遠藤周作の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:遠藤周作(エンドウシュウサク)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1923年03月27日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

慶應義塾大学文学部仏文科を卒。随筆や文芸評論や戯曲も手がけている。1950年にフランスへ留学。帰国後は批評家として活動。『白い人』で芥川賞を受賞。代表作品の『沈黙』をはじめとする多くの作品は、欧米で翻訳され高い評価を受けている。

作品一覧

2024/02/16更新

ユーザーレビュー

  • 沈黙
    小さい頃、親のベッドに遠藤周作の本が置いてあったのを覚えている。自分もいい歳になったし、読んでみようと思います手にとった。

    人間の生き方、信じるとは何かの根源を考えさせてくれる本。暗い、重い問いがずっと通底に流れている。視点がパードレ側に行ったり、外部からの記述形式になったりして場面転換するので自...続きを読む
  • 海と毒薬(新潮文庫)
    みなさんには、自分の生き方を変えた1冊はありますか?
    ぼくは、子供のころから本を読むのが好きでした
    高校生くらいまでは、推理もの、いわるるミステリ、というジャンルのものを手に取ることが多かったです

    大学生になり、友達がこの本を勧めてくれました
    今まで手にすることがなかった種類の本
    読むうちに物語...続きを読む
  • 海と毒薬
    実際にどのように死体解剖が行われていったかではなく、参加していた一人一人の心情を描写するで読者でも有り得るのではないかと問題を提起するスタイルがとても面白くて新鮮だった。

    1番印象的だったのが戸田の過去で、死体解剖のような大きな出来事ではなくても、日常生活の中で責任感や良心が欠けているときが信仰の...続きを読む
  • 悲しみの歌(新潮文庫)
     生体解剖という医学の暴力と無反省を糾弾する折戸が、記事の暴力により人を殺し、その現実を受け入れようとしていないという構造が、冒頭の「泥棒が泥棒をつかまえ」たことに似て滑稽に思えた。

     遠藤が、彼を含めた若い世代の人間に「距離を置いて対している」[427頁]ことも相まって、私は彼らに対して愛着を持...続きを読む
  • 侍

    まさに皆の思い浮かべるTHE SAMURAI的なやつ。もちろんハリウッド版じゃなくて三船敏郎版みたいな。
    侍ってひたすらに我慢を強いられるというか、そういうイメージのもとに明治から昭和の戦時体制やらその後の昭和やら、ずっと力を持っていたわけで、しかしついに日本でもそういう人種が隅に追いやられ始めて、...続きを読む

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