ようこそ授賞式の夕べに

ようこそ授賞式の夕べに

621円 (税込)

3pt

書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。その授賞式の当日、成風堂書店に勤める杏子と多絵が会場に向かおうとした矢先、福岡の書店員・花乃が訪ねてくる。「書店の謎を解く名探偵」多絵に、書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を解いてほしいという。同じ頃、出版社・明林書房の新人営業マンである智紀にも、同業の真柴を介して事務局長直々に同様の相談が持ち込まれる。華やかな一日に不穏な空気が立ちこめて……。授賞式まであと数時間。無事に幕は上がるのか?! 〈成風堂書店事件メモ〉×〈出版社営業・井辻智紀の業務日誌〉両シリーズのキャラクター勢ぞろい。書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリ。/解説=宇田川拓也

...続きを読む

ようこそ授賞式の夕べに のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    登場人物がとても多くて頭がついていかなかったけど、きれいな幕切れと幸せなエンディングに心が熱くなった。
    再読したいかと聞かれると微妙だけど、やっぱり大崎梢の読後感は良いな、と思った。

    0
    2017年10月11日

    Posted by ブクログ

    単行本で既読だけど、サイン本を見付けたので迷わず入手&再読♪
    本屋大賞(作中では書店大賞だけど。)に絡んだ不穏な動き。
    謎に挑むのはお馴染み成風堂書店の名探偵!
    出版社営業マンのひつじくんこと井辻君もがんばる!(笑)
    守る会の面々もナイス♪
    本屋大賞には、色々な思いを持つ人がいるのは残念だけど仕方が

    0
    2017年03月14日

    Posted by ブクログ

    明らかに本屋大賞を意識していることが分かる文学賞にまつわる事件を書店員チームと出版社の営業チームが協力して解決する話。
    本屋大賞に対する心無い批判も恐れることなく取り上げつつ、本を愛する人たちの想いを評価した良い作品でした。
    若者もYouTubeばかり見ていないで、もっと本を読んで欲しいです。

    0
    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    「成風堂書店事件メモ」の4冊目。
    今回は、本屋、じゃなくて、書店大賞の授賞式の1日を描いた長編。
    なんと〈井辻智紀の業務日誌〉シリーズの面々も大挙登場。

    書店大賞事務局に届いた不穏なFAXを巡って、福岡の書店員・花乃ちゃんに頼られる杏子さん多絵ちゃんに、真柴を介して事務局長直々に相談が持ち込まれた

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    「書店大賞」事務局に届いた不穏な内容のファックス。
    その謎を、福岡から授賞式のために上京した書店員の佐々木花乃の依頼で、成風堂書店の杏子と多絵が解き明かす。

    今回は、出版社の営業、井辻智紀、真柴たちも関わり、同じ謎が立体的に解き明かされていく。
    大がかりな仕掛けが楽しい。
    ただ、福岡、金沢、北関東

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    書店ミステリ第四弾!
    三弾を読んだのは何年前か。ひつじ君シリーズも読んでるけど、いつの事だったか。

    読み始めた途端に、あの頃の記憶が蘇り、物語の、中に入り込んでいった。

    今回は、本書内では「書店大賞」と銘打たれている「本屋大賞」でのお話。

    謎が謎を呼び、本屋の名探偵は相変わらずの活躍で、一気に

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    本屋大賞を題材にした長編。最高に良かった。謎解きとしても良かったし、本や本屋に関係する人々の思いが詰まったかなりの良作。

    0
    2018年02月02日

    Posted by ブクログ

    2つのシリーズの人物が一同に会してのミステリー。本屋大賞がどうやって生まれて運営されているか、どういう課題を抱えているか、リアルにわかる読み物でした。
    アンチ本屋大賞の意見はもっともなんだけど(私も同じように感じている)、それでも必要なお祭りなんだよなあ、と。
    亡くなった店主の書き残したメッセージの

    0
    2017年07月04日

    Posted by ブクログ

    本屋大賞のお話。本屋大賞というイベントに対してさまざまな立場の人の気持ちが詳しく丁寧な言葉で力強く表現されてます。本屋大賞に対しての見方が変わるかも。そんな作品です。

    0
    2017年06月25日

    Posted by ブクログ

    ずっと読み続けている大崎さんのシリーズ。
    大好きな2つのシリーズが合体した!

    私たちも毎年楽しみにしている本屋大賞が
    そのやむにやまれず生まれた経緯も
    その知名度ゆえにはからずも抱えてしまう
    闇や着てしまう汚名も含めて 真の姿で
    描かれていることは疑いようもない。

    多くの言葉で感想を述べるの

    0
    2017年04月29日

ようこそ授賞式の夕べに の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ようこそ授賞式の夕べに の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

大崎梢 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す