【感想・ネタバレ】おいしい旅 想い出編のレビュー

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Posted by ブクログ

前作ほどではありませんがこれも最後まで読むことができました。最後の話とミュンヘンの空港から街歩きまでの部分が特に良かったです。

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2023年02月28日

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ネタバレ

 温かな記憶を巡る「想い出」アンソロジー。

 お気に入りは福田さんの「幸福のレシピ」と新津さんの「ゲストハウス」。

「幸福の〜」は、パティシエだった亡き夫の想い出のクリームブリュレの味が忘れられない琴子。旅行先として昔住んでいた神戸で思いを馳せていると、ひょんな事から知り合った一樹と一緒ににスイーツ巡りをする事になり…

 夫が定年退職後に自分の店を持つ事を計画し、後輩と一緒に新作のケーキを公案していた事を知る琴子。そして、後輩が店を持つ事となりそのレシピが日の目を見ることができて良かったです。想い出のクリームブリュレがもう一度食べられた事がほんわかした気持ちになれました。

「ゲストハウス」は、バツイチの誠は信州の山奥にオープンしたゲストハウス。そこはかつて誠が15歳まで暮らしていた家だった。そのゲストハウスに、別れた妻に引き取られた娘が会いたいと連絡が来て、赴く事になり…

 誠の別れた妻が何か好きになれませんでした。あまりに自分勝手で…しかも、もう一人プロポーズされて迷ってた人と再婚ってのも引っかかりました。
 誠は器用貧乏で何でもソツなくこなしてしまうのも裏目に出てしまったんでしょうが。

 ゲストハウスの客人の中に目星を付けていた人が意外な繋がりの人で驚きました。こちらも嬉しい誤算な気がしました。

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2022年10月10日

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想い出編は、昔の想い出のある土地、食べ物を巡る旅です。


「あの日の味は」柴田よしき
20代の時、京都の花園会館という集合住宅で一緒だった美奈、ムーちゃん、テラが三十年ぶりに京都で再会し、懐かしいラーメン店やウクライナ・ロシア料理店など巡ります。ムーちゃんは離婚。テラは病気を抱えており、美奈は独身の作家です。ムーちゃんが本当に皆に会いたがった理由は…。
京都には美味しいお店がたくさんありますね。


「幸福のレシピ」福田和代
パテェシエだった夫を病気で亡くした琴子が、神戸で人と会う約束をして、立ち寄った神社で出会った青年一樹とケーキ屋巡りをすることになります。
そして、またしても偶然が重なり…。


「下戸の街・赤羽」矢崎存美
彼氏と別れて実家に帰った美琴がカフェを開く夢を持っている同級生の梨亜と赤羽のカフェ巡りをします。次から次へと出てくるスイーツが全部美味しそう。フィナンシェ、シフォンケーキ、クッキー、パウンドケーキ、マフィン、ショートケーキ、ティラミス、チーズケーキ、軽食&ブランチカフェ、アボガドトースト、パウンドケーキ(バナナ・キャラメル)純水のかき氷etc。これだけ全部本当に食べられたら嬉しいと思います。
そして最後に梨亜がカフェを開こうとする経緯がわかります。


「旅の始まりは天ぷらそば」光原百合
ラジオのパーソナリティの永瀬真尋が局長と語り合う旅の途中の糸崎駅で買って食べた想い出の天ぷらそばの味。天そばの味と香りが漂ってくるようで、凄く美味しそうでした。


「ゲストハウス」新津きよみ
小田切誠は「あなたの娘より」という手紙により、2歳の時に離婚した妻との間にできた娘の沙織に会うために、信州のスイス人夫妻が経営するゲストハウスに行きます。果たして娘は四人の宿泊客のうちの誰か?スイスの国民的鍋料理、チーズフォンデュが美味しそうでした。


「からくり時計のある町で」秋川滝美
矢野七緒が親友だった六花と一年前にケンカ別れして、七年前に六花と一緒に訪ねたドイツを訪ねます。
そんな時一人で七緒がヴァイスヴルストを食べていると、母から六花から結婚式の招待状がきていたと連絡が入りますが…。そして…。


「横浜アラモード」大崎梢
広告代理店をコロナ禍で辞めた明穂が母の友人の姑の83歳になる清子を頼まれて、地元高知から生まれ故郷の横浜に連れて行く旅。清子は実は観光に興味がなく中華街には行ったものの実家の墓参りに行き、ホテルニューグランドで結婚相手とその家族と昔、食べた想い出のナポリタンを食べます。心温まるお話。


今回の想い出編は、想い出というストーリがあり、食べるだけではなくストーリーにも味がありよかったです。
私が一番食べてみたかったのは、スイーツもいいけど糸崎駅の天そばです。京都にはもう一度行ってみたいです。

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2022年08月03日

購入済み

ごちそうさまでした!

ご贔屓の先生から始めましての先生まで、ほぼ全て楽しく美味しく読めました
たぶん、ご近所のあのお店?とか今度旅行に行ったら探してみよう!とか実在するお店がモデルになっていたりでワクワクしました
想い出編だったからか、ちょっと寂しかったり秘密があったりもしますが最終的には納得できるので安心して読めました

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2022年09月29日

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秋川さんや大崎さん、柴田さんというラインナップ!
好きな作家さんの話は読みやすい。

大﨑さんの横浜話はテッパンだな。
小谷村のロッジの真相に、果たして彼は気づくのだろうか。

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2024年03月13日

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一つ二つつまらない話もあったが、おおむね楽しめた。
やはり、短編の名手と言われる新津きよみなど、ちょっと2時間サスペンスっぽいかもしれないが、ひねりがあってうまいなあと思った。
秋川滝美は、ドイツの話だが、とても楽しめ、「ひとり旅日和」は海外編もできるのでは、と楽しみになってきた。

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2023年06月24日

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いろんなタイプの話があって、
飽きずに最後まで一気読み。

特に横浜アラモードが良かったなあ。
ラストの展開でグッときた。
なるほどの伏線回収。

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2023年05月09日

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女性作家7人の旅をテーマにしたアンソロジー。
行先は京都、神戸、赤羽、広島、長野、ドイツ(ミュンヘン)、横浜。

初めて編に続いてこちらも読んでみました。
それぞれ友達や家族とのふれ合いが描かれていて、優しい雰囲気でとても良かったです。
住んでいた所や行ったことのある所と、食べ物の記憶は深く結び付いているものなのかも。
美味しそうな料理がたくさん出てきました。

個人的に長野は好きで白馬へスキー旅行したばかりだったので、「ゲストハウス」に知っている地名が次々出てきて、おぉ!っとなりました(笑)
この作品はミステリーっぽくて印象的でした。

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2023年03月11日

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ネタバレ

あの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る
心がほっこりする話。
下戸の街・赤羽(☆☆☆☆)
何もかもに見切りをつけて実家に帰った美琴と幼馴染の梨亜が赤羽のスイーツ巡りをして元気を少しずつ取り戻す
ふたりが巡ったお店を思わず探してしまった。こんな小旅行も楽しくていいな
旅の始まりの天ぷらそば(☆☆)
コミュニティラジオのパーソナリティ真尋と頭脳明晰、容姿端麗な局長との天ぷらそばの会話
話のさわりにしか感じない内容。元の話がどこかにあるのか??
ゲストハウス(☆☆)
一人で何でもできると皮肉られる男が元生家のゲストハウスに娘と会うために訪れる
男が仕事も家事も何でもできると女への当てつけになるという時代の家族の話
からくり時計のある町で(☆☆☆)
仲違いした親友とかつて訪れたドイツの地を当時を思い出しながら巡る旅
海外旅行いいな
横浜アラモード(☆☆☆☆)
コロナ禍で職を失い実家の高知に帰ってきた明穂が母の友人の義母の横浜旅行の付き添いをする
婆ちゃんともっと旅行したかったな

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2023年03月05日

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幸福のレシピ、横浜アラモードが特に良かった!
大崎さんの文章がとても好きです
おいしいものと想い出が合わさった、素敵なお話が多くてあっという間に読んでしまいました!

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2023年02月03日

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ネタバレ

旅と食って親和性が実に高いよね…

ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
巡っていく旅のお話もよかったけどね。
そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
壊れっこないものね。

それとある事情によって行くことになった
ゲストハウスのお話も印象的。
でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね

最初に出てくる作品は実在店舗が出てきます。
ラーメン店の1つはあまりにも有名ですが
もう1つは現地の人に聞いても?が出たので
本当に穴場でしたね。
ちゃんとやっておられる。

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2023年01月26日

購入済み

色々な人達の美味しい旅

色々な人達の美味しい旅が、いっぱいに詰まっている。ちょっと、えっ?思うような話も有ったけれど、大好きな作家さんの、最後の二つの話が、感動的だったので、星四つ

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2023年08月05日

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久々のアミの会だ〜!どれもこれも美味しそうな料理が出てきたけど、3話目の赤羽編がとても良かった。甘いスイーツに囲まれてこっちも幸せな気分になる。スイーツたくさん買ってアフタヌーンティーごっこしてみたい(笑)

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2022年12月14日

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心がきゅっとなってホロッときそうなお話。
神戸の話や、最後の横浜の話なんかは特に。

ゲストハウスの話も好きかも。
なんとなく娘さんはわかったけど、そっちかって感じで。

どれも結構好きでした。

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2022年11月17日

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色々な話の中で、お祖母さんが生まれ育った横浜に連れて行ってもらって、家族のお墓参りにレストランで姪達と会えたりと、ほのぼのいい話だなぁと。家族の繋がりが希薄になるとありそうでない話なので、ほっこりしました。

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2022年10月10日

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オムニバス形式の短編集でした。
旅行の想い出ごはん、故郷の想い出ごはん…
いろんな想い出ごはんがありました!
国内旅行だけかと思いきや、ドイツの想い出もありました!

コロナも出てくるので、自由に旅が出来ないことへの寂しさや悲しさには感情移入しちゃいました。
久しぶりに旅行に行きたくなりました!
先での想い出ごはんを食べたくなりました!

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2022年10月02日

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秋川滝美さんの「からくり時計のある町で」と、矢崎存美さんの「下戸の街・赤羽」が楽しく読めた。一緒にお店を回ってる気分も味わえるし、最後に元気になれる☆
新津きよみさんの「ゲストハウス」は見事に騙された(笑)
大崎梢さんの「横浜アラモード」はほろっとさせられて、温かい気持ちになれました。

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2022年08月31日

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味って、記憶と密接に結びついているよね。
その時の風景や、人物が鮮明に蘇ってきたりする。
アミの会は、本当に粒ぞろいで贅沢。
どれも優しい雰囲気なのもよかった。
中でも特に「幸福のレシピ」と「横浜アラモード」が好き。
「ゲストハウス」もよかったなぁ。新津きよみさんなので、ちょっとかまえて読んでしまったけどw
2冊あっても、あっという間に読み切ってしまったなぁ。
なんか、おいしいものを一気に食べちゃって、あれー、もうないのかぁって気分。
次、早くー。

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2022年07月29日

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おいしいものがいっぱい出てきておなかが空きます。年配の女性が思い出の味をめぐる旅なので、ホロリとさせられる。スイーツがかなり美味しそう。

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2022年07月29日

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懐かしい土地を改めて訪れる。思い出の地にはやっぱり忘れられない味がある。

若かりし頃の女友達と京都の思い出の味を追いかける話と、これまた女友達と飲んだくれの町でスイーツを食べまわる赤羽編、喧嘩した親友と行ったドイツに今度は一人で行ってみると言う話も面白かったです。
売りに出した信州の実家がゲストハウスになっていて、そのオーナー夫妻に招待されたという話もめずらしく中年男性が主人公で印象にのこりました。

赤羽編は店名を全部伏せていたのが残念。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

旅にまつわる短編集。
そしてそこに「たべもの」の記憶が加わる。

『あの日の味は』柴田よしき
京都で大学時代を過ごした女子友3人の
ひさしぶりの会合。

『幸福のレシピ』福田和代
ふるさとの神戸に戻ってきた老齢の女性と
青年のふしぎな思い出歩き。

『下戸の町・赤羽』矢崎存美
恋と仕事を失って東京から帰ってきた主人公。
友達とふたり、はしごカフェ。

『旅のはじまりの天ぷらそば』光原百合
ラジオ局で職員同士がおしゃべり。
話題はサービスエリアのお蕎麦のこと。

『ゲストハウス』新津きよみ
離婚して生き別れの娘に会うため
ゲストハウスに泊まる男性。

『からくり時計のある町で』秋川滝美
ドイツで想いを馳せる
喧嘩別れした女友達との旅の記憶。

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2024年03月26日

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ネタバレ

秋川滝美さん、大崎梢さんと知っている方が入っていたので、読んでみようと思いました。
初めて読んだ方もいるので、若干読みづらい箇所もありましたが、私自身が食べ物テーマの本が好きなこともあり、どの話も楽しく読み進めることができました。
福田和代さんの幸福のレシピという話はケーキの描写が特に素敵で印象に残りました。
思い出編以外のも読むのが楽しみです。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

「想い出」の関連する旅の7つの物語。 特に印象に残ったのは、大崎梢さんの「横浜アラモード」です。 今の行動が未来に繋がっていくんですよね。 毎日を充実させて悔いが残らないようにすると嬉しい事が起こるのかもしれません。

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2024年01月28日

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旅と想い出と美味しいものが詰まったアンソロジー
大切にしたい思い出、苦い思い出、温かな思い出、閉じ込めていた思い出、思い出にも色々あるけれど、それが自分を型どっていることは間違いない
最近の情勢(コロナ、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食、夜間営業)が見え隠れしているが、そんな事があった時代に出された本なんだよといつか言いたい

福田和代「幸福のレシピ」
神戸へのひとり旅で亡くなった旦那さんとの大切な想い出がいくつも蘇る、温かな気持ちになれる
矢崎存美「下戸の街・赤羽」
リサーチとして友だちとのスイーツ爆買い食いステイ、朝から晩までスイーツだらけでも満足にあるあるとうなずきながら読める
新津きよみ「ゲストハウス」
昔住んでた家がゲストハウスになり、25年会っていなかった娘に招待された
宿泊客に若い女の子は4人、誰も名乗ってこない…娘候補4人のうち誰が正解なのか?結末になるほど納得
大崎梢「横浜アラモード」
80を超えるおばあちゃんを高知から横浜へアテンドする旅
横浜に住んでいたこと、お父さんの洋菓子店のこと、弟のこと、高知へ嫁いだこと、理髪店を営んできたこと、おばあちゃんの人生が紐解かれる最後は優しくて甘い結末

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2024年01月19日

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ネタバレ

嬉しいことや悲しい事等々、遠い昔の思い出も
当時食べていた食べ物を食べることによって
今まで忘れていたのに食べることで当時の記憶
なんかが鮮明によみがえってくる。
何かそういう食べ物と思い出のリンクって
自分に当てはめてもあるよなぁ~なんて
思いながら楽しく読めました。

個人的には神戸でよく遊んでいたので
福田和代さんの「幸福のレシピ」なんかが
すごく身近で知っている店も多く面白かった。
あとは本当の娘を推理しつつ、終盤でそんな
展開はずるいじゃんと思いながら楽しく
読めた新津きよみさんの「ゲストハウス」、
そうそう、なんだかんだ言っても親友って
そうなんだよねと読んでて思った
秋川滝美さんの「からくり時計のある町で」、
人の思いってわからないものだけど、
何だかんだでいい人生を送った人には
いい老後がまってるんじゃないかなぁ~
なんて思った大崎梢さんの「横浜アラモード」
のほっこりとした話なんかも面白かった。

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2023年09月29日

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横浜アラモード、良かった。
気持ちが嬉しくて受け取りたいけど、望んでないこと伝えるの難しいね。傾聴だいじ。でも、皆本心からおばぁちゃんの為を思って、結果的にハッピーエンドでよかった。



ほかは、うーん…
まだ、小説内でコロナ取り上げられるの慣れないな。ロシアの戦争も。我に返って悲しい気持ちになっちゃうかも。

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2023年09月13日

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アミの会のアンソロジー。
どれも良かったですが、私は断然、最後の大崎梢さんの「横浜アラモード」が良かったです。
みんなが、それぞれ思いやりを持って行動するっていいなと思わされるお話でした。

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2023年09月04日

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7名の作家さんによる旅物語。
コロナ禍ではあるがそれを感じさせない温かな旅行記。
あっ〜こんな時期があったんだなぁと思える日が来るんだろうなぁ。

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2023年04月16日

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実力派女性作家集団・アミの会によるシリーズ10冊目。
10冊刊行を節目に今まで付いていた(仮)が取れてスッキリ。

収録作は
「あの日の味は/柴田よしき」
「幸福のレシピ/福田和代」
「下戸の街・赤羽/矢崎存美」
「旅の始まりの天ぷらそば/光原百合」
「ゲストハウス/新津きよみ」
「からくり時計のある町で/秋川滝美」
「横浜アラモード/大崎梢」の書下ろし7篇。

おいしい旅をテーマに描かれているので、食欲をそそる食べ物情報も満載だが友人関係や家族関係を描いた作品にグッと来た。

お気に入りは、少し切ない柴田よしきさんと福田和代さん。

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2023年03月26日

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アミの会による想い出の旅アンソロジー7編。
ゲスト:秋川滝美
「あの日の味は」柴田よしき
「幸福のレシピ」福田和代 
「下戸の街・赤羽」矢崎存美
「旅の始まりの天ぷらそば」 光原百合
「ゲストハウス」新津きよみ
「からくり時計のある町で」秋川滝美
「横浜アラモード」大崎梢

10冊刊行で(仮)が取れたそうです。
想い出の旅がテーマなので、年配の主人公が多め。何十年も経って当時のものが何も残っていないと、あの頃の景色はどこにもないと突きつけられて懐かしいというより悲しいのかもしれませんね…
「幸福のレシピ」、「横浜アラモード」がすごく良かった。

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2022年11月27日

Posted by ブクログ

【収録作品】「あの日の味は」 柴田よしき/「幸福のレシピ」 福田和代/「下戸の街・赤羽」 矢崎存美/「旅の始まりの天ぷらそば」 光原百合/「ゲストハウス」 新津きよみ/「からくり時計のある町で」 秋川滝美/「横浜アラモード」 大崎梢

旅とおいしいものは切っても切れない間柄。というわけで、旅もしたいし、おいしいものも食べたくなるアンソロジー。

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2022年11月24日

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