仁木英之のレビュー一覧
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あらすじ
序
第一章 災厄の波 第二章 春秋千三百
第三章 天空の風雲 第四章 届く想い 届かぬ願い
第五章 それぞれの絆 第六章 一陰一陽成太極
おろかな戦いの果てに壊れた世界。
ある神仙と、ある人間の
想いと行いがどんな方法で癒すのかPosted by ブクログ -
第一章 眠る王弁 第二章 雄黄の髄
第三章 神医と美髯公 第四章 弟子たち
第五章 混沌の囁き
天地にある二つの聖地……神仙の住む蓬莱と仏が住む浄土
そして地には人が住む。それぞれの力も立場も言い分もみんな違いそれぞれの世界で争い、それぞれの世界が争う。不毛だなぁ
人であ...続きを読むPosted by ブクログ -
王弁が現代日本に飛ばされる。神仙のいない世界。王弁はその世界に滅びをみる。
そして、時代を遡り、僕僕とともに最後の旅に出る。
僕僕と王弁がこれまでの旅で出会った人たちの繋がりが力を与える。Posted by ブクログ -
前の巻が仲間たちにスポットの当たった巻だったが今巻は王弁くんのがんばりが光っている。
後半をけっこう一気に読んでしまった。
跋ちゃんが健気でかわいそうなんよ。
次巻も楽しみ。Posted by ブクログ -
あと一巻かぁ。。。
もう、登場人物が増えすぎて何がなんやらw
でも、気になった呼称とかを調べてみたくもなるんだよなぁ。
どっかで整理したいな。登場人物も、元のお話達も。Posted by ブクログ -
江戸長屋の人情物語と狩人=忍者のハイブリッドという珍しい趣向の作品。
藩の政争にかなりの頁を使っているのは背景に厚みを持たせる目的だと思いますが、結果的にあまり重要ではなかったので、却って冗長さに繋がっているのが少し残念。
ただ、長屋の男たちが時々魅せる心意気や、狩人達の緊張感ある描写は良かったと思...続きを読むPosted by ブクログ -
あの絶海がとことんまで悩んだ挙句、超弩級のヒールになってしまった。
強さを求める若者たちと、世の中そのものを破壊して再生させようと企む煬帝を中心に争う道士や神仙という、二つの意図が交錯して物語はどんどん広がっていく。
次の最終巻でどう落ち着けるのか楽しみです。Posted by ブクログ -
僕僕先生の言動や王弁の成長度合いにクライマックスが近づいてきたことを感じさせるが、まさか劉欣が。。。
強面なのに憎めない素敵なキャラクターだったので、とても残念です。
最後をどの様に締めくくるのか、まだ予想ができません。Posted by ブクログ -
シリーズ2冊目にして急激に面白くなった。決して仲良しグループではないものの、共通の目的に対峙するために力を合わせて成長してゆく様子が魅力的です。
人間ではない存在が当たり前に描かれていますが、千年以上前の中国が舞台だと違和感なく受け入れてしまうのは何故だろう。Posted by ブクログ -
恥ずかしながら毛利勝永という武将の存在を本書を読んで初めて認識しました。加えて仁木作品の魅力が中国仙人ものだけじゃないのを知ったことの2つが収穫でした。
志を貫くという生き方は潔く、敵味方を問わず周囲から信頼されているところや、戦場での活躍するなど申し分ないのですが、一方で何故そこまで信頼されている...続きを読むPosted by ブクログ -
剣も槍も持ったことはないが、文武いずれも一つの道を極めるということには通じるものがあるように感じた。
鉄太郎さんは味わい深く、好きなタイプです。ちょっと解りにくいかもPosted by ブクログ -
王弁君の成長に反するように僕僕先生がやけに人間味?溢れる存在になってきた。
初期の頃に比べると僕僕先生が無敵の存在では無く、仙人でも手に負えない相手が出てくるところが周囲の人との関係を深める原因となっており、単なる面白い読み物から共感する要素が強くなってきたような気がする。
いつまでも旅が続いて欲し...続きを読むPosted by ブクログ -
亡くなった人の心残りを解く。もつれた糸を無理に解くのではなく、本人が納得するのを手助けする感じが良い。無理矢理成仏させるのもねぇと思う私がいる。
ハヤくんもいつかは?Posted by ブクログ -
柴田勝家の終盤。武将それぞれに野望があり道があった。戦があれば生死があり忠誠があれば裏切りもあった。その評価は自分自身が付けるのだろう。自ら選び取ってきた結果が今なのだから。Posted by ブクログ
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仕事の区切りがつき、ちょっと軽い本を。
神仙の世界、宝具「一」とか、炎帝・黄帝の争いとか、見慣れない世界観になじめるかどうか。
それが受け入れられれば、文章は読みやすい。
料理仙人の卵、僕僕は、「対」である水の神仙拠比とともに、「一」を求める旅をする。
黄帝が作り出した「人」と交流し、料理の世界...続きを読むPosted by ブクログ -
初出 2017〜18年「文芸カドカワ」の6話。シリーズ2作目。
忍者の末裔大倉多聞が、親の借金のために同じ忍者の末裔の藤林家の娘杏子の婿候補兼家政夫として忍者屋敷に住んでいるが、今回は藤林家の人々の協力を得て、人助けのビジネスを始める。
最初の依頼者は、多聞の元恋人で婚約者の秘密が気になる。次は実...続きを読むPosted by ブクログ -
まさか僕僕先生が人間と結婚するなんて。。。
表面的に全てが綺麗に見える理想郷を目指す独裁者の危なさと、いざという時に踏ん張れる普通の人の強さが印象的な作品でした。Posted by ブクログ