荻原浩のレビュー一覧
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一方では、恋愛も生活もままならず、
死とすれすれで生きている男。
もう一方では、
期待がこの上もなく膨らんだところで
残酷極まりない現実に直面する女。
やる気ゼロに近い者と
何度死んでも何度も復讐を繰り返す者。
かと思うと、なんともあどけなく、
可憐で綺麗な魚?女?だとか、
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久しぶりに読書。
荻原浩氏の『二千七百の夏と冬』
縄文・弥生時代のあいだくらいの少年の物語。
ほんとに、久しぶりに夢中で読んだ。
これ、ほんとに面白いよ。Posted by ブクログ -
ユニバーサル広告社シリーズの1作目。
ユニバーサル広告社、こんな会社だったのか…
神様からひと言で気になったので読んでみたが正解だった。大好きなシリーズ。Posted by ブクログ -
あらすじを読んで「入れ替わりネタか、よくある話かな…戦争関係の話は重いし暗いからちょっと気が進まないな」と思ったのですが、読み進めるとさすが荻原さんといったところ。
たしかに重くて暗い部分もありますが、その中での幸せやおもしろさを心地よく散りばめてくれて、「つらいから読みたくないな」という気持ちに...続きを読むPosted by ブクログ -
想像以上に面白かった。どんどん引き込まれていった。
縄文時代から、人が集まれば理不尽な差別や意地悪は存在する。そらになんとか立ち向かって人生を切り開く勇者(ウルクは勇者に思えた)はいるのだな。
縄文時代から弥生時代のカルチャーショックや、よそ者に対する恐れや嫌悪、文化が進めば格差が生まれて、挙句殺...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻は熊との対決が圧巻だった。
そして下巻は打って変わって、ウルクと異世界の話。
ウルクと彼女の結末は分かっていたけれども、応援せずにはいられなかった。
最後の終わり方がすごすぎて、この感想を書かずにいられなかった。
他の著者なら、令和のヒロインで終わっていたと思う。そこをウルクたちで終わらせていた...続きを読むPosted by ブクログ