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あの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめ、数々の文芸作品の名翻訳家として知られる越前敏弥さん。
前著『日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)で、全国6万人の英語自慢の鼻を見事にへし折った彼から、新たな挑戦状が到着しました!
「誤読・誤訳に陥りがちな英文・文法」に続いて、本書では「より自然で、かつ正確な訳文を当てるスキル」を読者に問います。
たとえば、こんな問題。
Q 下の訳文は、日本語としてどこがおかしいでしょうか。
「逃亡中の犯人はジェフリーズという男らしい。彼を殺してやりたい。」
答えがわからないという方。
では、あなたがこのシチュエーションにいたとしたら、殺してやりたいほど憎い相手に対して、「彼」という言葉を使うでしょうか?
この例が示すように、翻訳とは「原著者が仮に日本語を知っていたら、そう書くに違いないような日本語にすること」なのです。
本書では、適切な訳文をつくるトレーニング問題を30題収録し、それぞれにページを惜しまずに丁寧な解説をつけました。
本書は、まさに、翻訳学校やカルチャーセンターで1,000人に及ぶ翻訳学習者と接してきた著者だからこそ書ける内容であり、
すべての英語学習者が知っておくべき日本語訳の学習法や、英文を深く読みとるための秘訣を惜しみなく公開するものです。
Posted by ブクログ 2018年12月08日
翻訳家・越前敏弥さん(@t_echizen)のお話を聞く
機会があり、その内容がとても面白かったので、
早速買った一冊。
ハッキリ言って、翻訳小説を読む目が、翻訳家を
見る目が変わった。
翻訳というのは、とてつもない作業なのだという
ことを改めて、いや、これほどまでにとてつもない
作業だということ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月07日
ダヴィンチコードを原書で読んだときの、わくわくする感じやスリル感。自分の翻訳を読んだ人が同じようにわくわくしなければ、仕事にならない。あらゆる調査に労力を惜しまないことや、日本語の国語力(論理力・語彙力)の向上といったことが、本当に必要なんだ。翻訳家への道のりは遠いけど、一生かけて取り組む価値がある...続きを読む
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