大崎梢のレビュー一覧
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福田和代さんの「わらべし長者のつくりかた」が良かった。健斗の祖父のような含蓄のある言葉を言ってくれる人が若者の周りにいてくれると、生きる方向を見失った時にいいだろうなと思った。
仕事を楽しもうとすること。仕事は大変なこともあるけれど、興味をもって、面白がってやっていけば、面白くなっていく。できなか...続きを読むPosted by ブクログ -
日常の中の謎を一生懸命自分たちの力で解いていく、本を愛してやまない中学生のお話
子供が読み聞かせしてもらっている時の真剣な顔を思い出しました
そして、字がまだ読めない時に、ぬいぐるみを並べて読み聞かせをしている後ろ姿も
本は色々な思い出を作ってくれます
たくさん本に触れて素敵な大人になりますよ...続きを読むPosted by ブクログ -
アミの会、お金にまつわるアンソロジー。
どれもおもしろくついつい一気読み、週末で良かった…
百万円分の無駄…新津きよみ
一生遊んで暮らせる方法…原田ひ香
12万円わんこ…大崎 梢
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?…永嶋恵美
わらしべ長者のつくりかた…福田和代
塾に行かない子どものための五つのク...続きを読むPosted by ブクログ -
学校司書と図書室に納品に来る書店員が、学校で起こった謎を解く。
学校司書が、生徒のことを考えた立場であり、生徒の味方でいることが、読んでいてひしひしと伝わってきた。
作中には様々な本が登場するけど、どれも人気作ばかり。読んだ覚えのある本も多かった。
読む子は大人と同じものを読んでいるんだなと改めて...続きを読むPosted by ブクログ -
コミックを先に読んでしまったので、なんとなくの内容はわかっているけれど、やっぱり小説でも読みたいっ!
当たり前だけれど、コミックよりも詳しく描写とかが書かれていてワクワクした。コミック先もありだな。金森くんのお話はコミックの方がドキドキ感が伝わるかも。サイン会を脅かす正体は?!Posted by ブクログ -
百万円分の無駄 新津きよみ
一生遊んで暮らせる方法 原田ひ香
12万円わんこ 大崎 梢
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか? 永嶋恵美
わらしべ長者のつくりかた 福田和代
塾に行かない子どものための五つのクリンプス 図子 慧
二千万円の差額 松村比呂美Posted by ブクログ -
YA向けで、作者の大崎さんが中高生にもたくさん本を読んで欲しいとの願いが込められた作品だった。
ところどころに、有名作家さんの名前や作品名が出てきて、読んでない本は気になり、読みたくなった。
同業者としては、駒子の親身あるレファレンスには頭が上がらない。Posted by ブクログ -
アミの会と気になるお金の話ということで読んでみました。
お金の話でも色々な切り口があって楽しめました。
物の価値やお金で換算できない価値について考えさせられました。
行き過ぎてもやはりダメですね。反省しないと。Posted by ブクログ -
とある高校で司書を務める星川駒子の連作。
日常系ミステリだがとてもいい。シリーズ化するといいなあ。
あと大崎さんの作品は実在の本がたくさん出てくるので嬉しくなってしまう。
読んだことある本も多かったな。Posted by ブクログ -
ある人目的で読んだ方、挙手。
でもこの作品はあることに関して本当に丁寧に
書いてあってさすがお金の人!!と思うことでしょう。
ただし内容はスカッと系ですけどね。
相手に思いやりがないクソ男はグッバイだわ。
あとは最後の作品かな。
あるトラウマを抱えて自分を失ってしまった母親のお話。
救われないと...続きを読むPosted by ブクログ -
お金にまつわるアンソロジー。
テーマがお金という身近でシビアなものなので、どれも興味深く読めた。
原田ひ香さん以外は、初めての作家さん。
「塾に行かない子どものための五つのクリンプス」が一番面白かった。Posted by ブクログ -
とても とても 旅をしたくなった。
海外は、ハードルが高いけど、国内ならすぐ行ける気がする!下田でイルカを見たいし、糸島の塩で握ったおにぎりを食べたい。ようやく、自由に、動ける時が来たのだから。Posted by ブクログ -
すきな作家さんの旅の話は、そこに行ってみたくなる
思い立ったときに気軽に出かけられないこともつらさを感じるけど、あったものがなくなっているのには悲しみを覚えるし、それが壊されてしまったものだったらなおさら非難してしまうだろう
“在る”こと自体が奇跡なんだと思えてしまえば、希望を持てるだろうか、絶望...続きを読むPosted by ブクログ -
女の嫌なところを煮詰めたような話、失敗から立ち直る人のほろりとする話、微笑ましい話と毛色の違う話が色々読めておもしろかった。
特に好きなのは、
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?
わらしべ長者のつくりかた
二千万円の差額
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本屋さんの内部で起こるささやかな?ミステリー。
短編で非常に読みやすかった。
また、登場人物それぞれみんな優しさに溢れていて、読んでいても、心が落ち着き良い作品だったと思う。
じんわりと心が温かくなったのが、
しめのにて君が袖振る
6冊目のメッセージ
できれば同シリーズをまた読んでみ...続きを読むPosted by ブクログ -
『わらしべ長者の作り方』が今の自分にドンピシャ!でした
会社を利用する.一生学び続ける.夢中になれる仕事を探す
もっと若い時から学ぶ楽しさに気づいていればよかったと、最近すごく思う
つい自分の子供には、早く気づいて欲しくてうるさく言いがちだけど、結局自分で気づかないとダメなんだよね
学ぶ楽しさを感...続きを読むPosted by ブクログ -
既存の作品を集めたのではなく、
この本のために書いたんだな。
それぞれの作品の主題というわけではないけれど、
現在のリアルな世界が描かれている。
数年後、読み返した時には
どんな気持ちになるのかな。Posted by ブクログ