大崎梢のレビュー一覧
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女性作家7人の旅をテーマにしたアンソロジー。
行先は京都、神戸、赤羽、広島、長野、ドイツ(ミュンヘン)、横浜。
初めて編に続いてこちらも読んでみました。
それぞれ友達や家族とのふれ合いが描かれていて、優しい雰囲気でとても良かったです。
住んでいた所や行ったことのある所と、食べ物の記憶は深く結び付い...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。同じテーマでも、作者によって、こんなに料理の仕方が変わるんだなあと、当たり前のことだが思ってしまう。みんな、うまいストーリーテラーだと思う。Posted by ブクログ
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あの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る...続きを読むPosted by ブクログ -
お金をテーマにした7人の作家さんの短編集。
2000万円や、FIREなどここ数年でよく耳にした
話題なんかもあり興味深かったけど、
わんこにかかるお金(12万円わんこ)や
趣味に費やすお金(廃課金兵は買い物依存症の
夢を見るか?)なんかが自分と違う目線で
書かれて疑似体験ってわけじゃないけど
心に残...続きを読むPosted by ブクログ -
安定の面白さ!
秘密と言えど、中身もシチュエーションも様々で、こんな発想の仕方があるのか〜と感嘆の声を漏らしながら読み進めました。
コロナ禍の出版とあって、時世を反映しているのも特徴的。
私的には、孤独の谷が1番すきでした。Posted by ブクログ -
幸福のレシピ、横浜アラモードが特に良かった!
大崎さんの文章がとても好きです
おいしいものと想い出が合わさった、素敵なお話が多くてあっという間に読んでしまいました!Posted by ブクログ -
女性ひとりの語りみたいな話が多く、生活に何か辛いことあっても旅や美味しいもので元気になったり、変わるきっかけになったり…という話が多かったので、怖いのやファンタジーじゃない、しっとり系で手軽に手に取りたい人にオススメ。私は坂木司と近藤史恵に惹かれて読みました。
男女関係に踏み込んだ内容もあるので、中...続きを読むPosted by ブクログ -
旅と食って親和性が実に高いよね…
ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
巡っていく旅のお話もよかったけどね。
そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
壊れっこないものね。
それとある事情によって行くことになった
ゲストハウスのお話も印象的。
でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね...続きを読むPosted by ブクログ -
アミの会による旅行本。下田、糸島、函館、サハリン、台湾、オランダ…。知らない場所、美味しそうな食べ物。こんな本読んだら旅行行きたくなっちゃうじゃん!特に良かったのは糸島の話。思わず検索して半ば本気で行きたくなった。Posted by ブクログ
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唐突な飯テロ作品もあるので
空腹時に読むのはきついかもよ…(誉め言葉)
良かったのは、報われない恋をしている女性が
それに手を出した場合、もうダメな時点になって
勧誘した女性に救われる物語。
こういう手法って本当にあるんだよね。
多分実際にあったんだろうね。
その女性のおかげで彼女は救われるんで...続きを読むPosted by ブクログ -
テーマは捨てる
9人の女性作家さんが同じテーマで書いた短編小説
同じテーマと思えないくらい、ゾッとしたり、ドキドキしたり、短編と思えない満足感でした!Posted by ブクログ -
色々な人達の美味しい旅が、いっぱいに詰まっている。ちょっと、えっ?思うような話も有ったけれど、大好きな作家さんの、最後の二つの話が、感動的だったので、星四つ
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旅と美味しいものがテーマのアンソロジー。
糸島の塩、台湾のパイナップルケーキ&北京ダック、アムステルダムのコロッケ。
旅で食べるものは、その空気感ごといただくので、何倍にも美味しくなる。一期一会で出会う人、風景、温度、時に音楽…様々な要素が絡み合って、思い出しても幸せな気分になる。Posted by ブクログ -
久々のアミの会だ〜!どれもこれも美味しそうな料理が出てきたけど、3話目の赤羽編がとても良かった。甘いスイーツに囲まれてこっちも幸せな気分になる。スイーツたくさん買ってアフタヌーンティーごっこしてみたい(笑)Posted by ブクログ
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沙羅の実は一回では理解できず、2回読みました
野ばらの庭へ おとなりの
が好きです。
過去って忘れがちだけど、大切なことが今になって見えてきた時、心の動きが細かく描写されています
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心がきゅっとなってホロッときそうなお話。
神戸の話や、最後の横浜の話なんかは特に。
ゲストハウスの話も好きかも。
なんとなく娘さんはわかったけど、そっちかって感じで。
どれも結構好きでした。Posted by ブクログ -
最後に解説を読んで、この本のジャンルが「日常の謎」というものだと知りました
こういう日常の謎を解決していく本好きです!
この本の杏子と多絵のコンビも最高です!
特に六冊目のメッセージがお気に入りです!Posted by ブクログ