小林よしのりのレビュー一覧
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たった200人程度のスペイン人が何故、南米最大の帝国を滅ぼすことが出来たのか。それは帝国が内部分裂していたからです。帝国の造反分子が、「敵の敵」であるスペイン人に見方したんですね。
でも、その手引きした人たちの本当の敵はどっちだったのでしょうか。皇帝だったのか、スペインだったのか。
本当の敵...続きを読むPosted by ブクログ -
小林よしのりの著作品でいちばんの衝撃作はこれだと思うのですが、実はなぜか読むことなく、今日まできて、「天皇論」から、ハマってたどりつきました。
私自身、すっぽりと幼少時からの自虐史観にハマっていて、その洗脳たるや
恐ろしいものだと思っています。
戦争は誰もしたくはないし、行きたくはないが、特攻隊...続きを読むPosted by ブクログ -
何がおもしろいか?というと、自説・持論に反論する評論家や学者への明快な回答の連発である。
権威主義で生きる学者からの、執拗な妬みを伴った攻撃への応酬はすごい。
小林さんがものすごく勉強しているのはよく伝わってくる。Posted by ブクログ -
自虐史観による影響が多大なのは、歴史教科書とこの靖国神社だと思う。
韓国や中国は、靖国神社に位牌や遺骨があると思い込んでいるのだが、
あるのは「魂」だけ。
魂の存在を信じないなら、靖国への戦犯合祀や参拝に文句つけるな、という主張が痛快であった。
靖国の合祀問題を考えるには、それ以前に、戦争責任や...続きを読むPosted by ブクログ -
これは台湾の国造りの物語へとアプローチした一冊。
元は10年以上前に描かれていますが、古びることなく読めました。
マンガという形態ではあるものの、一つ一つの内容が濃く、
読む解いていくのに、非常に時間かかりました。
中でも印象的であったのは、李登輝氏が登場するシーン。
その著書『「武士道」解題』...続きを読むPosted by ブクログ -
7年ぐらい前に読みましたが、1998年に発行されたもの。増刷され続けもう80刷程になるとか。左寄りの方々は、やれ侵略戦争だなんだと日本の悪事については洗いざらい探し出して日本を批判するが、日本が行った善行については一切触れようとしない。あの戦争は決して侵略戦争ではなく、アメリカに仕向けられ(ハルノー...続きを読むPosted by ブクログ
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これまた氏の視点から見た社会の闇が大爆発。
いつもながらお見事。マスコミが本来の力を発揮してくれればいいのに、
堕落しきってるから、ジャーナリズムに彼の様な人がいるのは貴重。
彼もまた「強い」からこそ、ここまで切り込める。
今回の問題は、「『自称』アイヌ民族」、そして「全体主義の島、沖縄!」。
声...続きを読むPosted by ブクログ -
漫画ってやっぱり説得力がある!アメリカが狙ってる、非関税障壁…。ほんとに恐ろしい。財界の声をバックに推し進めようとする政府も、国民にとってどれだけ有利か一切言わず、「第三の開国」とか言うだけ…。
これじゃ、平成の不平等条約になること間違いないし、日本がアメリカの草刈り場なる。本気でつぶさないと。
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歴史というものは一方から見ただけでは全体像をつかめないと思う。視点をその当時の人々の立場によって変えると全然違って見えることが多い。毎度ながら読み応えがあるが、やはり目から鱗のことが多い。また同じ著者の「戦争論」を戦争を知っている父親に読ませた時、自虐史感による戦争や歴史の本ばかりしか知らなかった父...続きを読むPosted by ブクログ
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自由化の美辞麗句のもと、日本の文化、コミュニティを破壊しても何とも思わず、自分達の利権、儲けだけしか考えないグローバル企業、経団連。理念など皆無、今やりくりするだけで精一杯、アメリカ追従だけの民主党。政界・財界とも、人の上に立つ資質・器のない人が上に立っている。日本の指導者層の質の劣化に愕然とする。...続きを読むPosted by ブクログ
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昭和天皇のこと、何にも知らなかった。第二次大戦も、鈴木首相も阿南大将のことも知らなかった。読みながら涙が流れた。これ、ちゃんと学校で教えてもらったっけ?他の人の著書を読んでないからわからないけど、いずれにしても、もっとあの大戦のことをきちんと教育の場で伝えていくべき。戦争論や天皇論も是非読んでみたい...続きを読むPosted by ブクログ
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すべてが『戦争論』につながっている。
戦後史を深く理解するためにも必読の一冊。
A級・B級・C級は罪の重さではない。そもそも東京裁判自体が裁判としてまったく成立していないことはこれを読めば自明のことだろう。Posted by ブクログ -
この本を読んで知ったこと。
①祖先の人々に思いを考える必要性
②「自分のために」を越えたところに「公=国」が現れること
戦争に関しては人並み以下でしか知らないが、国際関係は常に色々な利害関係の中にあることを、改めて、歴史という観点から感じた。Posted by ブクログ -
元々TPPは反対だし、グローバリズムには違和感を感じていた所への小林氏の「国境を越えて富裕層だけが横につなっていくのがグロバーリズムの正体」という言葉は納得できた。そしてアメリカの進めてるグローバリズムも、中国の持ってる中華主義も根っこは同じ。Posted by ブクログ
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昭和20年9月9日、昭和天皇から皇太子殿下(今上天皇)へ宛てた手紙「手紙ありがたう しっかりした精神をもつて元気で居ることを聞いて喜んで居ます 国家は多事であるが 私は丈夫で居るから 安心してください 今度のやうな決心を しなければならない事情を早く話せばよかつたけれど 先生とあまりにちがつたことを...続きを読むPosted by ブクログ
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小林の「国境を越えて富裕層だけが横につなっていくのがグロバーリズムの正体なんだ」という発言にはなるほどと思った。この本を読んでTPPに反対になりました。中華思想とはグロバーリズムである、というのも面白かった。Posted by ブクログ
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小林さんの本はどれも面白いな。グローバリズムを野蛮と批判し、これからはむしろ鎖国(部分開国)していくべきと言い切ってしまうところが痛快だ。自分もそうだったから思うのだけど、このあたりの世界観は著者のご実家が仏門であったことから来ているようだ。Posted by ブクログ
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戦争論 2、戦争論 3と3部作になっています。日本が第2次世界大戦で戦ったことは現在の常識では悪とみなされています。しかし、本当にそうだったんだろうか、という疑問の提起と、実はそうではなかった、という主張です。極端な主張なのでちょっと鼻につきますが、いろいろ考えさせられます。私の祖父の世代や伯父の世...続きを読むPosted by ブクログ