越前敏弥のレビュー一覧

  • 天使と嘘 上
     実力派作家にも拘わらず日本での翻訳は不遇をかこつ実力派作家、マイケル・ロボサムの新訳が、魅力的なキャラクター・コンビを引き連れて登場した。

     嘘を見抜く能力を持つ少女、イーヴィ・コーマック。拷問を受けて殺された謎の人物テリーの死体とともに発見された少女、新聞ではエンジェル・フェイスの呼び名で知ら...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)
    人生初のサスペンスな小説。知り合いが勧めてくれ借りたものだったのですが。こういう小説は特に毛嫌いしていましたが、実に面白い!
    街の情景までもがすごく想像できて、一気に3冊読みました!
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)
    人生初のサスペンスな小説。知り合いが勧めてくれ借りたものだったのですが。こういう小説は特に毛嫌いしていましたが、実に面白い!
    街の情景までもがすごく想像できて、一気に3冊読みました!
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)
    人生初のサスペンスな小説。知り合いが勧めてくれ借りたものだったのですが。こういう小説は特に毛嫌いしていましたが、実に面白い!
    街の情景までもがすごく想像できて、一気に3冊読みました!
  • 真っ白な嘘
    18篇からなる短編集。
    巧みな文体、奇抜な設定、余韻の残る結末、それぞれの短編が本筋とは関係のない描写などにより独特な雰囲気を持っていてハマります。
    笑う肉屋、叫べ沈黙よ、キャスリーン、むきにくい小さな林檎、真っ白な嘘、そして、後ろを見るな、あたりが好みですが、その他のものもオススメできますね。作者...続きを読む
  • 天使と嘘 上
    心の傷を負った少女と心理学者の話。少女には人の心を読める力があるようだ。
    里子にして心を開く初めた矢先に急転回。
    心の傷は治らないのだろうか?
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)
    上巻読んでから下巻読み初めまで相当日が経ってしまった。
    面白かった。黒幕はもっと意外な人かと思ってたけど、登場人物からすると、言われてみればという感じ。言うまでもなく、様々な史実などに基づくストーリーで、読み応えがありました。この作家の他の作品も是非読んでみたい。
  • 天使と嘘 下
    次々候補に上がってくる一癖も二癖もある容疑者達
    被害者の裏で絡み合う欲望 浮かぶ矛盾
    上巻から引き続き悪い方向へとその身を転がしていくイーヴィ
    冷たい、閉ざされた心
    ようやく届いたサイラスの無償の愛 その瞬間に涙
    芽生える新たな感情
    巧みな心理描写にやきもき 
    大人なサイラス 子供なイーヴィ 異なる...続きを読む
  • パズル・パレス(下)
    (上下巻合わせてのレビューです。)

    ダヴィンチ・コードで一躍有名になった
    ダン・ブラウンのデビュー作がとうとう文庫になりました。

    海外の文学作品って人物名がやたら長いカタカナで出てきて、
    訳分かんなくなるので苦手なのですが、
    ダン・ブラウンの作品は別格ですな。

    訳わかんなくてなりそ...続きを読む
  • 九尾の猫〔新訳版〕
    ライツヴィルシリーズの「十日間~」の次にエラリーが取り組んだ事件。いやあどこをとってもお見事。
    ライツヴィルでの苦い挫折の経験を経て、探偵の真似事を辞めると宣言したエラリー。彼を再び事件の現場へと引き戻したのは、ニューヨークでの無差別連続殺人事件だった。

    郊外の都市で起こったライツヴィルの事件とは...続きを読む
  • 天使と悪魔(下)
    予想外の人物がイルミナティの黒幕であったことに驚いた。また、作中に登場する美術品などで、自分の知っているものもあったが、その美術品の細かい知識はなかったので、作中で色々説明してありなかなか興味深かった。読んでいるうちにどんどん作品に入り込めるような、読みやすい文章で、イルミナティの対称のロゴも逐一挿...続きを読む
  • オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物
     伝えたいメッセージを話に乗せるというよりは、思いついた面白い話を一つ一つ形にしている感じの作風だったな。見栄を張った主人公が複数の話で登場していたけど、結末に一貫性はなくて、ある時はハッピーエンドだけど、ある時は失敗する話だったし。

    比喩やイメージの結び付け方が独特。説明に使われる表現が結構飛ん...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)
    再読。話全体から見て、聖杯の真実に迫る謎解き部分。衝撃の真実部分が面白すぎて、オプスデイの目的や動きの部分を忘れそうになったけど(笑)教会の根幹を揺るがす聖杯の真実とシオン修道会、事件の真相をここから一気に回収していく下巻も楽しみ。
  • 十日間の不思議〔新訳版〕
    「自分はたびたび記憶喪失になる。その間、自分が何をやっているのか見届けて欲しい」と古い知人であるハワードに頼まれたエラリイは、三度ライツヴィルへと赴くこととなる。
    大富豪の父親のディードリッチ、若く魅力的な継母サリー、仲の悪い叔父ウルファート――そこでエラリイはとある秘密を知らされ脅迫事件に巻き込ま...続きを読む
  • オリジン 下
    上巻、中巻の盛り上がりから、最後はどうなるのかものすごい期待が高まって、その期待に丁度良く応え、丁度良く裏切ってくれた締めくくりでした。テーマが壮大ですが、そこもきちんと落とし所があって、でもスッキリさせすぎずこのシリーズらしいモヤっと感も残しつつ、絶妙だったと思います。
  • 真っ白な嘘
    ブラウンのミステリはあまり読んだことがなかったが、「後ろを見るな」を読みたくて、選びました。実は絶版になっていて、新作でやっと読めました。どこかで見たことや聞いたことのあるプロットがいくつかありましたが、ああ、ブラウンが最初だったのね、と改めて感心する次第。次のミステリ短編集も新訳が出る様子なので、...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)
    15年くらい前に一度読んだのですが、
    コロナ禍のステイホームで また読み直しました。

    これって、カトリック教会の宗教観を根底から覆す内容だったのですね。
    ダン・ブラウン氏の勇気に拍手。
    ダ・ヴィンチ作品に対する造詣の深さにも、
    そしてこの作品の美しい結末にも拍手です。
  • オリジン 下
    宗教と科学の未来。人類の未来。地球の未来。それぞれどうなっていくのか。ラングドンの思いと作者の思いは同じなのか。AIが発展するうちに制御不能に一人歩きしてしまうとどうなるか。とんでもない世界になってしまう気がする。心を持たない知識お化けは恐怖そのもの。今は新型ウイルスが脅威だが、AIも上手に使わなけ...続きを読む
  • シートン動物記 クラッグ クートネーの雄ヒツジ ほか
    『シートン動物記』3冊目。この本も面白かった。
    動物の生き生きとした姿や時には残酷な最後も描かれる。たくさんの観察と愛情が感じられる文章でこの本も面白い。
    ところで「オオヤマネコ」の話で登場する人間ソーバーン(シートンがモデルかな?)や一緒に暮らすコーニーたち。別の本では名前が全然違っていたが、同じ...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)
    下巻。楽しみにしていました。
    内容が深いだけあって、いにしえの世界を想像するに足りるものでした。
    私の思い描いたラストではありませんでしたが、何となく人類がどんなあゆみを送っていったのか、わかるものでした。