「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
レンの、「レイラの歌声は…… この世で一番気が紛れる……」「でもナナは… おれがおまえを抱いて眠るより…… おまえの子守歌で眠る方が… 嫌がるかな……」というセリフが、どこまでナナのことを分かっていて、どこまで好きなんだ…!と、切なくなった。詩音の「身近に好きだと思えるような人間が一人もいない事だってあるるんだから」という言葉を、初めて読んだ時は、そんなことがあるのかと不思議に思ったけど、残念ながら、今なら分かるようになってしまった。えーなんでレンは先にレイラを迎えに行って、ハチはそれを喜ぶの??頭が悪いから分からなかった。
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最近中だるみしてるかな
って正直思ってました
そんなこと思ってすみません
伏線がばーーーって回収されて、
ばーーーーって撒かれた巻です
やっぱ矢沢あいはスゴい
Posted by ブクログ
相変わらず会話のテンポがいいです。子供レンの母親は誰なんだろう。ハチ……ではないような。レイラかなぁ。でも、ハチとタクミが離婚していたという線は消えたようだし、住んでいる場所が違うだけとなると別居か?でも一緒に暮らす意向があるということはレンの母はハチでいいのかな?うーん。レンの名付け親はナナかな。ナオキにも娘が居るらしいし……相手誰だろー。今回は、ヤスのミューさん、ノブとユリ、そしてシンとレイラがそれぞれ幸せな展開になりつつある中、レンとナナが際立って不幸ですね。今巻最後の展開ももちろんのこと驚きましたが、レンがナナに会いたいと言ったこと、そして夢に何度もレンを見てその度に淋しくなるナナ。思いはこんなにも同じなのに、どうしてすれ違ってしまうのだろうと切なくなりました。前にレンが生きているような素振りをハチにシンやノブ、そして皐を交えながら言っていたような気がするので死んではいないと思うけど……でも誰かしら死ぬんだろうなと思う。切ない別れ等が多い漫画ですが、実はメインの人達ってまだ誰も死んでないから、やっぱり最後には誰かがいなくなるのかなと思います。
Posted by ブクログ
最初に出てきた子供はタクミと誰の子供なんだろう。
そんなことが気になったNANA最新刊。
みんな幸せになるハッピーエンドだといいけど
相変わらず、不幸路線を走ってる感じ。
どうなっていくのかなー。
ハチに依存し続けるNANAの気持ちが痛いほどわかる。
大事なものに依存する心。
Posted by ブクログ
ここにきて初めてはっきりと、奈々とタクミには長男・蓮と長女・皐がいるってことが分かったよ。
タクミなりに家族を大事に思っていることも分ったし、
レンが「ナナに会いたい」って零したのも、シンちゃんがレイラさんに「迎えに行く」って伝えたのにも、ちゃんとそれぞれの愛を感じたよ。(´ⅴ`*)
あとは予想通り、大阪の上原美里はやっぱりお兄ちゃんのことが好きだったんだなぁって。
それを真剣に聞いてくれた詩音さんは本当に優しいお姉さんだわ。
しかしなんといっても今巻最大の喜びは、ヤスとミューさんの愛が深まったことだよねぇ♡(*´艸`*)
Posted by ブクログ
もぉぉぉ〜!!毎回「これからどうなるの!?」状態ですわ。
今回はっ・・・レン!!どうなっちゃうの!?ってところだしー。
とゆーか、みんなズンドコ不幸になってくなー。
Posted by ブクログ
最新刊まで追いついた。たぶん、読んでいる人はこの堕ちていく感じに惹き込まれるのだろうと思う。全てのキャラクターが何かを欠けて生きている。それはこの漫画ほどではないにしても僕ら自身もそうで。何かを得るためには、何かを諦めなければならず、誰かをないがしろにすれば、その分、誰かにないがしろにされる。それが人と人。なんてことを考えながら読んでいた。(08/11/2)
Posted by ブクログ
レイラが(本人が言うとおり)、そろそろウンザリ・・・。美雨さんや朝海達の恋愛の方が余程読んでいて安心できる・・・。(あれで安心できるっていうのも凄い話だけど)しかし、ラストは・・・。
Posted by ブクログ
矢沢先生は物語の吸引力というか、”魅せ方”がやっぱりすごいなぁと思う。20巻を迎えて「いよいよ終盤に入ってきたのでは…?」という印象。やはりここまで読んでくるとラストが非常に気になる…。新刊が発売されるのはきっとまだ先のことだと思うので、それまでに再読できたらなと。