KOKONTOUZAIさんのレビュー一覧
レビュアー
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まだまだ序盤
ローザの男前さに拍手です。
借金まみれのくせに、気位が高い顔だけ男のバークレア伯爵…
恋人のセシルも現実が見えない箱入り娘。
「愛があれば幸せ」なんて夢みがちなセリフを本気で吐き、ローザを「愛しい人をお金を積んで奪った悪女」と言いきる始末。(呆れます)
ま、おかげでローザの理知的で行動力の素晴らしさが際立ってみえて、清々しさを感じるので良いです。
ローザの父ドルシア子爵も謎ですね。
なぜ没落寸前の伯爵家にローザを嫁がせたのか…
城に飾ってあった前国王と第一王子の肖像画…
現国王一家を「豚」とまで蔑む理由…
色々想像できますが、先が楽しみです。
番外編で本来のドルシア子爵をみて、ローザに対して -
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エリアーヌは無双し始めた?
偽聖女レティシアの悪辣さが露呈しだして、ますます祖国が危機的状況に陥りかけてます。
相変わらずおバカな王子はヲタついているだけで当てにならないから、このままでは破滅へと辿るのは決定かな。
「自分は美しく、呪術は最強で、望むものは全て手に入る」
欲望の赴くまま思い通りに過ごしてきたレティシアに、聖女エリアーヌは邪魔なだけ。
ますます呪いを強めそうな気配ですが…
狙われた当のエリアーヌは簡単に呪いを解呪し、その呪いを返して飄々としていて…無双聖女化してる。
清廉なだけではない聖女に好感度は高いです。
でも絵が…正直好みじゃないです。
スタイルももっさりしてるし…「イケメン」や「美女」がそう見え -
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あっさり?
いつまでもお邪魔ムシのフェリックスとキーラの2人。
自分から浮気をして婚約破棄をしておきながら、その後の話が進まない事をアリシアのせいにして、彼女の平穏をどこまでも脅かす心根のヒン曲がり方が半端ないです。
別々の意味で「どこからそんな考えが沸いて出る?」と感心しきり…
1巻目を読めばだいたい「ノアはアリシアが好きなんだ」「ノアとアインハルトは同一人物だな」なんて察しはつくので、なかなか気づかないアリシアにモヤってましたが、最終的には落ち着く所に落ち着いて良かったかな。
個人的にはざまぁ感が薄すぎて残念。
まぁフェリックスは廃嫡されて納得だけど、あれだけアリシアを貶めておいて何の痛みもなく退 -
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ざまぁは弱め?
卒業パーティーの婚約破棄スタートは、悪役令嬢もののド定番。
そしてやっぱり悪女はメアリー。
そしてバカ王太子の思慮の無さは物語を裏切りません。
「聖女」の置かれる立場や苦労を理解せず、知ろうともしない愚かで傲慢な王太子が
短絡的で欲望にまみれたメアリーに篭絡されるのはしごく当然の流れ…
二人してマリーアンジュを「聖女」と「未来の王太子妃」の身分を奪い貶め、挙げ句の果てに面倒な事は押し付ける…なかなか最低な流れに最後に来るであろう大きめ「ざまぁ」に期待しましたが…
ちょっと弱かったかなぁ…
もう少し強めの「ざまぁ」が欲しかった~
マリーアンジュの父である侯爵が、メアリーの実家の男爵家に何か画 -
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まだまだ序盤
今の立場は「騎士団長と副官」だけど元々は兄の友人で幼馴染みであり、おそらくはセシリアの初めてのひと…かな。
題名通りなら、騎士団長のルディーガーはセシリアを溺愛してそうですが、セシリアはそう思っていないようで…若干のスレ違いがありそう。
憶測の域ですが…方や兄がまた方や友人が亡くなった悲しみの中、お互いの思いを共有し合って結ばれてしまったのかなぁ…
セシリアは「親友を亡くした、やり場の無い思いを受け止めただけ」と自分に言い聞かせ気持ちに蓋をしているようで、ジレジレ感もあるのかな。
王都で起こっている不信死を解決すべく動き出した中で、二人の関係性が変わっていくのが楽しみです。 -
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ヒロインがけなげで可愛い
父である宰相の不祥事で没落した伯爵家の令嬢アニエス。
苦労しても他人を恨んだり妬んだりする事なく、健気に前を向いているのが可愛くて…
視力が悪いせいでベルナールに誤解され、些細な意地悪でオルレアン家の使用人になったのには「なるほど…」と物語の展開がチラリと見えました。
本来の可愛さと純粋さで他の使用人達とも打ち解け…
ベルナールとも少しづつ距離が縮まって…
なんて先読みしやすいですが、ヒロインの容姿だけではなくド天然な行動と、優しさや可愛さが安心できるお話しです。
これから二人の関係性に変化がありそうだし、宰相の不祥事の「真実」が出てきそう…
とりあえずはベルナールのお母様の -
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ざまぁ要素ありが良い
最初はラムが不憫で仕方なかった。
実家の元平民の男爵家では、微弱な魔法があるだけで疎まれ気味悪がられ、
嫁ぎ先の伯爵家では、そのショボい魔法でバカにされ蔑まされ…
気弱なだけであんなに虐められる?
虐めを通り越して虐待されてたよね😠
でも前世を思い出し魔力も取り戻してからの逆転は、なかなか気分が良かったです。
個人的にはもっと仕返ししてやっても良かった気がするのですが…😔
ラムが覚醒してからは、使用人からの虐待の事実も知らず放置してた夫や、
屋敷の使用人の嫌がらせで会わせてもらえなかった養子のカノンとも接触し、物語が今始まったようで先が楽しみです。 -
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面白いです
コメントされている皆さんが書かれている通り、面白いです。
別サイトで漫画化された物を読んで、原作も読んでみたくなりました。
転生前は天寿を全うし、転生後はアラサーの未亡人…と異世界転生ものとしては珍しいパターンにも興味がわきましたが、
この世界では処女なのに閨指南役になり、前世の知識で奇抜な性教育を施す。
ドン引きされても全く気付かず、おまけに社交界の隠語も理解できず会話がズレる。
読んでるとエロな部分も笑えて楽しかったです。
義理の歳上の息子達、特に兄エリオットとの関係も若干焦れながらも笑えました。
TLといいつつ、ストーリーがちゃんとしててエロ少なめ…と思わせて、ちゃんとありました(笑 -
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ジレジレ好きには良いですね
ルシアーノの義母による策略で、お互い顔も知らない相手と婚姻を結ばされた二人。
それでもティアは戦場にいるルシアーノに手紙を送って歩み寄ろうと努力するも、これも義母に邪魔されて…
とにかくお互いの気持ちがスレ違い、焦れに焦れます。
結婚前ティアにプロポーズしていたライバル(?)の存在も、良い感じでスパイスになってルシアーノが嫉妬心にモヤるのも良かった。
ルシアーノの上司である伯爵と、ティアの親友のモニカが二人の関係に光明をさしてくれるのがホッとします。
個人的にはもっと焦らしても…なんて不埒な事を考えなくもないですが楽しく読ませてもらいました。 -
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ここまできて…
7巻まできてこれが最終巻…
ちょっと残念な感じです。
いきなり異世界に落ちてしまった主人公が、チート能力で様々な出来事を乗り越える。(難問とは言えないレベルのイベント)
異世界の人々も皆優しく、悪意ある接触もなく…
前の世界ではモテる要素皆無にもかかわらず、イケメンにモテまくる。
異世界転生物にはよくある設定ですが、個人的には嫌いじゃないので読んでました。
途中から20代後半設定の主人公なのに、都合よすぎる鈍感さと可愛らしさ表現に若干違和感が出てきてモヤモヤ…😔
終わりも見えないまま続かせるのか…と思ってたらここにきて最終巻。
それもこれまた都合よすぎる終わらせ方。
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悪役令嬢ものでは無い
始まりは卒業記念パーティでの王太子からの婚約破棄と事実無根の冤罪への断罪。
その王太子の隣には、令嬢を罠に嵌めた異母妹の姿…
一見すると定番の悪役令嬢ものシチュエーション。
でも主人公ロロナは悪役令嬢ではなく、ただただ自分の置かれた立場と役目に真摯に向き合い、現実を見ない実父や義母の所業に頭を悩ませながらも家を支えて努力を重ねる令嬢…
そのロロナが序盤でいきなりの馬車事故での死亡。
それをきっかけに、ロロナの周囲にいた人間の愚かさや醜さが露呈しだし、これまでの行いにツケを払わされる事に…
まさしく自業自得、因果応報、自縄自縛。
みな例外なく報いを受ける中、ロロナの慈愛に気づいた者と、最期ま -
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平和~
ブラック企業で働いていたナコちゃんが、マッチョな異世界に転生…とは、なかなか異色な転生物。
言葉は通じるのに文字は難解😵
元の世界で普通だと思ってた自分の感性は、この異世界ではなかなかコアな感性だったり、美醜にズレがあったり…
言葉の意味や物が、ちょっと特殊だったり…
ナコちゃんを取り巻く全てが異質。
こんなに面食らうような状況が多いのに、常にポジティブなナコちゃんには好感度大です。
出てくる周囲の人達も皆優しくて良い人ばかり…😊
平和で優しい…マッチョなお話です。
悪役令嬢も腹黒皇太子もツンデレ宰相も堅物騎士も、頭がお花畑なヒロインも出てきません。
前向きヒロインがマッチョな閣下に、言葉 -
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キャバ嬢の異世界転生
自らの生い立ちをきっかけに、自らの力量と矜持で歌舞伎町No.1の座に上りつめたアイナが、男尊女卑な異世界に召還。
普通のOLや女子高生、もしくは社畜腐女子やヘタレ男子がチート能力を使って異世界を渡り歩く…の定番はありません。
ただただNo.1キャバ嬢がその経験値を生かして、プライドだけは高い男どもを掌の上で転がすのが見ものです。
(たぶん)中世ヨーロッパ系の世界観には、ちょっとドレスの露出が多すぎるなぁ…とは気になりますが、鼻の下を伸ばしきった奴らを見る分にはALL OKって事でご愛嬌(?)
最後に登場した王子は、No.1ホストの立ち位置かな?
二人の出会いが楽しみです。
まだこれからなので次 -
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ギャップ萌え?
見た目は厳つく強面で口数少ない…その上社交界での評判も恐ろしげなものばかり…
本当は噂が噂を呼んで誇張されたものばかりだった…との筋書きは「概ねそうだろうなぁ」と予測はしつつも、ヒロインに対する愛情表現が斜め上いく過剰さに不器用さが見てとれてほっこりしました。
ただ最初のデートでそこまで手を出すのは如何なものか…
ヒロインも間違えて告白してしまった…と言いつつビビってなかなか訂正出来ないのは分かるけど、流されまくってるし。
一線を越えるのが早すぎて、ちょっとビックリしてしまいました。
TLってこれが醍醐味なのか?とムリムリ納得しましたが…(笑)
お約束のトラブルや悪意に翻弄される定番イベン -
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真実の愛って?
王国の王子の真実の愛って何?
王子本人が両親に甘やかされ溺愛されたが為、いまひとつ頼りない世継ぎになっちゃったのかなぁ…
完璧な淑女たる王子妃として、自分の事は二の次で努力してきたマリアベルを、気遣う事も無く「真実の愛を見つけた」と婚約破棄…
後先考えないこの思慮の足りなさが、腹黒な家臣につけいられ利用されるのが何故分からないんだろう。
イケメンぼんぼんにイラつきました。
10年前の感染症にかかわる謎、王国に蔓延る陰謀(?)
謎の回収がまだまだ先のようで2巻目が楽しみです。
はやく帝国の皇太子レナードとマリアベルが幸せを迎えて欲しいなぁ…
王国の王子は…お育ちに問題あり -
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校閲さん、しっかりして
転生令嬢ものなので、ある程度の定番感は否めないです。
ヒーローがヒロインを好きになるくだりや、ヒロインがそれに応えていく辺りは正にありがちですが、ヒロインの素直になれない性格が邪魔して中々うまくいかないのと、おばあさまが用意した婚約者候補がヒロインに近づいてヒーローが変に嫉妬にかられたり…がじれじれポイントかな?
ま、普通に楽しいお話でした。
ただ、何方かが書かれていましたが…
誤字脱字が気になる!
途中でヒロインの名前が別の公爵令嬢の名前になってたり、ちょっと見過ごせない誤りにビックリしました。
校閲さん、いなかったんでしょうか? -
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悪役令嬢が一度目の人生を終えてから、過去に遡って人生をやり直す…
これもそのよくあるパターンです。
過去に転生したら、かつて持っていた溢れんばかりの魔力を失くし「何も無くなった」状態で自分を見つめ直すストーリーは、チート能力を駆使してやり直す話しが多い中、異色で面白いです。
前世で関係が良くなかった人達との心の交流も注文ポイント。
先が楽しみです。 -
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これまでの事に変化の訪れの予感
「色無し」「孤児院出身」と云われない差別や偏見にさらされたヒロインだからこそ、愛情を受ける事に慣れていないんだろうなぁ…
「懐妊したら離婚」も「そうする流れ」と当たり前に思ってたから、離婚を口にしたとたんに怒りを露にしたアルマンドに戸惑って…
でも職場に監察官が入って、これまで理不尽な扱いをしていた面々に何かがありそうだし、王城に行ったアルマンドの事も気になる。
続きが楽しみです。