越前敏弥のレビュー一覧

  • ロンドン・アイの謎
    日常生活では色々人と違う所があって苦労するが考える事は大得意なある「症候群」の12歳の少年テッド。ある日、NYに引っ越す前にと5年振りに叔母と従兄がテッドの住むロンドンに遊びに来た。従兄のサリムの希望で巨大観覧車「ロンドン·アイ」に乗りに行く事になったがある出来事で実際に乗ったのはサリムだけでテッド...続きを読む
  • ロンドン・アイの謎
    『クセが強い少年探偵の、華麗なる謎解きをいかが?』

    他人と異なる思考を持ち、気象学に詳しい12歳の少年が、大観覧車【ロンドン・アイ】から忽然と消えた従兄弟の謎を解く。ヤングアダルト向けと侮るなかれ、本格ミステリーを楽しみたい大人にもオススメの一冊!
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕
    エラリー・クイーンの越前先生による新訳。

    ライツヴィルでの事件にまた引き込まれてゆくエラリー。迎えに来たのはなんと!穢れを知らぬ世間に染っていない女性、リーマ。

    この本の印象を一言で後々語るとしたら、
    連続殺人事件でもなく、童謡による見立て殺人事件でもなく、え?と思わせたおとり捜査でもなく、一言...続きを読む
  • ロンドン・アイの謎
    事件の謎を解く鍵。それは、「どう見るかによってちがう。」

    ロンドンにそびえる観覧車「ロンドン・アイ」に、いとこのサリムが乗り込んだ。12才のテッドと姉カットは、それを見ていたが、降りてきたカプセルの中にサリムはいなかった。サリムは誘拐されたのか、事件に巻き込まれたのか、それとも……。人の気持ちを察...続きを読む
  • ロンドン・アイの謎
    今年はあまり多く読めていないけれども、まちがいなく今年読んだなかでのベストであろうという作品。
    単にプロットが、とか謎解きが、というだけでなく、文章のひとつひとつが美しく、いとおしかった。

    明記はされていないけれど自閉スペクトラムの少年テッドが主人公。彼はまわりの空気を読んだり、人の感情を忖度した...続きを読む
  • 十日間の不思議〔新訳版〕
    ライツヴィルでの事件を扱うエラリー・クイーン。三作目。
    大富豪とその若い妻、そして義理の息子、三人に瑣末な事柄までを解決して欲しいという探偵。読む側にしてみればそんな事まで引き受けて!と怒りたくなる。我らがクイーンが、なんと宝石泥棒の謗りも受け…
    でも、殺人事件にまで事態は悪化して、まさかの『十戒』...続きを読む
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕
    リーマという女性をこのお話の中でどういう風に動かすんだろう。それが、私の一番の興味でしたね。最後まで読んでみてどうだったか。始めから終わりまで出続け、途中で呆れながらも(君がエラリイに餌を与えたんだろう?と)、そううまくはいかないんだなあと思ってみたり。

    エラリイはほろ苦さと喜びをぐちゃぐちゃにし...続きを読む
  • 九尾の猫〔新訳版〕
    共通点の無い連続殺人事件の被害者たちの深まる謎の数々。姉が殺されたことにより財産分与が多くなる二人の人物の事件への関わりでまたもや深まる謎。
    エラリー・クイーンの推理力と洞察力により微かな手がかりを見つけるが、おとり捜査による失敗。
    真犯人と思われる人間を拘束した後のエラリー・クイーンの懊悩…
    古典...続きを読む
  • フォックス家の殺人〔新訳版〕
    『災厄の町』のライツヴィルという町に、
    大戦の英雄が帰ってくる!というところからストーリーは始まる。彼、ディヴィーも、迎える家族同様に過去に受けた心の傷のため、今も心を病んでいる。
    そのためにほじくり返そうという過去の殺人事件が今回の大きな軸。
    ほじくり返されたら、出てくるのは悲しい真実の他にも沢山...続きを読む
  • フォックス家の殺人〔新訳版〕
     一九四五年発表の作品。デイヴィー・フォックス大尉ーー何人もの日本兵を叩きつぶした「英雄」ーーの凱旋を、ライツヴィルの人々が華々しく歓迎する場面から物語は始まる。しかし実際のところ、彼は戦場で心を壊してしまい帰還したのだった。ミステリー作家として、殺人事件が核となる娯楽小説をずっと書いてきたクイーン...続きを読む
  • 災厄の街〔新訳版〕
    エラリー・クイーンの1942年発表の本、その新訳。
    災厄の家、という話かと思ったら、災厄は町全体、その人々。
    銀行家のライト氏の美しい3人の娘たちと、
    偶然訪れた小説家、エラリー・クイーン(?都合良すぎ!)アメリカの田舎の富裕層の家庭が、推測ではあるけれど垣間見られて、長閑で平和だけれど悪意に満ちた...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)
    ラングドンシリーズの中でこの作品がお気に入り。芸術について触れるきっかけを作ってくれた作品。再読だけどハラハラドキドキ感が楽しめたし、良い所で物語が展開していくので続きが気になって夢中で読んだ。映画もスクリーンで見ているが、断然原作が好き。ただ宗教が絡んでくるのでおすすめです!とは言い難い所が難点。
  • 天使と悪魔(上)
    ラングドンシリーズで個人的には一番好き。伏線の回収が素晴らしいし、ドラマチックでスピード感のある展開は、読むのを中断できずに夜更かしして読んだ。映画版も上手いことまとめていて、素晴らしかった。
  • オリジン 上
    舞台はスペインで、テクノロジーはAI。
    根源的なテーマの「我々はどこからきてどこにいくのか?」の答えを巡る話。
    エキサイティングな展開は定番の安心感。ラングドンはいつも大事件に巻き込まれる。
  • オリジン 中
    黒幕をめぐる展開。ミスリードに騙されず、登場した人物の中から推理しながら読んでいます。ウィリアムブレイクに興味が出てきた。ガウディの作品も見てみたい。
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)
    なかなか海外の本はとっつきにくかったけど、なんとか読み進めたら、面白くてとまらなくたり、あっという間に読んでしまった。
    内容は難しかったけど感動しました。
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)
    (上・中・下共通の感想)
    世界的ベストセラーになってから約20年が経過してようやく手にした本作。読み終えてみて、ベストセラーとなったのはなるほどと今更ながら納得した。

    キリスト教において権威付けされたイエスの「虚像」に対して実像はどうであったのかという問いを投げかけることが、本作の重要なテーマとな...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)
    (上・中・下共通の感想)
    世界的ベストセラーになってから約20年が経過してようやく手にした本作。読み終えてみて、ベストセラーとなったのはなるほどと今更ながら納得した。

    キリスト教において権威付けされたイエスの「虚像」に対して実像はどうであったのかという問いを投げかけることが、本作の重要なテーマとな...続きを読む
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)
    (上・中・下共通の感想)
    世界的ベストセラーになってから約20年が経過してようやく手にした本作。読み終えてみて、ベストセラーとなったのはなるほどと今更ながら納得した。

    キリスト教において権威付けされたイエスの「虚像」に対して実像はどうであったのかという問いを投げかけることが、本作の重要なテーマとな...続きを読む
  • 天使の傷 上
    「天使と嘘」のサイラスとイーヴィが主人公の第2弾。イーヴィの過去が明らかにされつつ中で、謎の男からの魔の手が迫る。読み易さに加えて展開の速さにページを捲る手が止まらなかった。
    ハラハラドキドキで、早く下巻が読みたい。