大崎梢のレビュー一覧

  • おひとりさま日和
    「おひとりさま」な女性達のアンソロジー。
    どの短編も読み応えがあって面白かった!

    寂しい人、変わっている人と色眼鏡で見られがちな「おひとりさま」。
    48歳から84歳の女性が主役の短編で、生き方の手引きを読んでいる感覚になった。色んな選択があっていいんだよな。

    「永遠語り」が切なくて好きだった。
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  • サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3
    シリーズ3作目ですね。
    本屋限定のミステリーなんですよね。
    本好きには共感すると思います。
    次が読みたいですね。
  • 横濱エトランゼ
    あまり得意ではない一文の短いリズム感から最初は読みにくさを感じたが、後半は幾分か普通に読めることができた。(主人公は女子高生) 地元タウン誌のお仕事をできるなんて自分からしたらとても羨ましい、まして地元の歴史をなぞっていくような取材を繰り返しながらそれが形になっていく夢のようなアルバイトを羨ましく思...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    読みに行くいものは飛ばして。
    海外の内容も多かった。
    個人的には国内の短編が読みやすい。
    食べ物はハンバーグ、サンドイッチとか
    挟まれる系が多かったかも
  • おいしい旅 しあわせ編
    全体的に少しビターテイストなアンソロジーでした。

    お気に入りは柴田さんの「夕日と奥さんのお話」

    突然旦那さんが実家の田舎に早期退職して終の住処としたいと言い出した。反対すると、自分に有利な条件で離婚を言い渡されて…

    浮気をされたわけでもなく、価値観の違いが生じてしまったけれど、石垣島への旅で和...続きを読む
  • スクープのたまご
    お仕事小説かと思って手に取ったが
    ミステリー要素も強め。

    週刊誌記者ってあまり良いイメージがないが
    この物語は応援したくなる。
    なかなか表には良さが出てこないけれど
    裏では苦労や仲間との絆が詰まっているんだな~
    と改めて思い直せた。
  • ようこそ授賞式の夕べに
    「成風堂書店事件メモ」の4冊目。
    今回は、本屋、じゃなくて、書店大賞の授賞式の1日を描いた長編。
    なんと〈井辻智紀の業務日誌〉シリーズの面々も大挙登場。

    書店大賞事務局に届いた不穏なFAXを巡って、福岡の書店員・花乃ちゃんに頼られる杏子さん多絵ちゃんに、真柴を介して事務局長直々に相談が持ち込まれた...続きを読む
  • おひとりさま日和
    「リクと暮らせば/大崎梢」
    「幸せの黄色いペンダント/岸本葉子」
    「永遠語り/坂井希久子」
    「週末の夜に/咲沢くれは」
    「サードライフ/新津きよみ」
    「最上階/松村比呂美」
    "おひとりさま”をテーマにした6話収録の短編集で、全作書き下ろし作品。

    アンソロジーは当たり外れがあるけれど、本作は全話面白...続きを読む
  • おひとりさま日和
    一人旅をしながら読んだ。
    最初のリクの話はよかったな〜。
    家族がいても、最期は一人が多いから。
    最期よりも手前での1人になったときの話だから、3rd•4thのライフステージのいろんなあり方は、小説ならでは。参考になります。
  • 27000冊ガーデン
    どんな環境にいる子にも、なんらかの形で、助けになりますように。
    駒子さんの喜び、苦しみ、モヤモヤする気持ちもうまく言葉に出来ない気持ちも、すごく共感できます。
  • エール!(2)
    お仕事小説アンソロジー第2巻。
    坂木司さんのスイミングインストラクターのお話が好きです。レッスン後にインストラクターである主人公たちがジャグジーに浸かってお話する場面が印象的でした。
    「明日も仕事がんばろ!」と思える作品です。
  • エール!(1)
    お仕事小説アンソロジー。
    大崎梢さんの漫画家のお話と、近藤史恵さんのツアーコンダクターのお話がすごく面白かったです!短編だから読みやすい。「エール!」は3巻まであるみたいなので、全部読んでみたいです。
  • おひとりさま日和
    色々なおひとりさまの短編集。
    お気に入りは大崎さんの「リクと暮らせば」。

    散歩もワクチンの世話も施設の人がしてくれる、番犬のサービス。月10万と安くはないけれど、面倒な事は全てスタッフがやってくれるなんて、犬好きにらたまらないサービスですね。そして、優秀で可愛いリクもとても良いパートナーで羨ましい...続きを読む
  • エール!(3)
    憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
    こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
    笑顔になる一瞬がある。
    生活の為に働くのだから割り切る、
    という考えもある意味正解だと思うし、
    この仕事が天職だと思っていたのに、
    向いてないって挫折する事も多分ある。

    大変そうだね、と言われる仕事に、
    笑顔で楽しげ...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    「わらしべ長者のつくりかた」の考え方が参考になった。おじいちゃんの「日本人の悪い癖だと思うんだが、仕事を楽しもうとしないんだな。働くことはしんどいことだと、自分で自分に呪いをかけてるんだ。」って言葉よかったな。楽しさや面白さは自分でつくっていくしかないんだよね。

    「二千万円の差額」も好きだなぁ。切...続きを読む
  • 27000冊ガーデン
    心優しい推理小説って感じの本。故に少し物足りなく感じる人がいるかも。図書司書さんの思いが知れたのは新鮮でした。
  • おひとりさま日和
    アンソロジーだけど1つ1つが読み応えがあった。
    これからの時代はおひとりさまが普通になるんだろうな。
  • おひとりさま日和
    テーマゆえなのか、主人公が高齢女性が多かった。
    もっと色々なパターンの「おひとりさま」が見られるかと思ってたので、ちょっと残念。アンソロジーは色々な作者さんを楽しめるのがいいのに、同じ感じの作品が続くと、ね。
    そんな中、「永遠語り」がちょっと違った雰囲気で1番私の好みだった。
    次点は「リクと暮らせば...続きを読む
  • ドアを開けたら
    「この遺体なかったことになりませんか」
    ってワードに、なってたまるか。って
    ツッコミながら本屋で手に取った。

    マンションの一室で発見された死体が
    消えたと思ったらまた現れる。

    読み始めたらどんどん引き込まれて
    気がついたら読み終わってた。

    めちゃくちゃ面白かった
  • さよなら願いごと
    最初、教科書に載るような、入試に出るような…なんて思っていたが、とんでもなかった。

    時間軸を縦に読ませる伏線により、様々な想像をさせられ、やめられなくなるが、その軸自体の発送がミスリードだと気づかされる瞬間は驚いたし、一章に関しては風景や服装などの頭の中の光景が変わる。