「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
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Posted by ブクログ
「神は運命を与えたもう
出会いという運命を」
物語をガラッと変え、世界観まで解き明かした「魔女」シールケとの出会い。
幽体が強く感じればあたかも物質かのごとく触れることができる妖精エルフの世界。それは、法王庁の教義、一つの世界観が広まる前まではごく自然に信じられていたからこそ、触れ得ることができた。
モズグズ様に続き、この巻ではかなり、魔女狩りなど、西欧中世の宗教のイケない面を描いているように思われます。
Posted by ブクログ
ファンタジーってきっとこうゆうモノを言うんだろうなーって思う。
初めて読んだのは中学1年生くらい?
あの年にこの漫画はすごく刺激的だった。
年をとると理解できる内容もあるから
定期的に読み返してる。
ほんとうにすごい話です。
あ、グロいシーンが苦手な人にはよめないかも…