仁木英之のレビュー一覧

  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―
    なかなか面白くなっていってる。登場人物も増え、ゆるゆると旅を続ける僕僕先生と王弁の淡い関係のみだけでなくストーリーが展開している巻だと思う。今までは成り行きで読んでましたが、次が楽しみになりました。挿絵もかわいらしく好きです。
  • さびしい女神―僕僕先生―
    僕僕先生シリーズの第4弾。今回は珍しく壮大で少しシリアスな話です。読み応えはかなりありますね。一日で読破してしまった。少し最後はいろいろと考えさせられる。いい意味でらしくないな。
  • 僕僕先生
    中国を舞台にした小説。可愛い女の子といった、従来の仙人というイメージとはかけ離れたあるけどおもしろい。
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―
    劉欣が、意外と人間臭くて好きだなぁ。両親のことになると、人になってしまうのがねぇ。そういうしがらみがあっちゃ暗殺者としては危険なんじゃ…と思ったらやっぱりでした。
    本当はいつまでも、親って生きててくれるわけじゃないんだよね。分かってても、私も劉欣みたいにオロオロしちゃうし、すごい泣くと思うわ。
    そし...続きを読む
  • 薄妃の恋―僕僕先生―
    薄妃が切なくて切なくて…。好きすぎて、つっぱしる若かりし日の恋。私にもあったなぁー…思い出したくないけど、こっぱずかしくて苦笑。
    待ってて…ねぇ。嫌な予感。こういうの待ってられる程、人って純粋じゃないんだよねぇ。
  • 僕僕先生
    面白かったー!王弁と一緒に僕僕先生について、中国を旅してるような気分になります。
    僕僕先生ったら、お茶目なんだよなぁ。最早何千歳かもわからんようなお年なのに、あのお茶目っぷりは何なんだ!達観すると一周回って子供みたくなるのか?笑
    所々差し込まれる、弁の青春桃色全開な悩みがまた面白い。それをさらりと受...続きを読む
  • さびしい女神―僕僕先生―
    神代の時代にまで飛んでいってしまい、壮大なスケールで展開したシリーズ第四作目だった。

    ニートな唐代青年、王弁くん。
    ゆとり世代の若者が被って見えるのは気のせい?
    ただ、そのゆとり男子が世界を変えてしまう。
    それはゆとり世代への子守歌なのかな?
  • 時輪の轍 千里伝
    千里の恋?

    時の流れに巻き込まれて 同じ時間を行ったり来たりするところで、私も一緒にデジャブしてました。(笑)

    時空 まさしく!! 時空の話なんですね。
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―
    殺し屋集団登場で、ハラハラドキドキでした。旅の強烈な道連れが増えて、今回は弁の存在感が薄かったように感じます。
    僕僕は前回よりも仙人らしさが強く出ているようで、かっこよすぎました。
    劉欣、薄皮、蚕嬢たちのその後や、追っ手との戦い、その背景、気になることが山積みに。やはり次も読むべきかな。
  • 高原王記
    英雄と精霊。高原の国で戦いに明け暮れたこのペアに起きた事は……
    英雄がなんだか小さく見えるのが不思議。世の中を斜に見るようになった英雄は案外図太いのかもしれない。
  • 武神の賽 千里伝
    千里伝第3弾

    これだけ大変な経験をしても、千里はまだまだ成長が不充分というところか。
    次巻完結編に向けて、千里は、そして人間世界はどうなるのか?
  • 高原王記
    厳しい修行を経て英雄となり、さらに峻険な自然を乗り越えて太古からの精霊に選ばれし者・・・中華風勧善懲悪超絶英雄譚(打ってて笑)かと思いきや、高潔な英雄魂を奪われて、斜め下からの視点を覚えてしまった元英雄と、戸惑いながらも彼を見放せない精霊の斜め横行くファンタジー。
    青レンジャー好きの私にはたまらない...続きを読む
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―
    胡蝶なんて優美な名前が示すものが
    あまりにもかけ離れていて、驚愕する

    薄妃の恋の結末は、意外ではないけれども
    見守るのは、冷静ではいられない

    それにしても、登場人物が増えていく
  • 薄妃の恋―僕僕先生―
    シリーズ2作目
    先日、Fantasy Sellerで読んだ雷の子どもが登場して
    なんとなく、嬉しい
    薄妃は、姿を保つ為に男性と交わることを必要としているのだけれども
    でも、誰とでも良いわけじゃない
    どうして彼じゃなくちゃいけないんだろう
    それが、恋というもの
  • さびしい女神―僕僕先生―
    ファンタジーをあまり好まない私だけど、仁木さんの中国を下地とした物語はロマンがあって惹かれる。

    僕僕先生シリーズと出会って、ファンタジーもいいなって思えるようになった。

    先生と王弁の関係が絆が巻を追うごとに深まっていくのが楽しみでならない。
    それでいて思わせぶりな先生と、純粋に慕い続ける王弁。
    ...続きを読む
  • 千里伝
    人と呼ばれる存在は決して一つではないのだろう。感じ、思い、考えるものたちを「人」と呼ぶのであれば、きっと存在するもの全ては「人」となる。感じていること、思っていること、考えていることは自分にさえ定かでない。まして他人のそれは絶対にわからない。
     だとすると繋がることはできないのか。そこにあるものが何...続きを読む
  • さびしい女神―僕僕先生―
    旱魃が最凶最悪であるという設定、大陸的ですね。
    でも、小説全体が物語となっている本作はこれまでで一番興味深い。
    「さびしい女神」が哀れで、そこになんとも言えない味わいがあっていいね。
  • さびしい女神―僕僕先生―
    シリーズ四作目。
    頼りないニート青年、王弁が旱の女神を助けようと先生の手助けなしで頑張る。しばらく見ない間にたくましくなったてる!その後の朴念仁ぶりが残念だけど、王弁らしい。

    これからどうなっていくのか楽しみ。
  • さびしい女神―僕僕先生―
    シリーズ4冊目。なんというか、驚きですね。このシリーズの向かう先がぼんやりと。

    それにしても、古代中国の神話系。これはもうちょっと勉強してもいいかなー。知ってると楽しいですよね、このシリーズは。
  • さびしい女神―僕僕先生―
    仙人の僕僕先生と仙骨を持たない弟子の王弁君のコンビで旅を続けるシリーズ第4段。今回は僕僕先生はあまり登場せず、辿り着いたある国の難問を王弁君が愛馬吉良の力を借りながら奮闘、見事解決に至ったのでした。いつもは意気地なしのイメージのある王弁君ですが、今回は並み居る神様たちをも凌ぐ意志の強さで、ひとりの女...続きを読む