「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
感情タグBEST3
関係性
奈々と章司の関係や、ナナと蓮のことも描かれています。「おまえが奈々に謝りたいと思うのは優しさじゃねぇ。単に謝って自分がスッキリしたいだけだろ」というセリフが深かったです。
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中島美嘉の扮するナナも記憶に(割りと)新しいNANAの、ご存じ原作本。
ストーリーが進むにつれて、段々と内容がダークになっていくのですが、
個人的には1巻〜4巻付近の話がオススメ!
もどかしい恋心が複雑に絡み合っています♪
○ック○フに行けば半額程度で購入出来るので、機会のある方は是非!
NANAは俺もよく、自己啓発したいときに引っ張り出して読んでいたりします。(笑)
匿名
神回
まあ、全ての回が神回ではあるんだけど、ナナとレンの再会の、この物語の起点となる回。ナナとハチの関係性もどんどん深くなってるしこの先のことを考えると切ない
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奈々と章司の関係に決着がつきます。
淳子の言う事も一理あると思うけど、章司は奈々がこういう女だってわかってて付き合ってたんだからなーと思う。
そしてついにナナと蓮の秘密が明らかに!
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「裏切りを許せる程大人にはなれなくて 傷ついてもすがりつける程一途にもなれなかった あたしの負けだよ」
「恋愛だって…人間同士の関わり合いなんだから 相手を思いやれなきゃ 上手く行きっこないよ」
「おまえが奈々に謝りたいと思うのは優しさじゃねぇ 単に謝って自分がスッキリしたいだけだろ」
心にグサッときた。
Posted by ブクログ
そういえば、奈々なんて、わけわかんないワガママで、なのに、みんなからも大事にされて……。奈々を可愛がるナナの気持ちがわからない!
みたいな感想を読んだことがあるような気がする。
でも、奈々にしろ、ナナにしろ、一生懸命生きているなぁというのは伝わってきます。
まあ、リアルな奈々や、ナナが、わたしの近くにいたら、優しくするのは難しいと思いますが……。それでも、その一生懸命さを想像できるかもしれない。
次の巻からは、ナナの方の物語も動き始めるみたいで、期待大です。
しかし、淳子の部屋のイラスト……。あぁ、あの2人は応援したくなるカップルだったのね(笑)
主人公の受難は続く(笑)
Posted by ブクログ
「裏切りを許せる程大人にはなれなくて 傷ついてもすがりつける程一途にもなれなかった あたしの負けだよ」って言葉が胸に痛かった。あと、ナナがレンを見つめて泣くシーン。言葉がなくても胸に染みる。
Posted by ブクログ
奈々は章司が自分ではなく幸子を「彼女」と呼んだ事で2人の関係を知り、深く傷つく。一方、ナナは新メンバーを加えたバンド『ブラスト』で、東京初ライブを行い…!?
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(1〜14巻について)
映画化、アニメ化がなされる有名な漫画。ジャンルはよくわかりません。ストーリーに対しては「秀逸」の一言でしょう。未来のヒロイン気持ちがたまに出てくるのですが、それを読むと本編がどんな内容であっても切なくなります。オススメの作品です!
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章司に食ってかかるNANAが格好良すぎる!
奈々がNANAにレンの事を聞くシーンはいいねえ。
4巻ともなると世界観にも馴染んできて、
何もかもがいい感じです。
匿名
すれちがい
恋多き女の子の小松奈々は彼氏を追って仕事も家も決まっていないなか上京する。
ひょんなことから二度出会った大崎ナナとルームシェアをすることにした。
一方ナナはミュージシャンとしてもっと貪欲になるために地元のバンドは解散して上京するがメンバーのノブがついてきたことにより新生ブラストを結成するとこになり新メンバーのシンを迎える。
奈々は章司との生活はうまくやれていると思っていたが実際はどんどんすれ違っていた。
章司は大学もバイト先も同じである幸子という女の子に惹かれていたのだった。
そしてそれが最悪な状態で奈々にばれてしまう。
しかし奈々は裏切りを許すこともすがりつくということもできないのだった……。
うすうすこうなるだろうなぁとは思っていたけど本人たちは大変だろうなぁという感じだった。