【感想・ネタバレ】天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1のレビュー

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ネタバレ

時系列が1巻を追い抜く瞬間「うおお…」って声が出たし同じストーリーを別の人間の語りで進めて(そして伏線を回収して)いくのめちゃくちゃ鮮やかで面白い。そして広義のセアキと広義のイサリカップル推しの私大勝利の巻でした。

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2022年09月21日

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SF。シリーズ8作目。
ようやくストーリーは1作目に追いつき、アナザーストーリー的な感じ。
主役のイサリが、1作目の影で何をしていたのかを描く。
控えめに言って面白すぎ。

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2022年08月28日

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 第1巻のアナザーサイドストーリーとなる。ようやく第1巻に追いついた(?)。
 ところでSFで冷凍睡眠って、都合よく使われすぎじゃないか。「三体」シリーズなんかその感があった。PART2に続く。

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2021年10月05日

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長いときを経てとうとう1巻に帰ってきた。

1巻の裏話的な内容であり、主にイサリ視点での話。それにしてもイサリは非常に魅力的なキャラ。

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2020年12月30日

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ネタバレ

Ⅷ巻にしてようやくメニー・メニー・シープの世界へ話が戻ってきた。今度はイサリの視点からⅠ巻を再度読み返すようなアナザーストーリーが展開する。Ⅰ巻では言葉の通じない(通じにくい)謎の怪物として描かれていたイサリが、どういった理由でセナーセーに現れ、カドムらと出会い、新たな運命に巻き込まれていったかが答え合わせのように語られる。しかし、イサリはやっぱりあのイサリだった。そうかコールドスリープだったのね。300年前の想いをも凍らせたまま、再び目覚め、アイネイアの子孫と出会い孤独な闘いを始めたイサリ。ここから改めて物語が進むわけだが、え、カヨはミスチフの手先だったの?

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2019年12月09日

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ネタバレ

300年の時を経て、ミヒルによって冬眠から目覚めさせられたイサリ。
全宇宙を相手に戦争をしていたプラクティスは圧倒的勝利を手にしてなお、生き残りのジャームレスを探している。

そんななか目覚めさせられたイサリはブラックチェンバーで生き残っている人類が存在することを知り、同時に彼らにプラクティスの脅威が迫っていることも合わせて知る。

彼らにプラクティスが迫っていることを伝えるため、様々なものを犠牲にしてミヒルの手から離れ、ブラックチェンバーに潜り込むことに成功したイサリが目にしたものは、過去の歴史を忘れ、内乱の芽が育ち始めているメニーメニーシープだった。

何も知らないが故に、自らの生活のために反乱を企てるセアキらをどうすることも出来ずに見ているイサリ。
あらゆる意味でイサリの知る全てを話したところで信じてもらえないので、反乱はなすがまま。
反乱に成功するも、その先にあるプラクティスの襲撃になす術もなくやられるメニーメニーシープ。

襲撃を受け、ラバーズやカルミアンたちの意識も変わっていく。ラバーズのラゴスは徐々に過去を思い出していき、カルミアンはカンミアとなる。互いのために同盟を結ぶカンミアとエランカ・キドゥルー。
イサリはついに自身の知る全てを話す時がきたようで…?

というお話。

シリーズ8作目にしてついにシリーズ1作目の「メニーメニーシープ」の歴史に追いついた今作は、1作目の内容をイサリの視点からなぞる物語となっている。

フェオドールの視点があったり、カヨには隠された謎がありそうだったり、カンミアは新たな目的が出来たようで、今回も楽しめた。

起承転結の転に当たる部分なような気がしていて、これから全人類はどうなるのかがとても楽しみ!

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2020年01月24日

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第1巻をイサリサイドから書いた話。1巻の内容がぼんやり思い出されてきた部分も。これで、1巻の衝撃のラストにつながったのかな? 次巻に期待のつなぎの巻。

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2019年08月16日

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この巻で完全に1巻に追い付いて、このPART1が1巻をイサリ視点で描いていますね。不明だった事柄がいろいろと補完されてる。

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2019年04月27日

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1巻の出来事をイサリ・サイドからの視点で書く8巻PART1。
そして、あの日のメニーメニーシープへとたどり着く。

長かったです。地球に冥王斑が発症した時から800年か。

ラストに待っていた衝撃の事実。カヨの正体というか、所属にはショックが隠せない。
ロボットでありながら、風変わりな行動や思考を披露する彼女には、一つのマスコットのような感覚を覚えていました。愛嬌のある隣人。
その彼女が秘めていた目的。

それがどうこの先物語動かしていくのやら。

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2019年03月11日

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ようやく最初の「メニーメニーシープ」に戻ったようだ。今回は初回の内容がイサリの視点で描かれており、最初はさっぱり訳の分からなかった話が、ようやく見えてきたと思う。不覚にも「ちょっ、おい!」と叫んでしまったあの時の不満が、ここに至ってようやく解消された感がある。最初の話に戻って読み比べると、楽しみが倍増すると思う。

関係ないことだが、世の中には「陰謀論」というものがまことしやかに語られていて、世界の一部の人間だけがその裏舞台を知って行動しているなどという。そういえば最近、人工知能が囲碁で人間に勝ったということが話題になったが、人工知能の棋譜は名人でも分からないとか...。より多くの情報を持つものの行動は、持たないものにとって、なぜそんなことをするのか理解できない面もあるだろう。世界情勢などもこんな物語のような、裏舞台を知る一部の存在によって動かされていたら、ちょっと怖いかも...、とはいえ僕みたいなものにとってはあまり関係のないことではあるが。

しかし、多分ここから本格的な物語の始まりなのではないか。なんと壮大な話であろうか。今後の展開がますます楽しみである。

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2017年06月18日

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ネタバレ

やっと戻ってきた
だいぶ前なので記憶も曖昧だが、読み進むに連れてよい感じで思い出されてきて、その行動の真意に気付かされる
1巻の時は世界が不明やし政府は非道いけど何か事情ありそうやしで懐疑的なワクワクした読み進めだったが、大体を知った今となっては、やりきれなさがあるね
でもまぁ逆に言うと、もう何もかもが絶望的故にこの先が楽しみだ

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2015年05月02日

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1巻で投げられた謎の裏側サイド!
ついにイサリがどこからメニーメニーシープにやってきて、なにを想い行動していたのかが明かされる・・・!!
大分謎が解けてすっきりした上に、嬉しい事実もあり、ああやっぱりね?!
このシリーズはますます早く続きが読みたい。

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2014年10月15日

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完結したあかつきには各賞総なめするであろう傑作をリアルタイムで読み継いでいく愉しみは、何物にも代えがたい。
ページを捲るたびにドキドキしながら読み進む体験はそうそうできるものではないが、本シリーズは数少ないうちのひとつと言えよう。

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2014年09月02日

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2009年9月30日発売
『天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉〈下〉』
から長かった~。遂にスタート位置に来たわけです。
あの/これまでの物語の裏で語られなかった別の視点で。
早く9月になって。そして〈上〉〈下〉でなく
PART 1なので、万が一Ⅷが次でまとまらなくても、
ここまでついてきた人は驚かないこと。

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2014年06月02日

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 いよいよ1巻の時点まで話がつながってきました。ここから先はどうなるか、先が読めない分早く続きが読みたくなります。

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2014年05月29日

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全国○万のイサリファン必読、シリーズ第8弾にしてI巻の続編とも言うべき待望のVIII巻第1部。I巻衝撃のラストからどう繋がるかとドキドキして読み進めたが「そうきたか!」と誰しもが思うに違いない展開になります。
イサリ目線でI巻をなぞる今号、あれはそういうことだったのねと膝を打たせる構造も憎い。ここまでに提示された救世群|非染者という鏡写しの構造をどう回収していくか、ますます大冒険風味の展開になってきてホクホク。
しかし何と言ってもイサリの健気さ、少女らしさ、そして小川一水らしい前向きさには救われます。イサリかわいいよイサリ。スキットルにもまた会えたし。
目下、フェオドールとカヨの絡みを遡って調べてるところですがなかなか見つからない。III巻の中じゃなかったかな…。この辺の伏線確認もまた楽し、ですね。

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2014年05月27日

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ーーー「起きて、イサリ。奴らは撃ってきた。静かにさせましょう」
いつとも、どことも知れぬ閉鎖空間でイサリは意識を取り戻した。
ようやく対面を果たしたミヒルは
敵との戦いが最終段階を迎えていることを告げ、
イサリに侮蔑の視線を向けるばかりだった。

壮大なる因果がめぐるシリーズ第8巻前篇。


待ちに待った、『天冥の標』最新刊
第7章で繋がった因果のその先が描かれる。
既知の物語が、視点を変えるだけでここまで鮮やかに変貌するものかと感心した。

ここからはまた待ちの時期が始まるけれど、その間に「こことここが繋がって…」と巡らせる思索も楽しみの一つ

フェオドールかわいいよフェオドール





「『普遍的継承者』よ、かの者に備えるのだ」

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2014年05月26日

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ネタバレ

1巻に時系列が追い付いた8巻上巻は、1巻の物語がイサリ側から描かれてて、イサリが何なのかわかった今は胸にきます。
特にカドムへの想いにぐっとくる……太陽系冥王斑パンデミック後に300年眠っていたので、かつての記憶はあるけど心は17歳のままのイサリの慈愛。切ない。
えっ《恋人たち》のベンクトってキリアンだったの!?や、メイスンたちがカルミアン→カンミアになってエランカと同盟したりと8巻も激動です。
アクリラ、生きてたんだ、良かった……カヨちゃんも生きてる。頑丈だな。。

フェオドールの皮(羽織?)のお話があるのが面白かったです。ノルルスカインほどの思考はできない人工知能とはいえ、ドロテア・ワットで乗り込んできたのがノルルスカインっぽく振る舞ってるけど全く異質のやつ、とか「カヨちゃんは自分とは違う。誰かに言わなきゃ…」みたいに思ってるの、これ重要では??

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2024年03月20日

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一巻の別視点バージョン
何が起きて、どのように続いていたのかがわかる。長かった…
小出しの答え合わせで、まだまだ謎
別々の種族、境遇の者達が集結

あとは8 のパート2
9 全2巻
10 全3巻(予定)とまだまだ長いが

ちょっと駆け足で読みすぎたので
ペースを落とそう。

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2018年10月19日

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ネタバレ

ついにⅠにつながった。前巻辺りから徐々に明らかになってきてはいたけど、イサリが本人とは思わなかった…
イサリは結局言わなかった。言えなかったのかなぁ。
さて、ここからは新展開。どうなるのか楽しみ。

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2015年03月10日

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地味に怖い展開に。青少年の大所帯でのサバイバルの章。しかも外敵付き。
いや、良くぞ生きのこれてるなと。
派手ではないけど、生々しい苦闘の様子が辛いですが、第1巻の訳の分からない世界設定のルーツがようやっと判明した。
お前ら良く頑張ったんだな…。

で、これからどうなるんだろう?

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2014年09月14日

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ネタバレ

やっと物語の輪が閉じる兆しが見えてきた。ここにきて、最初に語られた各主要人物たちの所属する団体の謂れと、メイスンとかフェロシアンとか何故同じものたちが違う名前だ呼ばれているのかという物語の肝となる部分も見えてきて、医よと終わりが近いのかと思うと感慨が深い。それにしても長すぎる。伏線のすべてを理解することは至難。一気に読み返さない限り、とても追えない。

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2014年09月10日

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まるで巨大なループが悠久の時の流れを経てつながったことに深い感動を覚える。
小川さんのこの作品は、日本のみならず全世界でもっともっと評価されるべき。
あまりに壮大な物語ゆえに、未だその因果律が良くわからない。
いつか進化の終着点を見せてもらえるのだろうか。
毎度のことだが、続きをはやく読みたい。

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2014年08月23日

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つ、遂に話が一周した!。しかし、この物語が何処に着地しようとしているのかは未だに見えない!。
後半では今まで脇役で登場するものの物語に殆ど絡まなかったフェオドールがついに登場。
異星人と、人工知能と、ロボットとアンドロイドたちと…この物語の主人公は人類ではないのかも知れない。

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2014年06月23日

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第1巻メニーメニーシープがイサリの視点から描かれる。ここまできてようやく理解できたりする。

そして、いろいろと変化が出始め、さあこれからどうなっていくのか?話が大きく進む期待が膨らむ。
次巻が待ち遠しい。

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2014年06月15日

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シリーズ8(11冊目)でついに1巻に話が繋がったというか戻ってきた。今後どんな展開になるのかPART2が楽しみ。

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2014年06月08日

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ようやく第1巻に話が繋がって、生き残った人類が今後どうなっていくかの展開になります。いやあ永かったですねえ、ここまで来るのに。かすかな希望も感じさせる内容ですが、果たしてどうなっていくんでしょう。残すところ2~3巻でしょうが、この物語にどんな結末が待っているのか、本当に楽しみになってきました。

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2014年06月01日

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1巻に戻る。一応裏で進む話。でも表の話を忘れているのでだいなし。

でも1巻衝撃のラストの後が書かれていてよやくすっきり。
あとはさらに待ち受ける大きな敵とか。
まだまだ続く感あり。・・・まあ、全10話のうち8話目だしな。しかもまだ終わってないし。

一番ラストのぶっちゃけもびっくりものだったけどな

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2014年12月14日

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やっと1巻に繋がりましたね。正直1巻を読んだときは謎が多すぎて、あまり面白くないなーと思ったんですが、実に壮大な話です。・・・壮大すぎて途中ちょっと忘れてる(涙)。

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2014年10月25日

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一気読み!相変わらずの読みやすさ。いよいよ謎の大半が見えてきた。この巻は、良くも悪くもそこのみ。
しかし、これからの終盤戦がますます楽しみになってきた。

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2014年08月31日

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