「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
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匿名
この巻で2巻に出てきたあの「ベヘリット」が出てきて最初は3巻で出てきたあの「ゴッドハンド」の一人「グリフィス」が持っていたなんて意外!!
この作品は本当に展開が読めない
不死ゾッドと覇王の卵
ガッツが鷹の団に入団して三年
斬り込み隊長として名を馳せるようになる
グリフィス率いる鷹の団の功績はすさまじく
前代未聞の平民出の騎士としてミッドランドに就く
しかし、とある戦にて鷹の団が手間取る事となる
ガッツの隊が斬り込みいくも一向として帰ってこない
痺れを切らしたガッツが侵入すると
そこにはおびただしい数の仲間の死体と
不死と呼ばれる男ゾッドがそこにいた
その力はすさまじく、人間を超えているとガッツは言う
何とか一撃を与えることに成功するが
その一撃に戦の喜びを得たゾッドは
おぞましい悪魔へと変貌を遂げる
その驚異的な力の前に殺されかけるガッツだが
グリフィスと仲間が助けに入る
ゾッドはグリフィスを先に始末しようとしたその瞬間
グリフィスの首飾り覇王の卵ベヘリットを見て去ってゆく
そしてガッツには
「この男の望みが潰えた時
貴様には逃れられぬ死が訪れる」と言い残す
果たしてゾッドは何者なのか?
ガッツの持つベヘリットとは違う
その真紅の覇王の卵はゴッドハンドに
成るためのものなのか?
一体、グリフィスと鷹の団に何が起きたのか?
次回のベルセルクは波乱を呼びそうです
この頃は2人とも可愛かった
ふざけて水をかけ合うガッツとグリフィスが可愛い。
それがあんな凄い展開になるなんて、誰が想像したでしょう?
この巻にグリフィスが首にかけているベヘリットの説明をするシーンがあります。
面白い
ガッツとグリフィスたちの黄金時代、この時が続けばいいのにと願ってしまいます。幸福な中にも不穏な影は忍び寄り、ますます物語から目が離せない5巻、何度も読み返したくなる最高の一冊です。