【感想・ネタバレ】天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)のレビュー

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壮大な物語の始まり。下巻
ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。
人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。

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2023年05月10日

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29世紀。地球人の植民星メニー・メニー・シープの港町セナーセーの医師カドムは、親友アクリラの依頼で急速に町に広がる疫病を調査することに。その結果、感染源は甲皮に覆われた謎の生物イサリであると判明する。カドムは凶暴なイサリとなんとか意思疎通できるようになるが、星の支配者である領主ユレインからイサリを引き渡すよう命じられてしまう。メニー・メニー・シープの民たちは現領主による厳しすぎる配電制限で生活が立ち行かなくなりつつあり、各地で反乱の種が芽吹いていた。反骨精神旺盛な《海の一統》アウレーリア家の嫡男であるアクリラとイサリを失ったカドムも、電力を独占しようとする領主の陰謀を阻止するために動き始める。〈天冥の標〉シリーズ第1作。


上下巻一気読み!面白かった〜。設定も登場人物もてんこ盛りのSF小説だけど、サービス精神にあふれていながら無駄を削ぎ落としたエンタメ特化の文体でリーダビリティが高い。「雄閣」と「雌宮」など、特殊用語のネーミングセンスも好き。
惑星規模のパンデミックを予見した作品としてコロナ禍中に話題となったのがきっかけで手に取ったシリーズだが、このI巻時点では疫病はイサリという謎の生物が登場するためのフックにとどまっている。メニー・メニー・シープはかつての入植船シェパード号に備わる発電炉のみに電力供給を頼っており、その全権を握る領主への反乱が物語の主軸だ。
それと同時に、メニー・メニー・シープという星自体に隠された巨大な秘密があるとちょくちょく示唆される。シリーズものなので解き明かされない謎も多いが、この巻でのクライマックスは「ユレインの目的は本当にシェパード号でこの星から逃げることなのか」という謎の真相。それが明かされたあとは突然ガラッと小説のジャンルが変わってしまうのが最高に楽しかった。『鉄血のオルフェンズ』みたいな絵面を思い浮かべながら読んでいたのに、いきなりギュスターヴ・ドレが描いた地獄絵図になる感じ。
キャラクターでは石工のリリーが好き。クレヴという名を棄て、リリーと名付けられ直して「怒りたい」という自分の気持ちに向き合う彼女には共感せずにいられない。遠い未来の遠い星の話だけど、民の描き方、社会のあり方などに「日本人が書いた小説」だということをビシバシ感じる物語だった。

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2022年05月05日

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 これは10年かけても読むべき作品かもしれない。 #日本SF作家クラブ

 2803年の植民星メニー・メニー・シープは植民「臨時」総督が代々統治するする世界。化石燃料はなく、移民船からの電力を主なエネルギー源としている。そして、現臨時総督は市中への電力供給の削減を推し進めている。

 そんな中、謎の疫病が蔓延するのだが。疫病と聞くと、どうしても新型コロナウイルスを思い浮かべてしまう。だから読み始めたという面もあるが、本書での主題はこちらではないようだ(続巻ではいろいろあるようですが)。

 臨時総督の「圧制」に対する革命運動が描かれることになるのだが、実は…という展開になり、最後は主だった登場人物が死んでしまい、生き残った者たちも…

 これは2巻以降を読まずにはいられないだろう。

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2021年05月01日

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予想外の終わり方。
この話の続きではなく、「全体の物語の一部」ていう構成が面白い。
最終巻まで読んだときに見える世界が楽しみ。

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2020年11月19日

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ついに<海の一統(アンチョークス)>は<領主(レクター)>に反旗を翻した。
一方、植民地議員エランカやセアキ・カドムも<領主(レクター)>に対する反抗を決意する。
多大な犠牲を払い、ついに<領主(レクター)>を打ち倒した時、メニーメニーシープは誰も想像しなかった事態に陥る!

作者もあとがきで書いているとおり、衝撃のラスト。
一体どうなるのか気になって仕方ない。

また、上巻もそうだったが、過去にいろいろあっただろうことを想起させる記述が各所にある。
「続けるんだ。<海の一統(アンチョークス)>の伝説を。大いなるものにあらがい、星を踏み越えて飛んだ猛々しさを思いだせ。俺たち<恋人たち(ラヴァーズ>が憧れできなかった。果敢な反抗の姿を見せ続けろ!」

「いいや、もっと前だ。その姿を見て思い出した。
 --<休息者(カルミアン)>よ」

「ダダーはそうなることを伏せていた。昔と変わらず、悪辣なやつだ」

いやー、過去の話が楽しみだ。
何があり、今につながるのか。
期待しかない。

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2020年10月17日

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これは続きも読まねばなるまい……
圧倒的なうねりと変革の果てに待つ『天冥の標』1巻の結末。餌をおあずけされたような気分になりつつも、まだ物語が続く楽しみも同時に味わっています。

植民星・メニー・メニー・シープの総督ユレイン三世の圧政に耐えかね、「海の一統」を始めとした市民たちはついに蜂起し、ユレイン三世の退任を要求する。それに対し軍部は兵士を派遣。メニー・メニー・シープは内戦状態に突入し……

上巻は全体的に溜めの状態が続いている印象だったけど、下巻はとにかく動く、動く。登場人物たちが動き回り、各都市、各団体が結集していく一方で闘いは激しさを増していく。軍隊と市民たちの攻防戦が息つく暇も無く展開されていき、気がつけばあっという間にページ数が少なくなっていきました。

戦闘描写の迫力もそうなのだけど、合間合間に挟まれる群像劇も面白い。アンドロイドであるラゴスをめぐる二人の女性の描写と、それぞれの愛と欲。そしてラゴスの心中と思いは、設定を存分に活かして、種族を越えた愛であったり、人間の支配や愛を求める欲、アンドロイドの苦悩を表現します。

登場人物の魅力も物語を引っ張る。上巻から活躍する「海の一統」の若きリーダー、アクリラは上巻、そしてこの下巻と大きな挫折を体験しながらも、それでも前に進んでいく。女性議員のエランカは、正義に目覚め少しずつ同士を増やしながら、革命軍の政治的な部分において、徐々に中心人物となっていき、カドムも革命の使命を徐々に見出していく。そして、ここでも種族を越えた不思議な絆が生まれ……

一方でユレインをはじめとした政府・軍部側の人間たちに、アンドロイド、メイスンと呼ばれる異星人たち。それぞれをピックアップしながら、物語は重層的に、そしてより大きなうねりをともなって展開されていく。

様々な思惑が入り乱れる人間たちに、アンドロイドの苦悩、異星人たちの自我の芽生えといったところまで、戦闘の描写の中に書き込まれていて、ただただ感嘆してしまいます。スピード感と迫力溢れる展開に、情報量もなかなかのものがあって、読んでいる間に、自分もメニー・メニー・シープをめぐる大きな渦に飲み込まれていくような感覚を覚えました。

そして、物語の最後に待つ壮絶なラスト。回収されていない伏線、多くの謎を残したまま、1巻は閉じられます。それでも満足度は高い。革命をめぐる物語のエンタメ度がそれだけ高くて、それ単体でも自分は十二分に満足できたからです。

地球から来たという二人組。物語中、終始謎めいた言動をとり続けたノルルスカイン。メニー・メニー・シープという星はそもそも何だったのか? を始め、よくよく考えると分からないことばかり。

しかしあとがきで著者の小川一水さんは『この話の終わりはすでに見えています。そのころにこの話は、たいしたものになっています』と豪語されています。こうなれば一読者としては、その自信を信頼し、『天冥の標』という物語の大きな流れに、身を任せるのみです。

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2020年10月16日

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ネタバレ

それぞれの野望や思惑がメニーメニーシープに大きな変化をもたらし、予想だにしないことが起こる。。これも誰かの思惑なのかな?って感じのところで終わりましたね。ノルルスカインや地球からきた奴らが何を知っていたのか、気になります。次の巻がとても楽しみです。

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2020年10月05日

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話の大まかな流れは、圧政君主と革命群の戦いの続きといった感じだが、物語が進む中で複数の疑問が浮かびあがる。

今後の展開次第でどう解明されていくのか
楽しみである。

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2020年09月04日

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いやぁ、これは読ませる。臨時総督ユレインから、ついに植民地の指揮権を奪還したアクリラ、カドムらは、どうやらパンドラの箱を開いてしまった様だ。読者が想定しているであろう展開から、また一捻りした方向に進むので「え、、、ウソ、、、」ってなる。ラバーズやカルミアン/メイスン、フェロシアンらの関係も明かされつつあり、それらが植民地の謎と渾然一体となり、物語の先を追わずにいられなくなる。植民地はなぜ闇に閉ざされてしまったのか、フェロシアンに襲われた首都オリゲネスとカドムたちはどうなったのか。このままの勢いで2巻へ。

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2019年10月18日

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ネタバレ

「ちょ、おぃ!?」思ってしまった。世界設定に偽りありとは思っていたが、これほど死ぬとはね・・・。そして伏線だけの巻だとは。

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2019年08月28日

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始まりの終わり完了。
ただ、壮大な物語になりそうなので、メニーメニーシープの陥落は、転換点でしかないのだろうな、と感じます。

ラストで語られたかつて存在した六つの勢力。
「医師団(リエゾン・ドクター)」「宇宙軍(リカバラー)」「恋人(プロステイテュート)」「亡霊(ダダー)」「石工(メイスン)」「議会(スカウト)」。それらが抵抗した「救世軍(プラクティス)」。

プラクティスの呼び名がとにかく気になる。羊飼いが「咀嚼者(フェロシアン)」であるイサリをそう呼んでいた。
咀嚼者の異端であろうイサリを、人間と敵対する存在に救世軍と呼び名がつく理由は?

覚醒したリリーたち「休息者(カルミアン)」はどういう存在なのか?

続きが気になるばかりです。早く第二巻を、というわけで早速読み進めることにします。
一気読みの醍醐味。

咀嚼者のビジュアルイメージはゼルダのゾーラ族。凶悪ミファー。

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2019年02月03日

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一つの時代の闘いが終わって
とんでもない展開が…
なぜこんなことが起きたのか?
謎と伏線だらけ

ここから
どうやって終わりに持っていくのか楽しみ。

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2018年07月24日

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謎が謎を呼んで、てんこ盛りな1巻。10巻構成と最初から謳われているし、ちゃんとプロットの練られた壮大なシリーズの予感がしてワクワクしますよ!容赦ないストーリーがとても好み。

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2017年12月01日

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面白すぎて一気読み。
あとがきに書かれている通りとはいえ、1巻からこんなにやりたい放題やってしまって、今後どうなるんだ…。

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2017年07月30日

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ネタバレ

感想。
「ちょ、おいィ!?」
はい、その一言です。笑

シリーズ本なのである程度予想はしていたんですが、結果的に予想外な形になりました(^_^;)
謎が沢山残っているので続きが早く読みたいです。
あと、やはり小川一水さんの文章は読みやすくて、SF初心者の僕でもサラサラ読めるので良いですね(^O^)

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2015年01月07日

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ーーー西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは入植300周年を迎えようとしていた。しかし臨時総督のユレイン三世は、地中深くに眠る植民船シェパード号の発電炉不調を理由に、植民地全域に配電制限などの弾圧を加えつつあった…小川一水が満を持して放つ全10巻の新シリーズ開幕篇。


暫定最も好きな作家の小川一水。
その人の「できること全部」やっちゃうシリーズの第一章。

なんという骨太SF
頭の中の想像力エンジンがトップギアを維持したまま、2日半で2冊約800ページを走り切ってしまった。

謎が解かれて事実となり、事実が化けて謎になる。
10章まであるのに最初からワクワクが止まらない。



「そうだ。われわれは《休息者》。実りを待つ者」

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2014年01月15日

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物語が一段落ついたと思ったら、突き落とされた。
予想もつかない衝撃の結末が、主人公と読者を襲う。

激しく続きが気になるが、明かされるのは当分先だろうなあ……。

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2013年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな終わり方ある!?これは序章に過ぎないんだろうけど、という1巻でした。
愛着覚えたキャラほとんど退場してしまい、これからどうなるのか…寧ろメニー・メニー・シープ、存続できるのか。
イサリと、クレヴ改めリリーがキーパーソンかなぁ。
地球からやってきてたふたりも気になります。あんなに簡単そうにハーブCまでこれるの?
2巻は1巻よりかなり前の地球から始まるそうで、この星とはしばしお別れですが、続きも楽しみです。

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2023年09月13日

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政争系の話は読めない本は本当に読めないが、これはそれ以外の要素が多分に加えられていて読み易い。そして読み進めるうちに世界が掴めてきて、最後の展開に続きを考えさせられる。流される読書。

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2022年07月16日

購入済み

間違えて下巻から買ってしまいました
情感を紙の本で読んでからこちらもよみました。名作sfです。
決して読んで損させません

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2021年03月19日

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ネタバレ

何という終わり方なのか。
上巻のはじめはラノベ的な雰囲気があってちょっと敬遠していたが、読み始めるとページターナーだった。
物語がぐんぐん進んでいくけれど、どこかおかしいと不穏な雰囲気。
結局何だったのか。それは2巻以降にあるのでしょうか。
キャラが個性的。結局、あの2人組は?

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2020年05月11日

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「日本の『ハイペリオン』だからぜひ!」と目利きの後輩たちに勧められて読み始めたが、外見描写もなくうじゃうじゃ出てく流キャラ、すごいスピードで進む話。うわわ、これは読書力のすべてを投じても太刀打ちできるか…?と必死で100ページ読んで、「あ、これ下巻」と気づいたわけです。
あらためて上巻から読み直したら…すごいなあ! わかりやすいしw
ああ、このキャラが「シュライク」っぽいのね、そして、続巻にはアイネイアという人物が出るのねと、あくまでハイペリオン類似点に萌えつつ、いや、これは素晴らしくスケールのでっけえオリジナル世界に没入させてもらえる傑作。
人の死に方と言ったらイデオン並みだが、間にいろいろ挟みつつ全巻読破するぞ!

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2018年06月29日

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ネタバレ

ガチガチの戦争ものになった
途中から明らかに敵側の思惑というか真意が見え隠れしてきて、主人公サイドの行動に素直に感情移入できなかったから、カタルシス的な読後感はなかった
あったのはただただ謎、謎だけである
なので、この間だけではいかんとも評価しにくいが、それが収束するであろう期待や想像する楽しみがあ
焦らすなぁ…

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2014年08月19日

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めまぐるしく、いろんなことが起こり、いろんな人(?)が現れ、そしてばったばったと死んでゆく。
えー!どうなっちゃうの?

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2014年06月28日

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ネタバレ

確かにえーって終わり方。いいキャラがでてくるけど、ちょっとこの終わり方はって感じやけど、まだ第1巻。これからどうなるんやら。

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2014年03月22日

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ネタバレ

読んでいて心よい先を想像してワクワクする小説だったけど、これで終わらせる気だったら怒って投げてる。続刊があると聞いていて(物語としては違うけど)良かった。Ⅱ以降は場所がまた変わって違うらしいけど楽しみ。

本当に下巻の終わり2/3はこのページ数で終わるのかと終わらせられるのかとハラハラしながら読む小説だった。案の定この間で語りきろうとするなら文字数は足りなくて打ち切り漫画のような話の収束させ方だった。全部の望みは当事者にとっては訳の分からない何の予感もしないままに奪い取られ彼らは革命者ではなく聞き分けのない市民、それも重大な間違いを犯した破滅者になってしまった。唯一望みの有りそうな彼らは逃げてしまうし、今まで大きな特異点だった彼は死んでしまう。
その後を担うはずだった彼女は志でしか生きることはできなくなるしそれを支える家族も家も愛する人も権力も軍的力すら無い。

この先は泥沼だ、望みがあるとすればあの意味の分からない他の星から来たという胡散臭い彼らだろうか。休息者も恋人たちも海賊も軍人もレクターもダダーもなにもフェロシアンに対処しきれない。この世界はそうなるのだろうか、どうするのだろうか。ドロテア、まだ見ぬ地、何がどう絡むのだろうか。

迎えた結末としては彼らにとっては現時点で悲惨なものであった。
バッドエンドでデッドエンド、それに引換え得たものすら無い。
ストーリー通りに進み、その中で特異点としては何があったのだろう。
この先この物語がどのようにつながっていくのかは分からないが彼らは相当特殊な構成でその星に存在し、少ない物資や電力の中で生き抜居てきた。そしてそれを壊したのは彼ら自身である。
しかたのないことであり、革命者は事態を終わらせたい権力者に操られたようにも見えたが権力者、領主たる彼は相当な頑張りをして自分の責務を全うしようとし、さらにはそれに耐え切れず自分の用意した舞台で周りに何もなくなった時にそれを投げ出したのだった。

そういえば人間以外は人間に運ばれることでしか星星をわたらないのだろうか。

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2013年11月28日

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長編小説の第一章完結。フェロシアン、ダダー、メイスンの正体、ユレインは何を隠しているのか、ある程度の謎が開示された。
先は長い。

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2020年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと待て。全力で続いとるやんけ。一応シリーズものだけど、話としては1つ1つ決着つくのかと思ってたよ!なにこれかなりの部分まで「やったぜ大成功!」って喜んでたら最後の最後にとてつもない敵が現れてメインキャラの大半が散りましたけど?!
でも、まだまだ回収されてないドロテアの話とか「休息者」ってなによとかラゴスどうなったとか諸々が気になります。続きを読む!!

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2017年02月23日

Posted by ブクログ

上巻から来た流れで纏まっていくのかと思いきや、下巻で一気に風呂敷が広がっていく。
今のところよく分からない、としか言えない。

シリーズを読み進めるに連れて、また色々分かっていくのだろうか。

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2015年08月07日

Posted by ブクログ

こいつは死なないだろこいつは死なないだろと思った人物が惜しげもなく死んでいくのでさあ今正に一大スペースオペラ序章の幕が上がったぞ! という高揚感よりもあまりの呆気なさに虚無感しか残らなかったというか……これ完結巻まで読んでもすっきりしなかったら恨むぞ(←読むんだ。)

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2013年12月04日

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領主が抱えていた謎が暴かれるが、その先にさらに謎がある。
結局謎だらけ。
10巻のうちの未だ1巻目だから、これからまだまだ先があるということだろう。

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2013年03月17日

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