怪奇小説集

怪奇小説集

607円 (税込)

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4.3

深夜、胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を上がっていく何者かの足音を耳にしたリヨンの学生寮、うなだれている人影を夜具の足許に目撃した熱海の旅館――「三つの幽霊」ほか、身の毛もよだつ恐怖譚15編を収録。

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  • 怪奇小説集
    607円 (税込)
    深夜、胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を上がっていく何者かの足音を耳にしたリヨンの学生寮、うなだれている人影を夜具の足許に目撃した熱海の旅館――「三つの幽霊」ほか、身の毛もよだつ恐怖譚15編を収録。
  • 第二怪奇小説集
    660円 (税込)
    霧ふかい冬のリヨンの実娘殺しを扱う「ジャニーヌ殺害事件」、夫の死を無意識に願う妻の内面を描く「共犯者」、屈折した女の復讐心をさぐる「偽作」、物に憑かれた人間の泥沼を抉る「憑かれた人」など、日常生活のひだの中に素材をもとめ、深層心理の陰影を自在な筆で掘り下げる、哄笑と怪奇の好短編9編。

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怪奇小説集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月11日

    抜群の雰囲気作り! そしてスムーズに話を進めていく文章力! 

    遠藤周作のイメージは『海と毒薬』『沈黙』のあらすじであったり、本人がキリスト教徒であったり、などがあって、固い・説教くさい、という印象を勝手に作っていたのだけど、初めて読んだ遠藤周作の短編集『怪奇小説集』は、それを完全に覆されました。
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    0

    Posted by ブクログ 2015年05月06日

    これは面白かった!
    さすが遠藤周作。短編でも、読みごたえ十分。
    最初のいくつかの短編は怖くて、夜一人では読めなかった~。
    そして、だんだん「怖いけど最後にオチのある面白い話」
    が多くなって、思わず笑ってしまった。
    いろんな種類の怖い話がいっぱいで、「この話はどんな終わりが待ってるのか」「次はどんな話...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月09日

    夏といえばやっぱり怪奇話、怪談話!遠藤氏の物語の切り出しの上手さはさすがだなー。内容に「怖かった」「怖くなかった」はそれぞれの感想として、やっぱりどんな内容でもクセがなく自然と次の文章へと目を続かせる技量が素晴らしい。怖さあり、ユーモアあり、楽しい本でした。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月22日

    関係ないこととして、なぜかカバーと
    作品が異なっていた(笑)
    中に入っていたのがこの作品。

    しょんぼりしつつ読んだ作品でしたが
    非常に面白かったです。
    でも夜に読むのは控えたほうがいいですよ。
    読み終わったら思わず後ろを振り返りたくなる作品が
    結構含まれていますからね。

    個人的には「時計は十二時...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月06日

    せるさんのレビューから、何やら面白そうな小説。秋頃にでも読みたいなぁ。

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    読んだ読んだ、秋頃といわず冬まで掛かって読んだ!笑
    遠藤周作さんの小説を初め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月18日

    怪奇小説というよりなんだか昔ながらのほのぼのとした少し不思議な物語っていう感じで楽しく読めました。
    霧の中の声の真面目な旦那さんがなんとなくかわいそうだったかな。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年07月21日

    バラエティに富んだ15編の恐怖譚。
    熱海の旅館での実話が怖い。状況が頭の中で再生されてしまって、考えれば考えるほど怖い。
    文学賞を取る作家の話と、不気味な夢をテーマにした話は読み終わるのが惜しかった。
    幽霊というよりも、この世に残り続ける執念というのはあるのかもしれない。怪談だけではなく遊び心が感じ...続きを読む

    0

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