大崎梢のレビュー一覧
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贅沢なミステリー集でした。
おどろおどろしいものではなく、茶目っ気がやリアリティーがあって1つひとつにはっとしたり、クスッとしたり、温かくなったり。Posted by ブクログ -
このご時世のお話が合って切なくなりましたね。
途中の文章に暗雲が立ち込めてきますが
最後に残った言葉に温まるものがあるのです。
でも、やっぱりこのご時世のあれは憎いよ。
それとある落とし物を拾った人の日記のお話も
心の温まるものでした。
秘密部分は文章通りに解釈しないこと。
(文章上はそうは絶対に...続きを読むPosted by ブクログ -
温かな記憶を巡る「想い出」アンソロジー。
お気に入りは福田さんの「幸福のレシピ」と新津さんの「ゲストハウス」。
「幸福の〜」は、パティシエだった亡き夫の想い出のクリームブリュレの味が忘れられない琴子。旅行先として昔住んでいた神戸で思いを馳せていると、ひょんな事から知り合った一樹と一緒ににスイ...続きを読むPosted by ブクログ -
1が良かったので読んでみた。
6人の作家さんによる短編小説集で、どれも、私も仕事頑張ろう!という前向きな気持にさせてくれるストーリー。
柿谷美雨さんの書くお話を初めて読んだが、とても良かった。この中では一番好きなお話でした。Posted by ブクログ -
想い出編は、昔の想い出のある土地、食べ物を巡る旅です。
「あの日の味は」柴田よしき
20代の時、京都の花園会館という集合住宅で一緒だった美奈、ムーちゃん、テラが三十年ぶりに京都で再会し、懐かしいラーメン店やウクライナ・ロシア料理店など巡ります。ムーちゃんは離婚。テラは病気を抱えており、美奈は独身...続きを読むPosted by ブクログ -
ご贔屓の先生から始めましての先生まで、ほぼ全て楽しく美味しく読めました
たぶん、ご近所のあのお店?とか今度旅行に行ったら探してみよう!とか実在するお店がモデルになっていたりでワクワクしました
想い出編だったからか、ちょっと寂しかったり秘密があったりもしますが最終的には納得できるので安心して読めま...続きを読む -
あなたは『埋蔵金伝説』を信じていますか?
この国のどこかに、現在の価値に換算すると数千億、それ以上ともされる莫大なお宝が眠っているのではないかという『埋蔵金伝説』。『大政奉還のあと、江戸城は無血開城となったが、財宝の類はほとんど残されていなかった』。それは『明け渡す前にどこかに運び出したのだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
本屋さんの中の「日常の謎」を店員の杏子とアルバイトの多絵ちゃんのコンビが解き明かしていくミステリー。
ミステリーと言っても、禍々しいものはなくて、「謎の暗号が示している本は何か」「ある本を買って居場所がわからなくなった母を探せ」「病室に差し入れられた本は誰が選定したのか」などなど。
ストレスなくほ...続きを読むPosted by ブクログ -
電子書籍。
中学生・野々香の身の回りに起こる、本にまつわる小さなミステリーの数々。本が大好きな野々香たちの気持ちが凄く真っ直ぐでありピュアで、読んでいてワクワクした。そりゃ大好きな作家さんの発売前の本が学校に落ちてたら、すごいテンション上がるよね。また響く言葉がたくさんあり、なかでも「たとえ誰か何と...続きを読むPosted by ブクログ -
『成風堂書店には本屋ミステリーが平積みだって!』
成風堂書店を舞台に、書店員・杏子とアルバイト・多絵が、訳ありのお客さんが持ち込んだ謎に取り組んでいく日常ミステリー。元書店員の著者だからこそ書ける本屋の舞台裏、そして、謎を解くヒントとなる本の数々。純粋に面白かった!Posted by ブクログ -
優しい作品が多くてほっとする。
近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
「青...続きを読むPosted by ブクログ -
書店員さんの日常に舞い込んでくる事件。
ちゃんと働いている描写があり、お仕事を放ったらかしにせずに解決していくところが個人的に好きです。
すっきりしたり、キュンとしたり、怖くなったり、温かい気持ちになったり…
色々楽しめました。Posted by ブクログ