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ついに最終巻へ。ここに来てチカヤと初期救世群のその後(アオバ!…)、ブレイド・ヴァンディの生き様と2PA艦隊の成り立ちなど。イサリやカドム、アクリラほか主要人物と、MMS人だと自覚したリリーたちカルミアンや、イサリとの会話でミスチフへの自分の気持ちに気付いたノルルスカイン…。ようやく全員が一つのテーブルに座った。過去の様々なヒトビトの想いへと立ち返りながらも「今」は容赦なく進む。いよいよブリッジレスとの戦いへと話が進むかと思いきや、カルミアンの「魅力的な種を生むこと」とは?
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それぞれ独立した話が4章と、7章の一部から構成されている。これまでの物語が、さらに詳しく語られ、全貌が見えてきそうな雰囲気だった。様々なところで伏線が貼られているので、過去の物語を思い出しながら楽しむことができるのは良いが、複雑になっている部分もあり、苦労する部分も多い。これはこれで読み応えがある。
この作者は、他の作品でも時間を行ったり来たりしながら読ませる作品が多い様だが、こういう読ませ方は自分としては面白いと思う。
今回は、千茅があれからどうなったのかとか、太陽系がどうなったのかとちょっと気になっていたところが語られて興味深かった。ダダーのノルルスカインやミスチフについても、だんだん明らかになって行く様で、ついつい読み進めてしまう一冊だった。
さてPART2はどう続くのだろう。ミヒルがどんな登場をするか楽しみだ。
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前巻でまとまった人々が、MMS人としてまとまっていく姿が頼もしい。最後の決戦の前に今までの話を整理する一冊。過去の補足をする2つの挿話も味わい深い。いよいよ最後の敵が見えてきて、次巻以降の展開に期待したい。
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物語が終焉へ向かっている。激しさよりも整理や秩序を感じさせる。
一冊のうち何度も読み返し、理解し、その度に改めて感動する。
まだ、最終章に入ったばかりなのに、また一巻から読み返したくなる。
アンチオックスやカンミア族を生み出してくれた、その想像(創造)力にお礼を言いたい。
ノルルスカインやプラクティスの歴史を作ってくれた忍耐強さにもお礼を言いたい。
この物語が完結するまでの間、このままずっと感謝している気がする。
すごい本に出会えた。
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とうとう10巻。PART1ではチカヤの晩年とかセレス離脱後の地球圏とかが語られて、終盤に向けての穴が埋められてますね。しかし2PA艦隊は完全にシンギュラリティを超えていますね。
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ついに最終シリーズとなった天冥の標。その第一巻。
3巻揃ってから読み始めようと思い、積んでいたのだけれど、
ついに本当の最終刊であるPART3が発売され、
入手したことを機に、読み始めた。
そしてつい先ほど読み始めたのだけど、
もうなんというか、すごい。
ここまでのまとめと、新たな局面。
長い間見守ってきたキャラたちが、ついに一堂に会した。
ここからどういった形で展開していくのか。
どういう形で終わりを迎えるのか。
まさに「終わりの始まり」に相応しい、幕開けの一巻。
これから先を読み進むのが楽しみで仕方ない!
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読み終わってしまった。
現代最高の日本長編SF、最終章3部作の1冊目。
ここまで長々と語ってきた歴史が収束する感じが大好き。
来月の続きが待ち遠しい。
このシリーズをリアルタイムで追いかけることができたのは本当に幸運だと思う。
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サブタイトルから、何となく「あの人」がでてくるんではないか?と予想していたけど、出てきた。
断章数編で構成されている。
・月に着いた頃の救世群 2079年
・現在、強大な力を持つ異種族との闘い(の初手)2804年
・地球側が何故とてつもない規模の巨大艦隊を保持しているのか?ここ300年の歩み 2504年
・現在 2804 MMS 種族を超える
・現在?オムニフロラ内?
懐かしく、亡くなってなかったっけ?と
思い出すのに末尾の年表、登場人物一覧を見る場面もあった。
七月から追いかけ読みをはじめててもコレなので、リアルタイム勢は読み返すことをお勧めします。
懐かしい人の登場にニヤニヤ
太陽系側で起きていた歴史、その中で動いていたコルホーネン、ベッチーのキャラクター、立ち位置が大好物な設定でヤられました。
ダダーもなかなか、最終章なのを実感させられる展開に寂しさを覚えつつテンションが上がる変な読後感。
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2PA副司令のコルホーネンにより太陽系人類と救世群との戦い、シグナレスウォー以降の太陽系人類の歴史が語られる。
カルミアンはMMS人を自覚し、様々な人種、生命体がダダーのノルルスカインを通して接触する。
物語としては進んでいないが、読者にとっては怒涛の展開。
だんだんと真の敵が見えてきて、ヒトとは何かという根源的な問いが全体を取り巻く。
後少しで完結するとなると寂しさもあるけど、どういう結末を迎えるのか楽しみでもある。
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太陽系艦隊のコルホーネン・ベッチーの過去、メニーメニーシープ以外の人類が400人位しかいない事などちょっと過去話を挟みつつ、竜天体?エンルエンラの撃破、乗っ取られたミヒルと一施次のやり取り…など。次の巻も楽しみ!
アクリラとイサリとセアキの三角関係はハーレムエンドという事にw
最終章、だよね?
今回の過去編二章は、以前ならそれぞれ1冊になったのでは?と思わせるが、最終章なので急ぎ足でまとめた感もある。
なかなかメインのストーリーが進まないが、ここまで広がった話がどう収束するのか目が離せない。
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いよいよ最終
感想は真のラストまでとっておく。
恥ずかしながら、
前巻からのインターバルがあったため
前巻を手元に置きながらのスタートだった。
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待ってました。ようやく完結編。
終わりに向かっている感じはするけれど、さらなる展開があってほしい。
硫黄生命体か。
地球上の生命は、水素、炭素、窒素、酸素からできている。
硫黄のような、より原子量の大きい元素による生命は、より硬く重い身体をもち、大きなパワーを持っていそう。
次巻ももうすぐ刊行される。楽しみだ。
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いよいよ大詰め。だんだんとSF色がラノベっぽくなってきた。すごく優秀なAIやすごく優秀な異星人がポコポコ出てくる割にはあっさり話が進む。
ハードな部分は、無い。にしても物語の終焉への期待感で星4つ。
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人間とは、ヒトとはなんなのか。外見、繁殖、遺伝子すら改編していき、また星の彼方からやってきたものたちとも混じるとき、何をもってヒトと定義づけるのか。という深淵な問題を、スペオペに載せて問う大変なSFの最終章始まる! ホントにあと2冊で終われるんかい。
あらゆるダイバーシティを内包して肯定して、違うからいいのだと、違っても理解し合えるのだと確信して生きていくことがヒトだと…それはこの21世紀の地球でしか生きられない私たちにも共通の真実だと私は思う。
Posted by ブクログ
待ちに待った10巻目!
とりあえず数冊読み返してから読もうかと思っていたけど、サブタイトルに「青葉」の文字を見つけたら我慢できなくて読んじゃった。
今のところ割と落ち着いた展開だけど、このあとどうなるのかほんとに楽しみ。いろいろ忘れているところもあるし、やっぱり1巻目から読み返そうかな。
Posted by ブクログ
前巻の話は最後に唐突に出てきた異星人連合があいさつという名の
攻撃を仕掛けた、という処なので人類がわの展開を忘却。
まあ、フォローしてくれたので助かったが。
で、衝撃の太陽系側の歴史。ここまでひどいことになっていたとは。