羽生善治のレビュー一覧

  • 勝負哲学
    勝負にも流れってあるんだなと思いました。

    我慢することも大事だし、ちょっとしたひらめきが良い効果が出ることもある。

    必死になることが全てじゃなくて、良い展開になる前は悪い展開もある、だから耐えることも大事なんだと思えました。

    サッカーと将棋は違う物ですが、その違いがあるから岡田監督と羽生さんの...続きを読む
  • 直感力
    直感は本当に何もない所から湧き上がることはない。
    もがき努力した全ての経験を土壌として、ある瞬間に生み出されるもの。ほとんどが無意識下で行われ、意図的に行っているのかが自分自身にもわからないようになれば、直感が板についたと言える。そしてそれを信じることで、湧いてきた直感が初めて有効になる。
  • 人工知能の核心
    将棋の羽生さんが人工知能の本を書いてる、という興味から本書を手にとった。4年前の本なので、内容には古いところがあるかもしれないけれど、IT知識なしの自分には人工知能とはなんぞやがわかりやすい文章でよどみなく書かれていた。
  • 盤上の海、詩の宇宙
    ゆっくりとした静かな
    トーン
    リズム

    いつかは会得したいと思うものの一つ将棋
    母が羽生さんのことを好きなので手に取った一冊だったけれど、最近藤井風さんと出会って思ったことでもあるけれど、何かを突き詰めるプロな方は本当に素敵でとてもカッコいい。わたしも自分にとってそんなものを見つけたいな。

    難しい...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    どの人もさすが第一線で活躍されている方。こんな風に歳をとりたい。

    山中伸弥…20代はなんでもいいから失敗してでも打ち込めるものを見つけて貰いたい。それと体力は裏切らない。

    羽生善治…失敗を挽回できないほど重ねないこと。ミスを重ねないためには「その時点から見る」という視点が大事。「次の一手から始ま...続きを読む
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」
    羽生先生と梅原猛氏の対談ももちろんよかったが、飯田先生の研究者として、また大川慎太郎氏の観戦記者としての視点からのアプローチが興味深かった。
    飯田先生の将棋を含めたゲームやスポーツの面白さの評価は、将棋の面白さが絶妙なバランスの上に成り立っていること、スポーツのルールが変わる視点を教えてくれた。大川...続きを読む
  • 決断力
    当然ながら将棋の話が多いが、どれもビジネスマンに通じる話。参考になる言葉多数。

    ▶︎じっと見ていてもすぐには何も変わらない。しかし、間違いなく腐る。どうしてか?時の経過が状況を変えるからである。だから、今は最善だけど、それは今の時点であって、今はすでに過去である。
    →現状に満足しない。変化を受け入...続きを読む
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方
    第1部が茂木さんが書いていて、第2部は羽生善治さんが書いている。
    また、第3部は両者の対談を纏めたもの。
    アンチエージングがテーマで、新しいことに挑戦すること、毛づくろいをすることが大切と理解した。
    印象に残った文章
    ⒈ 苦労した人ほど明るくなれる
    ⒉ 自分の個性は長所と短所の表裏一体
    ⒊ その時羽...続きを読む
  • 才能とは続けられること 強さの原点
    2008年に収録され、NHKで放送されたインタビューをもとに構成された本になります。
    文字数も少なく、非常に読みやすい本です。
    羽生善治先生の思想や姿勢に興味のある方には羽生先生への入門本としてお勧めします。
    逆にいえば、入門本ですので、読み応えは少ない本です。
  • 直感力
    伝説の棋士、羽生善治の思考のエッセンスが凝縮された一冊。
    将棋の話だけではなく、そこから得られた様々な対象についての洞察が記されている。読みやすく、こうした考えもあるのかと参考になる。良書。
  • 決断力
    国民栄誉賞をとられたトップ棋士羽生さんの将棋への向き合い方や取り組みが凄い。わたしも高い集中力を身につけたい。
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    【所感】
    将棋の世界に限らず、ビジネスの現場で決断や勝負が必要な場面に活用できるノウハウが詰まった一冊

    【覚えておきたいポイント】
    いつも自分に有利な局面ばかりということなどないし、いつも悪い局面ばかりということもないから、必要以上に楽観も悲観もしないし、瞬間的な出来事に一喜一憂もしない

    教える...続きを読む
  • 捨てる力
    <感想>
    言わずと知れた羽生名人の語録。考え抜いた人だけが持つ言葉の力がすごい。
    天才も凡人と同じように迷い、考えるのだと知ることができるだけで勇気がわいてくる。

    <アンダーライン>
    ・同じプロセスを経ても、これくらいが「努力」と感じる人もいれば、これくらいは「当たり前」と感じる人もいます
    ★簡単...続きを読む
  • 簡単に、単純に考える
    読書録「簡単に、単純に考える」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP文庫

    p224より引用
    “金出・私は学生に話すときに「キス・アプ
    ローチでやれ」というのです。KISSというの
    は"keep it simple,stupid"の頭文字です。
    これはアメリカの俗語で、軍隊用語から来て
    いるらしいですけ...続きを読む
  • 決断力
    羽生さんの生き方がよくわかる。
    シンプルであること。平常心であること。学び続けること。八面玲瓏という言葉は知らなかったが、自分を客観視できる心の冷静さを求めるというのは、棋士のみならず誰にとっても参考になる姿勢。
    学び続ける、ということについては、幾つになっても新しいことにチャレンジすることが大事。...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    羽生善治さんの自叙伝的な本。今の将棋会を差しているような文言もあり、羽生さんの先見の明が垣間見れる。いや、これが羽生さんの大局観なのかも。少し将棋を知っていると尚読みやすいと思います。
  • 人間の未来 AIの未来
    トップランナー二人の対談、示唆に富むトピックばかり。印象に残ったのは、「人間にできてAIにできないこと」で、AIは数学的処理で言語を扱うためショートショートくらいの文章は書けても春樹の小説は書けないというところ。また、日本の教育は教科書に書いてあること、先生のいうことは正しくて、その通りに答えればマ...続きを読む
  • マンガではじめる! 子ども将棋
    羽生さんの子ども向けの将棋の教本。
    駒の動かし方を覚えた子どもたちが、その次に何を学べばいいのかと思い買ったのですが、大人が読んでも面白かったです。私も小学生の頃、将棋に夢中になった口でしたが、それでも知らないことがいくつか載っていて勉強になりました。また将棋をやってみようかな。子どもとの対戦が楽し...続きを読む
  • 人間の未来 AIの未来
    山中教授はもとより、羽生さんの見識の広さがよく分かる対談だった。
    以下、心に留まったポイント。

    ・創造的な出来事の99.9%は過去にあった出来事の組合せ
    ⇒イノベーションとは「既存事項の新結合」である(by シュンペーター)に通じる

    ・人間は継続性や一貫性を好み、そこには安心や安定がある。それが...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    棋士、羽生善治さんの本。
    自己啓発とは少し違うが、概ねそのジャンルに当たる。

    情報が多く、これからは選択肢は多くなった分、失敗したときの後悔が増す。(あの時、あっちを選んでいれば......等)
    将棋の世界では「何を捨て、何を残すか」を迫られる。そんな時に大局観が育っていれば大きな流れを見て、考え...続きを読む