルタイムで見守る事ができなかったがこの本でその時の世間の興奮ぶりや羽生棋士の心境とかを知ることができた。

     羽生棋士の強さの一端や、羽生棋士の将棋に対...続きを読む
  • 直感力
    僕は何かを選択する時に直感というものを日々の生活の中で大切にしている。
    将棋の世界で一流のプロ棋士である羽生棋士が考える直感力とは何か、一流の人の直感力を学んで自分の人生に生かせるものを探してみたくてこの本を手に取った。

    『この本を通じて感じたこと』
    「直感で決めました。」と聞くと、行き当たりばっ...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    羽生善治さんの心構えが書いてあって面白かった。
    羽生さんは何者でもなかった頃はないけど,未だに,
    プロ棋士の中の差はわずかなもので自分を特別だと考えていないことが,向上心を持ち続け慢心しない理由なのかなと思った
  • 捨てる力
    最近気になるword…

    「くだる」「おろす」そして、「捨てる」…

    ただひたすら上だけを見て突っ走るのもイイケド、これからの人生を見据えた時、大事な要素が詰まっている。

    登るよりも「くだる」方が難しい。
    後のwordもまた然り。

    先達に学ぶ。

    羽生さんに学べるなんて!
    実に貴重な一冊
  • 人間の未来 AIの未来
    羽生善治さんと山中伸弥さんの対談です。「AI」がテーマのようでもありますが、私には「AI」を材料にしたお二人の自由な思索の交歓のように感じました。ものすごく勉強になりますし、それでいて頭の中がスカッと爽やかにイニシャライズされたような心持ちになれます。読後の清涼感は、お二人の“人柄”の賜物ですね。
  • 才能とは続けられること 強さの原点
    まさにこの前に読んだ「グリッド-やり抜く力」を地でいく人であり、「ザギフティッド」の大川翔君さながらの素直さに通じるものがあり、さらには羽生さんの人柄の良さというか実直さが感じられる読みやすい本だった。

    それにしても、将棋で抜きん出た羽生さんには特別な能力(記憶力の良さとか頭の回転とか)に加えて、...続きを読む