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小林よしのり苦悩す――日本のナショナリズムに火をつけ戦後の言論空間に地殻変動を巻き起こした『戦争論』から9年。日本に出現したのは「危険なナショナリズム」だった。ネット右翼、ネオリベ一派の「偏狭なナショナリスト」は小林よしのりが『戦争論』によって昂揚させた「愛国心」から生まれたのか? 日本に真のナショナリズムは育ちつつあるのか? 今回はパラオ現地取材による「日本統治論」、自らの故郷・福岡から「美しい国」を描く「パトリ(故郷)とナショナリズム」、挑戦的意欲作の「国家と結婚」、など新しいテーマが満載。さらに語り下ろしと漫画による“沖縄戦スペシャル”、ギャグ漫画「ザ・樹海」なども特別収録する。(2007年6月発表作品)
フィックス型EPUB140MB(校正データ時の数値)。
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Posted by ブクログ 2023年12月09日
2007年6月。前半はパラオ共和国に行って『統治論』パラオのような小国では「防衛」を自国のみでするのは無理だろうが「どうせいつか近代化されるなら日本にしてもらってよかった」という感想が伝えられている。替わって支配者となったアメリカは日本によるインフラ整備をわざわざ取り壊した。後半は沖縄で先の『沖縄論...続きを読む
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