小林よしのりのレビュー一覧
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過去に描いたものから、いくつかをピックアップした作品集でした。
小林氏の方向性を垣間見ることができなかなか興味深い作品です。Posted by ブクログ -
親日である台湾の背景を知りたくて手に取った。しかし台湾を知ることは、自分の中にある近代日本の歴史を書き換えることになるとは。教科書にある日本の歴史に欺瞞があることは、朧気ながらに気づいてはいたが、すっかりと霧が晴れるようで、またなぜ日本人はこうまで卑屈なのか、戦後の米国指導がこうまで骨抜きにしてしま...続きを読むPosted by ブクログ
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今更!?と言われたが、今更でも読んでおいた方が良かった。日本を語れない大人にならないための、思考停止を解く一冊。
授業では昭和の時代ってさらっと終わり、TVや新聞で見る戦争が全て。戦国時代や三国志とは違い、まさか50年前の歴史理解にバイアスがある可能性なんて、思い至らなかった。祖母と私の戦争観は随...続きを読むPosted by ブクログ -
人は生きる時代を選べない。
だからこそ生きる時代について学ぶ必要がある。
本書は9.11後に描かれた2作目です。
国際社会対テロリズムというアメリカが主張する構図ではなく
文明対文明のアイデンティティウォーの開戦としています。
また本書では
日露戦争からアメリカとの開戦に至るまでの
当時の国...続きを読むPosted by ブクログ -
戦争論3部作の完結編。
戦争論1,2での直接的な戦争論を足がかりに、現代も続く戦争を題材として、総括している。
強烈な表現、インパクトの強い画から、逆にこの書自身がプロパガンダの様相を呈しているように感じることもあるだろうが、そのような「表現」はあくまで導入(つまり客寄せ)と判断し、内容のみを冷静...続きを読むPosted by ブクログ -
10年前の本である。
だが、内容としては、今読んでいても、思考の古さを感じない。むしろ、リアルタイムに感じられる。
哀しいかな、それぐらい社会意識はまったく成熟していないのだな。
技術ばっかり進んで、肝心の人の意識はおいてけぼりなんだな。
いや、むしろ、技術が進むからこそ、人は置き去りにされている...続きを読むPosted by ブクログ -
戦後の昭和天皇の孤独や思いの断片だけでなく、魅力的なエピソードもちりばめられていて。肩の力を抜いて読める。
初めて柏餅を召し上がられた天皇陛下の「美味しくない」ってエピソードがほのぼのしてて好き。Posted by ブクログ -
様々な内容が盛り込まれており、非常に読みごたえがありました。パラオのことなどは、なかなか普段暮らしているだけでは学ぶ機会がないと思うので新鮮で、勉強になります。
著者の本に総じて言えることですが、少し意見が偏るところがあるのでその前提に立って読み、自分で考えることでより楽しめるとおもいます。Posted by ブクログ -
いまや国際的には常識となりながら、当事者である日本人が忘れている「東京裁判は法的根拠の無い、勝者による日本への復讐と見せしめのためのショーであり、そもそも裁判として成り立っていない」という事実。その裁判にいわゆる「A級戦犯」として起訴された人々はいかにして選ばれ、裁かれたのか?そもそもいわゆる「A級...続きを読むPosted by ブクログ
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一人の日本人として最低限知っておきたい、「靖国神社」に関する基礎知識を得る入門書として最適。靖国神社の本質を明らかにすることで、必然的に日本の国柄の本質、日本文化の本質、日本人の本質が明らかになる。Posted by ブクログ
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とりあえず読みましょう。
台湾に興味ある無し関わらず、全ての(特にポストバブル層)日本人必読です。その後、こういった話に興味が出てきたら李登輝だったり佐藤優だったりを読み進めていけばいいのでは。
ちなみに私は台湾旅行に先立って漫画なら読みやすいと考え、たまたま手に取りました。それまでは「小林よしのり...続きを読むPosted by ブクログ -
Kodama's review
『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』に続き、2冊目となりました小林よしのり氏の著作。まだまだ自分の意見を言えるほどの知識がない自分にとっては、今回も考えさせられる1冊であり、勉強になった1冊でありました。
(08.1.26)
お勧め度
★★★★★Posted by ブクログ -
Kodama's review
『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 靖國論』に続き、3冊目となりました小林よしのり氏の著作。500ページ以上の大作です。色々な意見はあるとは思いますが、日本人として一度は読んでも良いかと思われる一冊です。
(08.2.15)
お勧め度
★★★★★Posted by ブクログ -
小林よしのりは見てくれがキモヲタっぽくて興味が持てなかった
でもここ最近ネットで見て興味を持った
昔ワシズムって本を買ったけど読まずに放置してたのを
読んでみたらおもすれーwwwだった。。
でもって本屋にいって買ってみた。。。
買って正解だった。。。私が間違ってた。。。
人を見た目で判断してはいけま...続きを読むPosted by ブクログ -
アイヌ先住民族決議・沖縄集団自決軍命令問題・「言論封殺魔」こと佐藤優・廃太子などテーマは多岐に渡るが、タブーを巡る全体主義を問題としていることがが書名の副題にも表れている。
描き下ろし作品一本アリPosted by ブクログ -
「靖国問題」について自分の知識のなさを痛感した。
戦死者の遺書には思わず涙した。
しかし著者の意見をそのまま受け入れるのには抵抗がある。
巧妙に論点をずらしたりしていたり、無理のある解釈をしている点が多々あるので鵜呑みにしてはならない。
しかし、勉強になったので星5つPosted by ブクログ -
小林よしのり氏は、ついに結論を見いだした。
薬害エイズ、オウム真理教、歴史教科書、台湾論、戦争論1・2などの数々の問題や著作を通して小林氏は明確な結論に達したのではないでしょうか?
著書にも書いてありますが、それは、「伝統を守ること」。
日本において、戦前と戦後では歴史すなわち伝統が分断されてい...続きを読むPosted by ブクログ -
戦争に対する別の視点を考えさせられます。
今の戦争教育のあり方がいかに偏っていたのか、その偏った教育が私たちに与える影響などを気づかされます。小林よしのりが好き、嫌いにかかわらず読んでほしい。Posted by ブクログ -
[○2007/09/17完読]先人たち、また先祖に感謝することは大切なことだと、若い人達にも感じて欲しいと思いました。大人になってこの分野の本を読むと、人類って私が少年期に感じていた(単なる妄想?)程、進歩してないのだなぁ、と感じます。歴史の知識は、学校で勉強する年齢以上になって、社会経験を少し積ん...続きを読むPosted by ブクログ