大隅良典の作品一覧
「大隅良典」の「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」「未来の科学者たちへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大隅良典」の「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」「未来の科学者たちへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本を読んで、大学で若者が豊かな学びができるような、自分が本当に面白いと思えることが研究できるような、そんな環境を整えてあげたいと思った。
著者である二人の研究者は、今の若者に「もっとこうあれ!」とエールを贈る。
一方で、今の教育システム、研究者を取り巻く環境に危機感を抱き警鐘を鳴らす。
現実には、みんな、毎日を生きるために必死で、今日一日のことで精一杯である。
ずっと先じゃなくて、我が子や孫が大人になる、少し先のことを考えることさえ難しい。
それでも、考えないとダメだと思う。考えて行動を起こさないと。
日本の政治家や官僚は何もしてくれないだろう。未来の日本に向けて舵取りしていくはずの人
Posted by ブクログ
(備忘録なので大したことは書いていません)
18冊しかない寂しい本棚に、今回はいい本が追加できそうだ。いつ買ったのか、どこで見つけたのか分からないが、最後の人以外を読んでいて放置していたのを思い出して、最後の人を読んだあと、もう1回始めから読み見返す気になった。何かしら教訓もあったかと思うが、基本的には興味深いという方向で最高レベルだったため高評価。
・・・
山中先生
超有名人だが、ほとんどパーソナリティについて知らない。カッコ笑い付きで饒舌に語られる様子が文字から伝わる。ただの文字起こしだが、空気感まで十分に伝わってきた。気になった一節はアメリカでは一生研究者でいられるというもの。飛躍するが
Posted by ブクログ
「研究」に対して、役に立つ・立たない、といった場合、その話している人の頭の中がそれぞれ違うので、話自体が噛み合っていないことも多い。そんな中で、異なる分野の研究者、ここでは数理学、生物学(ノーベル賞の大隅先生!)、人文学の3名の研究者が講演後、座談会形式で課題と具体的な取り組みを話し合っている本。
ナビゲーターは、研究者を応援するクラウドファンディングを経営しているとのこと。基礎研究は、選択と集中と相性が悪く、説明責任を果たす上でも相性が悪い。一方で、説明責任自体は、果たすべきだが、何を説明すべきか、まったく関心がない人にどのように説明するかの工夫や方向性をしっかり議論すべきというのは、と