越前敏弥のレビュー一覧

  • 世界文学大図鑑
    私が読書に夢中になる理由が
    ここにも。

    読書によってのみ、
    われわれはいつの間にか、
    しばしば否応なく、
    他社の肌の下、他者の声のなか、
    他者の魂の奥へ滑りこむ。

    ージョイス・キャロル・オーツ
  • インフェルノ(上)
    ダンテのことを全く知らなかったので、勉強になった。
    ヨーロッパに行ってみたいと思った。イタリア、トルコ。
    相変わらず、スピード感があり、ドキドキしながら読めた。予想外の展開が、きっと物語を面白くしている。
  • ロスト・シンボル(下)
    一晩で起こった内容とは思えない程のボリューム感。全身刺青の男マラークの手によって、ラングドン絶体絶命のピンチ!衝撃と感動の下巻。
  • ロスト・シンボル(中)
    ラングドン逃げて〜の連続!普通だったらすぐに捕まりそうなものだか、、、。ハラハラドキドキが止まらない中巻。
  • インフェルノ(下)
    ん?
    つまりこのお話しは、
    このインフェルノを持って現実と袂を分ったのか?!
    つか、
    敗北ですよねラングドン教授。
    かぐりん的にはありですけどね!
    次のオリジンでこの辺りの話しがでるのかと思ってますがどうなんでしょうね?
  • 越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文
    翻訳家・越前敏弥さん(@t_echizen)のお話を聞く
    機会があり、その内容がとても面白かったので、
    早速買った一冊。

    ハッキリ言って、翻訳小説を読む目が、翻訳家を
    見る目が変わった。
    翻訳というのは、とてつもない作業なのだという
    ことを改めて、いや、これほどまでにとてつもない
    作業だということ...続きを読む
  • 天使と悪魔(上)
    翻訳した文独特の読みにくさがなく、難しい題材も理解しやすかった。この本は訳がとてもいい。日本語で書かれた小説を読んでいるようだった。
    映像化もされているが、そちらを見た後でも充分楽しめる。無駄に情緒的でないところがスリル感を上げている気がする。
  • 解錠師
    過去と現在の二つの時間を行きかってマイクルの現在までが解き明かされる。しゃべることができない少年であったマイクル。解錠師という秘儀を身に着けたマイクル。ただ一人理解してくれる彼女を見つけたマイクル。過去と現在の話のとりことなる。
  • デセプション・ポイント(下)

    登場した小道具はもう現役?

    ラングドン教授シリーズには無いスリリングな展開で一気読みでした。っていうか、最初に読んだダン・ブラウンの小説は、偶然に神保町古書店で見つけたこの作品のペーパーバック版でした。
    舞台回しに登場する小道具は、別ルートのネットニューズで、なんと2009年には現実世界でスタンフォード大学研究室でプロトタイ...続きを読む
  • インフェルノ(下)
    中から下にかけて一気に面白くなりました。

    好きなシーンは、シエナが泣いて何も信じられない、というのに対し「とりあえずロバートラングドンを信じてみて」というところ。泣けました。
    頭がよくて、頭がよすぎるゆえに孤独なシエナが初めて誰かを頼って泣けたんじゃないかなあ、と思いました。

    全体としてダンテの...続きを読む
  • 天使と悪魔(上)
    原作を読んでから映画を観た。
    やっぱり!だけど映画はかなり省略されてたねー^_^;
    「ダヴィンチコード」もそうだけど、このシリーズは映画はNGですね。
    でもやっぱり面白い。読書しながら頭の中はローマとバチカン市国を走り回ります(^.^)
  • 生か、死か
    出所を翌日に控えた男が刑務所から脱走する。不可解な行動の背景から浮かび上がってきたのは、かなわなかった過去の夢と闇に葬られたはずの強盗事件の真相だった。現在と過去の出来事が不規則に記述されながらまったく戸惑わされることなくサスペンスを高め、救いようがない悲劇の先に覗くわずかな曙光が眩しい。
  • 天使と悪魔 Special Illustrated Edition
    いや~おもしろかった。エンターテイメントであり、宗教、科学の話であり、秘密結社のトンデモものだったり、そういうのが好きな人におススメ。
    しかし、この分厚い1冊がほぼ12時間以内のお話なんだよな、すごい。
    あと、可能ならば愛蔵版を呼んだ方が興味深いかも。だいぶ重いけど!
    さて、今更だが、次はダヴィンチ...続きを読む
  • 生か、死か
     ニュージーランドの作家ベン・サンダースが地元ニュージーランドのシリーズから離れ、アメリカを舞台にした作品『アメリカン・ブラッド』でブレイクしたと同様に、オーストラリア生まれの作家マイケル・ロボサムは、永く住んだイギリスを舞台にしたシリーズから離れ、アメリカを舞台にしたこの作品で何ともはや、ゴールド...続きを読む
  • 越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 あなたはこれをどう訳しますか?
    読んでいて自分の不甲斐なさが嫌になりました。英文で小説などを読む人すべてにお勧めできる内容ですが、私のような未熟者はコテンパンにやっつけられるので覚悟が必要です。ありがたいことに「日本人なら必ず誤訳する」そうなので、そこまで落ち込まなくても良いのかもしれませんが、電子書籍で購入して暇のある時にちょく...続きを読む
  • 生か、死か
    10年の刑に服してた男が出所日の前日に脱獄、何故?
    この掴みで一気に物語に引き付けられる。主人公、主人公を追うために出所させられた同房の男、事件を追うFBI職員、この3人の視点で物語が多角的に描かれる。
    それも現在の逃亡劇だけでなく、過去主人公が起こしたとされる現金強奪事件の真相を徐々に明らかにして...続きを読む
  • 生か、死か
    大変面白かったです。読書時間が通勤時がほとんどですが、駅を乗り越しそうになるほど、読みだすと止まらなくなりました。
    刑務所からの釈放される一日前に脱獄したオーディ・パーマー。あと一日で自由の身になれるはずなのに、なぜそんな事をする必要があったのか?
    読者は何も分からないままオーディの逃亡劇をまるで今...続きを読む
  • インフェルノ(上)
    今までのシリーズ通り非常に読みやすくどんどんページが先に進んでいきます
    上中下巻の上である本作ではラングドン教授が記憶喪失であるところから始まり、全ての謎の断片のみが明かされています
  • 天使と悪魔(上)
    2016/11/19
    宗教、最先端の科学技術、どちらも普段の自分の生活とはかけ離れたものだけれど、そんな私が読んでものめり込んでしまうほど、緻密に、細かい描写で描かれていて、ページをめくる手が止まらない。自分は日本に生まれて、宗教をほとんど意識していない生活を送っているからか、宗教がここまで歴史を動...続きを読む
  • インフェルノ ヴィジュアル愛蔵版
     宗教象徴学が専門のロバート・ラングドン教授。目を覚ますとそこは見知らぬ病室だった。入ってきた医師二人との問答や窓の外の光景から、自分が過去二日間の記憶を失っていること、自分が今ハーバード大学があるマサチューセッツ州でもアメリカ合衆国でもなく、イタリアのフィレンツェにいることを理解する。なぜフィレン...続きを読む