はるさんのレビュー一覧

眼福〜

獣人の世界は馴染みがなかったけども、コレは、美しい‼︎もっと見たい、読みたい。

雅文と瑞英の触れ合う場面が少な過ぎやしないかと思うのは私だけ！？とにかく雅で緩やかな時間の流れ方は素敵だけれども、うーむ、もっと読みたいのだ。一巻でお話が足りないのだ。悩ましい。次巻の展開に期待しよう。

か、かわいい〜

これは原作を読んだ方も楽しめます。中華風の物語がお好きな方もガッカリさせませんよ。

画作も細やかで、人物や髪飾りなどファッション、背景、楽器など細部に至るまで美しい。何ったって、ちびっ子皇帝と貴族のお姫様達もかわいいー！

お話に緩急、おすましなところ、コメディなとこ、どちらも描き方が巧いです。

今のところ原作に沿ってます。願わくば、原作を追って最後まで続かんことを。

うーむ

いくらアラフォーのおじさんでも、『おまえさん』は無いんじゃないかなぁ。違和感ありありな会話とお話でした。

あぁ、終わってしまった‼︎

今更ながら、すみません。合本で初めて読みました。10年以上前の作品なんですね。余りにも長編大作なので、最後まで飽きずに完読できるか自信がなかったのです。読んでいくと直ぐに取り越し苦労だと分かりました。すっかりシュガーアップルの世界にハマったのですから。

アンやシャル、ミスリル・リッド・ポッド他、登場人物は多数なのに、見事に個性を巧みに描き分けてあり、作者の愛情がこもってました。悪役さえも、最後には救いがあったのには天晴れです。

キャラクターが人間臭くて魅力的なのはもちろん、ストーリーもこれだけ長いと中弛みがあるかなと思いきや、常に安まることなく飽きさせません。いつまで読んでいたかったです。...続きを読む

けれども、事件後の後味良く、物語の締めもきっと我々読者が長らく望んでいた未来が見れてとても嬉しいものがありました。作者さま、大変ご馳走様でした。願わくば、マンガで最後まで読みたかったです。

いくら美人でお勉強ができても

石田さんの作品はストーリーが二転三転するので、読み手を飽きさせないので大好きなんだけど、今回はヒロインがどうしても受け入れられなかった。

過去のトラウマがあるのは仕方がないが、少しでも臭う要因があれば、目を逸らし、逃げて逃げて、向き合うことをせず、いつまでも他人のせいにする。今の状態は頑なな自分が決めてきた結果なのに。

まぁ、最後には自分の責任で周囲の人を巻き込んできたことに気付くのだけど、ヒーローに対して、口から出る言葉がいつまでも可愛くないのはいただけない。

結局ヒーローの想いの強さで最後まで保った感じ。ヒーローはなかなか素敵だけど、読むには疲れたかな。

カウンセリングを受けてみたい

そもそもカウンセリングを受けたことがない者にはこういうふうに会話しながら、導いて改善していくんだと面白珍しく読めました。チャンスがあれば、受けてみたい。いや、こんな深いヤツでなくていいので。

でも、ヒロインの衣織がカウンセリングを受けて、心持ちや身なりが明るく前向きになり、そこに華やぎが足されたことに周囲が驚くところは読んでいて、我が事のように痛快で胸が踊りましたね。やっぱり人が花咲くのは楽しい！風太郎、公私混同が過ぎるぞ。

不思議だったのは副社長は‥イケメン、大人な、タダの良い人なのかな⁈何かアクションがあるのかと思っていたけど。あれでいいのかと思ったのはワタシだけ⁈

いつも窮地を救う王子かな

試し読みでストーリーの導入部分が気に入って、買ってしまった。ヒロインが貧民街の借家で餓死寸前だなんて。しかも、特段美人でも、かわいい訳でもない。うーむ、何が起きそうじゃないか。

ヒーローは‥役職から察するに、ヒロインより一回り以上年上なんだろうな。父親役から恋人へなるにも、さぞかし戸惑いがあるんだろうな。無かったならば、光源氏か！？

サラザン家がヒロインの後見人になる理由がイマイチ理解できなかった。親戚のフィリップとヒロインのママ、ジュノーはどう関係あるのか？ヒロインの実父は別だし。結局、ママがしっかりしてないから、事態が最悪になったのに、なぜあんなに強く他人を責められるのか？なのに最後は...続きを読む大大円なのは何だかな〜、モヤモヤする〜、のはワタシダケ！？
もっとページがあれば丁寧に描かれたのかな。

ゴロニャン系彼女

医者の忙しい日常の隙間に恋愛をするって大変だな、とよく分かる作品。常に患者の容態に振り回される日々で、自分の時間を保つことができる人は余程器用ではないかと思えてくる。

ツンツンデレなヒロインは嫌いじゃないけど、今回は好きになれなかった。28歳だと言う割にはいつもアドバイスとフォローしてくれる先輩ヒーローに対する言動が残念だ。ダメなところを指摘されると、俯いて下唇を噛む。勝ち気なのか、何かにつけ、その仕草をあまりに繰り返すので、（後の方で分かりますが）ゴロニャン猫系と言えど、いただけない。

ヒーローは先輩らしく、大人なクールさとヒロインを落とした後に甘さが増していくところは◎。

ストーリー...続きを読むはアレ？これで終わりなの、という何か物足りない感じだった。

へ、変態さはピカイチ

旦那様が変態過ぎて、ヒロインが初めは嫌がりながらも、麻痺していっているよう。ヒーローもヒロインも人間が良く、努力して、お互いに高め合うとても良い関係、エロスも含めて。お互い好き過ぎるのは何とも羨まし〜。

アラビアンなヒーローは短過ぎて、物足りなかった。続きはないのかなぁ。

人物が魅力的！

登場人物も魅力的だし、画作も躍動感があって、申し分なく綺麗。特に線が。ストーリーは背景にヤクザの世界観と日常の風景上にあるラブストーリーだけ、コミカルな雰囲気も、ヒーローのセリフや猫、ヤクザの子弟を巧みに動かして、絶妙なクスッとした笑いがあって、存分に楽しめた。

ラブリィなお嬢様

Hold up, Hold meはお嬢様が可愛いかった。お嬢様の突飛な行動に振り回される青年、しょうがないね。お嬢様、かわいいから。社長パパ、謎の執事サンも魅力的だったなぁ。ドタバタラブコメでした。

原作に忠実

原作の雰囲気を壊さず、ストーリーの流れも巧く掴んでコミカライズされていると思う。よくこのページ数で最後まで持っていけたやな、と。自分の好みで言うと、少し画作が拙いかな。

続きはないんだ|(￣3￣)|

この物語はヒーローのお祖母様がヒロインを無理矢理孫息子のボロ屋敷へ連れてきたところから始まります。

生き生きしていて魅力的なヒロインがヒーローの周囲の人達を巻き込んで、徐々にやさぐれていたヒーローを心身共に健康に変えていきます。

ストーリーはヒロインの謎を抱えたまま、巧みに進んでいきます。うーむ、上手いです。

登場人物も個性的で魅力的。特に私はお祖母様の豪胆なところがきにいりました。もっと物語が続いて欲しかったです。

もったいない。

試し読みで、すっかり期待感が盛り上がっちゃって買ってしまった。画作は丁寧で綺麗だし、ストーリーも謎な部分を保ちつつ、悪くない。だけど、ページ数が限られているのか、膨らませらる部分は沢山あるはずのところを駆け足で終わらせてしまった。いや、残念。キレイなお話なのに。

とってもキレイなお話

表紙から気に入ったのだけど、ストーリーの作画も裏切らず、登場人物も背景もすごく素敵だし、上手い！主役だけでなく、他の人物のファッションを切り取って観ても楽しめた。ハイソなお人はこんな感じなんだねー。作画がキレイなんで思わず何回も読んでしまった。

建物の外観や内装も丁寧に描かれ、ストーリーにどっぷり入り込めた。人物の切り取り方や構図も巧いい。

ストーリーはきれいにまとまっていたと思う。この手の物語は読み慣れていないので、もしかしたら無難な筋書きかもしれないが、私には感情を揺さぶられるくらいヒロインもヒーローも楽しめた。

難を言うならば、もう少し長くヒロインとヒーローの甘い時期を見たかったと...続きを読むいうところだろうか。あ、ヒーローと赤ちゃんの名前が個人的には馴染めなかった。この漫画家さんの他の作品も是非観てみたい。

諸悪の根源は‥‥

何ですかね、押しても押してもヒロインに理解されない気の毒なヒーロー。ヒロインがあんまりにも自分は婚約者に相応しくないと逃げ回るのが長い癖に、合間に流されて甘えてみたりするものだから、ちょっとうんざりかな。否、私に忍耐力がないのか。

もちろん、ヒロインの両親が本質的にも物理的にも飛んでるのは同情するけども。思春期に、親に「北海道へ『愛を確かめに』行ってくる」って、えっ、何！？だわねー。だから、まぁ、お話が始まるんですけども‥‥。

高校生って、中々新鮮だわ⁈

これは高校生のお話だったんですね。初めは遠過ぎて世界観に浸れなかったです。今どきの学生生活が垣間見れて新鮮ですね。

高校生ならば、ヒロインのりこが自分の恋心に気付かない、勘違いなんだと予防線張るのも納得。

努力家で真面目、なかなか頑固なりこは青い果実といったところ。一方、アメリカ帰りの恭太は見てくれも行動も金銭感覚も何もかも規格外、高校生なのか？と思うほど。この二人がどうやって出会うんだ〜！？それがジリジリ近づいてくるんですよ。

その心理描写、人物の気持ちが見える細やかな動作の書き方も巧みだ。この作では大半ヒロインがヒーローに対して一歩常に引いていた（何しろ青い果実なもので、恋愛ごとにパ...続きを読むニック気味）ので、次巻があるのかな⁈ あるんですよね、きっと。恭太が謎だもの。あれば、ヒロインのデレ修得を期待します。

思い出した！濃い作品だ！

前作からあまりにも月日が流れたため、あれは終わったのか、ちょっと中途半端な感じがしていたけども。生きていたんだ⁈

そうだ、りぃーちゃんへのあの狂気じみた愛情をお持ちの芳野係長とツンツンデレの梨紗サマだ。『りぃーちゃん☆』が帰ってきた。お星さまと♪を自由自在に操る係長、否、今や旦那様か。ちょっとこのシリーズは読むのに体力がいるんだな。うん、何か濃い。

今回も中国にて嫁とは言え行き過ぎた旦那様の愛情と、学習しない嫁が旦那を振り回す？という構図を描いていましたね。流石文章表現が巧いので、ちょっと中国の街を散策した気分になれますよ。

虫が沸き放題⁈

思ったより短編が数多く、より一作品が短く、内容も表明上のもの、エリィの本に対する常軌を逸する愛情と殿下のエリィに対する中々報われない愛情を土台にエピソードを展開たものとなっている。

色んな作家さんが一作品に対してオマージュを捧げる企画は面白いと思った分、期待してしまった。何だか全体的にもやもやして残念かな。作品数が多すぎたのか⁈

切ない誤解の両片想い

始まりはサヤの拓也を諦めようとする恋心がひたすら切なく、やるせ無い思いがいっぱいになります。けども、２人の間が甘くなるにはそれほど時間がかからず、加速していくばかり、激甘へ。願わくば、もう少し障害があってもよかったのかな。

気安く出かけられないこんなご時世なので、頭の中で旅するのは楽しかったです。世の中が落ち着いたら、ウィーンのカフェやエストニアを是非訪れてみたくなる作品です。マンガ化されると良いかも、だけど、名所風景が大変かな⁈

絵に釣られて

題名からすると、うーん、内容がないのかなと思っていたけども、意外に主人公達が純情であったり、一粋さんも一見軽そうな雰囲気なのに、純に対して誠実であったり、中々良かった。いや、そりゃ、イチャイチャが多いですけど。絵が薄っぺらな感じじゃなく、とっても素敵ですよ。

おいしいものいっぱい

ヒロインとヒーローの関係性が幼馴染であったり、夫婦であったり、学生カップルだったり、よくある組み合わせ。なのに、どれも意外性があって、ショートストーリーなのに、巧くまとまっていて、なんなら、もっと先が見たいくらいだ。あれだ、色んな凝ったおかずが少しずつ入ったお得なお弁当といったところだろうか。個人的には田舎から出てきて久しぶり出会った幼馴染カップル「国王近侍と王宮女官」と中華風な「雪花と月凛」がオススメです。

激甘！

うーむ、初めの入り方で面白いかなと思ったんだけど‥‥。それに『虫かぶり姫』の画作と同じだと内容も期待感が上がってしまい、た撃沈。勘違いしてしまった。何かピリリと効いたイベントが欲しかったな。平穏なものを求む人にはスリルはライトで向いているのかも。

マニアックなカップル

食糧難に備えて、魔獣から魔毒を抜いて、如何に美味しくいただくかというテーマがヒロインの頭を占めていて、愛だの恋だのはのかなり薄めかな。まだ淡々と独特の世界観を作り込んでる感じ。二人の結婚はまだ貴族としての義務めいたものとして描かれているので、今後の気持ちの変化に期待しよう。

限定的激甘な俺様兄さん

よくある流れではあるけれど、画作がきれいで、ヒロイン小春と義兄の勇斗の小さいころの出会って育ってきた現在まで自然に上手く描かれていると思う。

話の主旋律には見合いや邪な同僚といったお邪魔が入ったり、ヒロインの勘違いでグラグラ揺れるが、根底に一途な愛情があったり、家族愛や友愛もあって、心安らかに読める。

何たって組み合わせが、ヒロインが清純で、控えめ、ヒーローはグイグイ愛情を押し出す俺様なので好きな人にはハマるかと。

またもやイケメンキャラ登場！

一難去ってまた一難。ホントに試練の連続。ニナが動くと、大揺れである。幸せはまだまだ遠い。やっとアズールに逢えたのに、自分でお別れ言っちゃたり。セトとアズール、どっちなんだろうな、ニナ。グラグラじゃ〜。

果たしてソルはニナの仲間となるか。ニナの本質を見抜いた彼が次のキーパーソンかな。次巻の活躍に期待大。ニナは人生に迷った皆んなの道標に自然となっていく宿命なんだなぁ。羊飼いだな。

どれもハズレ無し！

短編四つだけど、どれも良い感じ。ガンバレ〜と言いたくなる幼馴染→カップルになるドキドキ、キュンキュン、甘酸っぱいお話だ。ヒロインが女子高生なんだけど、何ともいじらしく、可愛らしいのだ。彼は高校生だったり、社会人だったりするけど、爽やかな中に情熱が見えたり、大人の節度があったり好感度大。特に、志帆子と春香編は未来が見たいんだけど。

終わり良ければ、全て良し

流石火崎さん、期待値通りです。『綿菓子』ことメイビス、寡黙な皇帝クロラ、病弱な王弟フランツ、の愛憎劇、とはならず、どの人物も愛情を持って、うまく描いています。ドロドロした愛憎劇は疲れるので苦手だけれど、この物語は、人間だもの！間違っても、挽回できるように作り込まれてます。エッ⁈そっち？という感じで。

人物は3人は真面目でしっかりしていて、フランツは兄を、クロラは弟をそれぞれ思っていて、メイビスも2人をサポートしなきゃ、という思いが滲み出ている良い子ちゃんです。

うまく説明できませんが、読んで良かったなぁ、救いがあったなぁという作品です。

エリザベスに完敗

ドタバタ喜劇、ではないなぁ。ロマンスと言うには甘さは限りなく薄く（甘い言葉を吐くシルヴェスターは除く）、貴族社会のお家騒動を治めるべく、ドタバタ３人が奮闘する感じだろうか。

初めのエリザベスとシルヴェスターが出会うところから新鮮で軽快であり面白かったが、エリザベスに振り回されるシルヴェスターという構図がずっと変わらず、読むのにしんどくなった。

エリザベスがあまりに意固地で勝ち気で、貴族社会のルールに囚われ過ぎているというか、始終『勝った、負けた』と言っているので、何だか人生損してるなと哀れに思えてしまうのだ。

ストーリーを繊細に描くのはこの作家さんの特徴で好きなところではあるけれど、今回...続きを読むは苛烈なエリザベス×２に疲労困憊である。

桃井ちゃん、職場に１人是非⁈

桃色三部作はOLの桃井ちゃんの一生懸命な恋愛物語です。
舞台の旭川は本州に住む者にとっては動物園以外耳慣れない土地で、ぼかさずあえてそこを設定するところは作者さんの思い入れがあるんでしょうか。桃井ちゃんの周囲の人の良さとかに土地柄が出ているのかなと思うと、新鮮で味わい深いです。

桃井ちゃんは垢抜けないけど、人が良く、職場で雰囲気が悪くなったら、ニコニコ笑って皆んなにコーヒーを配って回れる気配りのできるマスコット的な女の子。強面で、勘違いされ易く、社員から距離を置かれていく所長のために、桃井ちゃんは何とかせねばと一生懸命です。可愛くないわけないじゃないですか〜。4作品の後の４コマ漫画に恋する乙...続きを読む女の行動がよく描けていて、すごく納得したので、是非読んでみて欲しいです。

最後の作品はヒロインが暴走し過ぎて、読む方が居た堪れなくなると言うか、どうしてこの作者さんはこういうヒロインを描きたがるのかなー。

派手さはないが、中々イケる⁈

ヒロインとヒーローの設定が学食スタッフと大学生という組み合わせで、恋愛するだなんて、意外性があって、面白い。しかも、大学の食堂の雰囲気も学生生活もヒロインの日常も、背伸びしたものでなく、よく描けていると思う。

あまり期待していなかったけども、2巻という長さで退屈にならず、きれいに最後まで持っていけたので、満足です。

何にも考えたくない時にどうぞ。

王道のシンデレラストーリーです。画作もキレイなので、世界に入り込む邪魔しません。

ヒロインとヒーローが結ばれるのに多少の周囲の反発、困難はあるけども、基本的に登場人物は良い人なので、読み進めるにあたり、ストレスは少ないです。頭が疲れたときに良いかもしれません。

ほっとした

１巻目はヒロインが猫のようにジリジリ歩み寄って、恋人になったかと思ったら、あんな事になって、胸が痛くて居た堪れなかった分、この巻で気分は上々。天にも昇る心地というんでしょうか。

基本ヒロインはマイペースで意地っ張り、酒癖悪い、やっぱり猫。だけど、彼にはカワイイので全て許されるのだな。羨ましい限りです。

ヒロインが躓いても、起き上がり、不器用ながらも何とか歩んで、少し大人になれたのも、偏に周りの人達のお陰なんですね。特に牧田姉さんや健三の助けが無かったら、どうなっていたことやら。

二人がうまくいった後から結婚までの小話がいっぱいで、面白いです。結婚後の話もあったらなぁ。

ややこしい彼女

あんまり振り回される恋愛ものはストレスフルなので好まないけども、この作者さんは人の心を揺さぶるのがとても巧い。細やかに登場人物達の日常を、同時点の、ヒロイン目線、ヒーロー目線を巧みに織り込んでストーリーを進めて行くので、キャラの心情がよく分かる。

ヒロイン、比奈は目が大きく、可愛らしい容姿ながら、自己評価低くて、人見知りがひどい。意地っ張り、言葉足らず、ボーっとしていて、恋愛の感度が鈍い、何事も決めるのに時間がかかる。思っていることと裏腹な言葉を彼にぶつけてしまったりして、彼の立場を考えると、気の毒になる。はっきり言って、こんな彼女は面倒くさい。

だけど、彼も良い意味でも、悪い意味でも大人...続きを読むの男性なので、相手を慮って、引き際が良過ぎたりするので、読んでいる方は、うわーっと頭を掻きむしりたいような衝動に駆られるのだ。

次巻があって良かった。じゃないと、ヒロインもヒーローも嫌いになりそうだ。

人生の鬼ごっこかな

そうそう以前読んだ原作はこんなイメージだったなぁ。なにしろヒロインがバリバリ働く男前な性格なのに、自己評価低くて、上司の部長と丁々発止でやり合うのだ。

周りのキャラも小気味良くツッコミがあり、ストーリーのテンポがダッダッと刻まれる感じ。爽快感もあり。ちょっとヒロインが頑ななので、疲れるかも。

でも、ヒーローもヒロインに対する執着がすごいので、お話が成立するのですよ。あれ、原作２巻目はないんですかね⁈

絵がキレイなだけに

画作はキレイなんだけど、登場人物の言動が違和感あって、気になって仕方がなかったです。特にヒロインのソフィの王子に対して発する言葉使いは不敬では？と思うほど。彼女の家族も同様。

後半、国王の落とし種、王子の異母兄とやらが登場。王宮に簡単に招き入れるのも、違和感あり。そこの下りいるかなというところも。なんとか結末まで無理矢理持っていった感じでした。とても残念。

よく内容を確認しませう

失敗した〜。内容をよく確認した方がいいです。他の作品とダブっています(T-T)。しかも、作品の切り売りで、中途半端に終わってしまった。このもやもやは何処へやればいいのやら。

こういうの待ってました

異世界ものながら、設定が意外で、細かく作り込まれていて、面白い！

ヒロインのフェデリカが『色無し』って⁈ 真面目に職務に取り組み、孤児院出身で、天然で『色無し』による差別を受けてきたからか、自己評価が低い。だけど、天然でポジティブで可愛いのだ。

その彼女に伯爵家の三男で、イケメン騎士のアルマンドとの結婚の話が降ってきて、‥‥これがストーリーの始まりなんて、ワクワクする〜。しかも、ヒロインの頭には離婚ありき設定なんて！

異世界だと話に中々入っていけなかったりするけど、監査だとか、残業申請だとかそういった言葉を取り入れ、世界に入り易くなっているところも巧い。ヒロインのフワフワした甘い見た目...続きを読むに相反して反して、ちょっとピリ辛な物語になっていくのかな。先が楽しみな作品。

好みの問題なのか⁈

舞台設定は珍しいと思う。だけど、全体的に色調が暗い。ヒロインが虐げられる場面が長過ぎるようで、読んでいてしんどかった。宿木の正体も今一理解できず、鈴で解決するのも腑に落ちず、なんとも消化不良に終わった。悲劇のヒロインが好みだという方はどうぞ。

陛下って大変だなっ。

設定が凝っていて、登場人物もクセのありながらも魅力的で、ストーリーも面白いと思う。

ヒロインは若いからか、生立ちからか、恋愛事にはセンサーが鈍いのかもしれない。だけども、皆さんがおっしゃる通り、何でヒロインはそこまで頑ななんだろう？最後まで負けを認めないって！？ちょっとしんどい人になりはしませんかね。陛下が幸せなら、いいんですけど。二人の未来が見たいです。

ヒロインは女神様または猛獣使い

しっかりもので清楚な男爵令嬢レティシアがムキムキ野獣軍人さんで新米伯爵ディオンに嫁ぐ。脳筋のディオンにレティシアは貴族としてのマナーを躾けなければならない。想像するだにすんごい苦労しそうだ。否、ストーリーでは穏やかなヒロインがすんごくヒーローに振り回されている。

読んでいくと、ヒーローの見てくれやなすことにげんなりする。でも、合間にチラッと可愛らしい部分が見えると、この魅力にハマる人もいるのかも。奇抜なお話でした。

うぅんん⁈

オメガだアルファだこの分野の話は色々出てるからこそ、もう少し捻りが欲しいかな。この分野だから仕方がないかな、背景の説明が多かったような気がする。ヒーローがめったやたらコーヒーゼリーを食べるのも、頭に包帯姿でいちゃつくのも何だか飲み込めなかった。

おまけ付き

主旋律のストーリーは真剣であっても、おまけマンガが面白い。話の隙間に登場人物がどんな気持ちだったのか、4コマに近いショートさで、クスリと笑わせるのだ。結構力作だと思う。

実は逸品なのか⁈

うーむ、こりゃ、龍一殿がやっていることは犯罪じゃなかろうか。無垢な田舎娘を無理矢理、しかも、就職に託けて？脅し？否否ないない。ぶっ飛んだ設定。だけど、巻を重ね読み進めていくと、何だ愛情があるんだなぁ。ストーリー中、やってることはイチャイチャ多いけど、緩急、静動、何だか物事がメリハリ付けて巧く流れているような気がする。

人物もイケメン龍一殿の目力は素晴らしく、妙子は気持ちが高まると方言が出て、擦れてなく、カワイイ。

人物はこのジャンルにしては珍しく肉感度合いが吹っ切れている。だけど、線がキレイなので、ストーリーに入り易い。

たまには変わり種でどうぞ。

分かれた人生は出会うことあるか

クリスティナとアン、見た目は正反対だけど、どちらも違った苦労があるのだね。

今回はクリスティナのお話。美人も時代が時代なら、お家の道具にされるわけで、クリスティナも美しい恋物語から退場させられ、デュラム老伯爵に嫁がされる。このデュラム老が唯のスケベ爺かと思ったらすごい人で、クリスティナのことをよく観てくれてた。兎に角深い。今回も生き抜くことを考えさせられた。また一波乱かな。

猫好きにはたまらん

『虫かぶり姫』の喜久田ゆいさんの作品が読めてラッキー。画作は中華風な世界でも問題なく、繊細で綺麗です。

あまりにも猫姫がカワイイので、子猫のままでもよかったかも。でも、このジャンル的には成長してもらわないと話が進みませんものね〜。クールなイケメン旦那が嫁の猫姫を溺愛する構図も満足です。

春待って？そういうことだったのか。ほぅー、納得。短編なのに、巧くまとまってました。できれば、この世界をもっと観たいです。

他の作品も綺麗な画なので、好みの漫画家さんが見つかるかもしれませんよ。

父さん、そんな殺生な⁈

神社の娘、巫女の結乃花と神社総代の嫡男、唯織。当然の如くイケメン経営者。二人の勘違い、ボタンの掛け違いにより、九年の月日が二人を分かつ。
それも神社という場所柄、言伝えという調味料でファンタジーの世界もちょっと二人にご用意しましょう。だけど、1番の鍵を握っていたのは、もしかして、父さん⁈

想いを秘める切なさはあるけど、ストレス少なし、甘々でした。

すぐオイシイ、すぐ激甘

お話も画作もキレイです。お話はあまり捻りはないかもしれないけども、シンデレラストーリーでストレス少なめ、激甘。ヒーローの王子もしっかりしていて、気持ちの良い人物。絵も線がキレイで見やすい。何たって身体の線が薄っぺらくなくて、キレイ。やっぱり絵が雑だとお話が入ってきませんですから、ここは重要です。疲れたときに、どうでしょう？

着地点は未だ見えず

『姫様、お迎えに上がりました』から始まり、何だそりゃ〜、と叫びたくなるような展開ばかり。題名から何か方向が分かるかと考えるも、キャラは斜め上の発言ばかりで、姫様を煙に巻く。

双子の弟君登場するも、やっぱり味方なのか首を傾げる。この作者さんはヒロインを右左に揺さぶるのが相変わらず巧くていらっしゃる。そろそろ「ぷはっ」という笑いを欲してしまうのはワタシだけか⁈

ガンバレ、姫さま

何というか、奇想天外な始まりです。いきなりお城をやる、明日から住みなさいって言われても、困っちゃうなー（笑）。想像するだに本当に困る。国宝を何度も上った身としては天守閣が如何に住居として不向きかわかります。

政長を始め、義母や出てくるキャラ、出て来るキャラが皆ミステリアスです。この作者さんの作品は大抵要所、要所に笑いが散りばめられているのだけど、今回はまだシリアスです。

それにしても今回の主人公は『姫さま』を押し付けられ、周りに振り回されて大変そうだわ〜。