今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために

今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために

1,045円 (税込)

5pt

4.0

GDPが増えればほんとうに幸せになれるのか?
経済学が見落としてきたものとは?

「働かざる者、食うべからず」、「豊かな生産と消費を達成すれば誰もが得をする」――
アダム・スミス以来、私たちを支配してきた価値観。
経済成長を追求し、市場経済を駆動させるだけでは見えてこない、ほんとうに求められていること=「必要」に注目をし、経済思想史を捉えなおす。成長なき時代の豊かさを考えるための必読書!

【本書の主な内容】
●「働かざる者、食うべからず」という価値観
●通常の経済学には「必要」という言葉は出てこない
●お金の価値を疑う都留重人「制度派経済学」
●経済学を切り拓いたスミスの二つの著作
●マルクスが描いた理想と資本主義の現実
●J・S・ミルの「漸進主義」
●マーシャルが重視した「組織」への投資
●市場が与える評価は正しいのか――ケインズ
●福祉国家体制の躓きの石
●カール・ポランニーが見た地域コミュニティの破壊
●構造的不正義を是正するために
●市場経済とは異なるしくみ
●単一中心的思考と多中心的思考

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今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ある意味、伝統的経済学への挑戦のような。
    欲求、選好、選択ではなく「必要」と正しさを切り口として、これまでの主要経済学者を同じ土俵で比較している点も伝統的な経済学史書とも趣が違う。異端という感じもあってマスに受け入れられるのは難しい気もするが、これまでの経済や経済学を正面から受け入れることに抵抗はな

    0
    2026年03月18日

    Posted by ブクログ

    GDPのみが人間の幸福度を測る指標なのか?生産貢献人と非生産貢献人だけで分けていいのか?
    分配論を含め、これまでの経済学を振り返る機会になった。

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    経済学は弱者を切り捨てる傾向があるが、その点を批判し、弱者救済の必要性を誰もが求める「必要」に社会が応えるべきとのアプローチによって話を展開させている。私は、新自由主義が本来あるべき姿だと思っているので、著者の考え方とは違うのだが、多様性の視点は、社会の発展に必要ではあり、何が将来の社会発展に寄与す

    0
    2026年03月22日

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