はるさんのレビュー一覧

次巻を求む！

あり得ないシチュエーションで、この長さでよくストーリーがまとまってると思うし、何しろ面白い。

銀行員の蒼井さんはスタイリッシュでカッコ良くって、すごくシビアで皮肉屋なのに、面倒見が良い。一家離散の目に合った女子高生の結衣はすれてなくって、頑張り屋で健気だ。この組み合わせが何とも良いのだ。

再会の場面でドキドキさせられるとは思わなかった。その後がもうちょと見たいから、星１つマイナス。続きが是非とも出て欲しいものである。

意外！

タイトルから避けていたのだけど、評価が高いのでえいやと読んでみたら、意外にもストーリーがしっかりしていて一気に読んでしまった。

お仕事マンガとしても、女性が働いて恋して悩みつつ、成長していく様もよく描けてると思う。日常に隠れるように販売されてる物をお仕事（製造業）として取り上げてあり、新鮮で面白い。

侮ることなかれ

評価が高いので、コロナでお篭り中にここまで一気に大人買いしてしまった。

ライトノベルだし、少女マンガのような綺麗どころなイラストだしー、とお気楽なお話しだろうと読み進めていくと、思っていたより複雑なストーリーでここまで一気読み。どっぷりハマりましたとさ。意外に今流行りの自己啓発の手法も落とし込まれていて、ほーほーと納得。面白い。

茉莉花ちゃんは超高性能な計算機といったところかな。どこまで育つのかなぁ。

いや、相変わらず。

画力をカバーするくらい内容がある。

普通は日常の中で話を進めるとなると、容姿や能力が際立った人達が主人公になって、特別な設定で話に引き込むことが多い。けれど、この作者は手が届きそうな設定で、人物の細やかな感情を拾いながら、どこにでもありそうな日常で読者を引き込んでいくのが上手い。満腹です。

うーん

この手の舞台設定は好みで、画力も悪くないんだけど、話の内容が薄いかな。あれもこれもと物事のキーを詰め込み過ぎて、どれも浅いままに、急いで物語を終わらせましたという感じがする。かなり若い世代対象なのか。

主役のコンビが新鮮

真っ直ぐでお利口さんな皇后・莉杏が可愛い。軽い感じなんだけど、合理的で行動力と洞察力もある皇帝・暁月も良い。

幼い皇后を皇帝が問題を出しながら、上手く教育していく、皇后の成長譚と国作りのお話。後宮ものは色々出ているけど、ベタベタ感が程よく抑えられ、期待以上に面白かった。皇帝じゃないが、皇后には早く大きくなって、お話を進めて欲しいものである。

過去問解く

新作読んで、過去の作品も読んでみる。

一井かずみさんは人の心情を描くのが昔から上手かったのだなぁ。絵のタッチは好みでなかったので、避けていたのだけど、読み進めて行くと、どっぷりハマり不覚にも大人買いしてしまった。

あぁ、甘々ドキドキ恋愛ものは柄じゃなかったのになぁ。脇役の人との繋がりもじんわり心に浸みる形でいい具合に描けてて、これもツボにハマるんです。この作者さんは人たらしなんじゃないかなぁ。

ストレス解消にイイかも⁈

このシリーズに入ってから、麻子のメスゴリラ化がパワーアップしてしまった。ちょっと眼を覆いたくなるかも。

反対に院長の甘々度が上がったような気がする。院長の甘さが発揮された時に限って、麻子は雌ゴリラ化したり、はしゃぎ過ぎて、波に乗れず、気の毒なヤツだと思ってたけど、やっと院長がオチをつけて、一安心。

もちろん、院長のアメとムチは全開。実は、麻子の天然に院長は翻弄されてたりする。麻子は魔性の女なのか⁈

とにかくどの回もマンネリな内容でなく、回を重ねても、間延びする感じもなく、楽しめる。絵もどのコマも手抜きなく、丁寧で嬉しい。肛門外科のお医者さんの世界を覗け、爆笑あり、涙あり。感情が盛り沢山‼...続きを読む︎

内容濃し！

イケメン院長のあめとムチ度が半端ない。麻子の乙女心と真面目さ＋酒癖の悪さで毎度お話はグラグラ、ブンブン。爆笑、キュンキュン、涙、爆笑。わき役の麻子パパとバーのマスターは絶品、大好き。特にマスターにはお悩み相談してみたい！

マイナーな消化器外科（主にお尻）の世界がぐっと近くなる。おぉ、そーなんだ。恥ずかしいことではないんだ。大切にしなくっちゃ。

色んな味が楽しめます

シヲニッタさん、お帰りなさい！ゴージャスで頭の良いカップルはやっぱり何でも計画的なんですね(^◇^;)。高級リゾートの世界も垣間見れて、歌曲も科学も自然もと、情報満載。短編と言えど、満腹です。

とは言いつつも、当たり前かもしれませんが、短編なのに作家さんそれぞれお話に特色があって、面白く読めました。個人的には『3日間のシンデレラ』が良かったかな。

そろそろ紙で読もうか

実は4巻を読んでまた読み返してる。

新巻が出れば、つい、勢いに任せて読んでしまうのだが、暫く経って、先にどう繋がっているのか、点を確認しつつ読んで行くと、忘れていることも気がついてなかったこともあり、これは何度でも楽しめる物語だと改めて実感する。

花の名前、鳥の名前、衣装の名前など漢字で紙に書いてみる。鳥の鳴き声、植物、衣装の色、形を調べてみる。想像する。世界が膨らむ。

今回は第三者を通して、高峻の擦り切れた心を救うという展開は何と素晴らしいんだろう。自分の感情に不器用な寿雪だが、その行動に今の世の中にも通じる人を動かすコツのようなものも教えられる。

いと珍し

この作者さんは裏切らないですね。ストーリーの設定がしっかりしてるし、登場人物の心理描写もよ良い。コレはサスペンス？＋激甘逃避行で珍味じゃないですかね。

ちょっと題名からストーリーが想像つかなくて、読み初めから「え、何だろ、これ？」という感じです。背景が立て込んでいて、理解するのにページを行ったり来たり。よくこんなストーリー思い付くな、と。

『愛に堕ちた軍神』のナギ的なひねくれた助っ人にまた出会えますよ。

　甘味追加希望

舞台は後宮、選秀女試験。皇帝の妃を選ぶ試験に潜入するヒロイン、武将の娘、凜瑛。ちょっとこれは珍しい背景だなと、ワクワク(*ﾟ∀ﾟ*)。

描写は丁寧だし、ヒロインもこの年齢ならではの初々しい恋心と皇帝の警護という与えられた任務を全うしようとする使命感で悩む姿がよく伝わってきます。

ただ、ヒーローである皇帝がちょっと拗らせているのか素直に気持ちが言えず、少し匂わせるくらいでその場を終わらせるところにイライラしました。甘味は薄めかな。

二人のその後の話がなくて残念。物語としてはよく描けていたと思うので、次の話として出されても、いいかも。

エェー‼︎

待ちに待った4作目。まさかこう来ますか。烏妃と高峻の距離がある意味遠くなったと言うか、個人的に期待から外れつつあるのかな。高峻、職業上（？）仕方がないのかもしれないけど、がっかりだよ( ´△｀)。烏妃が孤独から解放される日がくるといいなぁ。

今更ながらですが、

今までこんなに鼻水と涙を垂流しながら読んだマンガは無かったです。

途中主人公が困難な状況に陥ったり、お気に入りの仲間達が主人公から去って行ったり、読むのが辛い時もあるのだけど、間にぷっと笑うやりとりが挟まってるので助かったと言うのかな。最後は主人公があぁ、やっと救われたと。爽やかな気分です。でも、あの国はどうなるんでしょうね。

これだけ長いと、カフェ・オ・レのコーヒーどこ行った的なボケた内容になることが多いけども、これはどこで切っても、中身がみっしり詰まった読み応えのある作品です。

ほぉ〜

出産したことがない人にとって、これは臨場感ある興味深い読ものであるし、これから出産するかもしれない人にとっても、押し付けがましくない出産までの一連の流れがよくわかる、読みやすいテキストではないでしょうか。若いうちに読んでおいたほうがいいし、男性にも読んで欲しいかも。そうしたらもっと優しい世の中にならないかな。内容的には恋愛ものの盛り上がりは少ないものの、出産がテーマのものは初めてだったので面白く読めました。

なるほど！

好き、ってなんだろ？うんうん、ひどく同意した。それって、好ましい、ってことでしょう？とモテキャラの彼に指摘する主人公は不器用で真面目で、日々言葉に真摯に向き合ってるからか、恋愛についても考えすぎてしまって、もどかしい。まぁ、モテキャラの彼が素直な行動をとるから、中和されて、安心して読める。あぁ、この漫画家さんは絵よりも感覚的に表現するのが実にうまいんだなぁ。この先も楽しみにしてます。

寄せ鍋のような味わい

色々読んできて、このシリーズが一番ツボにハマってます。最初は喋ると語尾に☆と♪が付くヒーローって、どうなの⁈キモイ！と、ヒロイン同様の目線で読んでましたけど、真剣な眼差しとか、素に戻る時のギャップで、すっかりこれはアリだ、ありだ！とまんまとはめられました。背景も商社のお仕事はこんな感じなんだと知れて面白いです。
さらに言うなれば、ヒロインの心のツッコミが良いアクセントととなり、物語を美味しくしてるんですね。

雰囲気が素敵

時代設定が中世っぽいところに、キレイな挿絵がはまっていて、これは見逃すことなかれ。芯の通ったヒーローとヒロイン、美しい容姿で互いに想い合ってる。それをごった煮の鍋へ入れられたら、そりゃ、目が離せません！最後はあれでいいのかな⁈個人的にはその後の未来が少し欲しいな。

大好物の中華風ファンタジー

何ったって石原先生の安心の画力で、その世界にぐんぐん引き込まれます。姫さまは天然で可愛くて、守り人もカッコイイ！色んな困難を乗り越えていくんだろうけど、これから二人はどんな風に成長するのか楽しみです。明るい未来が見れたいいな。

かわいい！

いゃあ、かれんちゃん、可愛くてほっとします。

漁夫の利

毎度外さないですね。普段知られることのない製薬業界と医療の現場の裏側で繰り広げられる人間ドラマ。業界に鋭いメスを入れつつ、笑いもあり。登場人物が多いけど、それぞれにキャラがたってて、面白く時間がたっても覚えてる。今回も火箱ちゃんが活躍するも、間瀬さんが‥‥。やっぱりこれはやめられないなぁ。

どこ切っても大好物なものだらけ

大正ロマン風、舞台は宮廷、殿下と臣下のロマンスをメインに副菜は宮中行事、庶民の生活などなど、盛り沢山。くすり笑い、はらはら、涙あり、ほっこり温かい。隅から隅まで丁寧な絵とお話で世界観に引き込まれ、気がついたら、大人買いしてしまっていた。そして読み終えた今は猛烈にウェスティ（犬種）が飼いたくなった。

後味良し

誰も蹴落とされたりせず、誰かを応援したくなる、こんなほっこり幸せになれる話なら、もっと読みたい！読んだ後は烏が可愛く見えるかも。